今回のローザンヌ国際バレエコンクールが行われている国、スイスは、ヨーロッパのほぼ中央、アルプス山脈が走る山と高原の国です。そして、金融大国である一面の他、国連本部や国際赤十字など国際機関の本部が多く置かれており、永世中立国家として多くの大国に囲まれながら中立を維持し続けています。
|
|
ここローザンヌも、国際オリンピック委員会(IOC)の本部が置かれ、オリンピックの首都(Olympic Capital)とも言われ、街の至る所にオリンピックのマークが目に入ります。ローザンヌコンクールの舞台でもあるボーリュ劇場の表面にも、そのロゴとOlympic Capitalのマークが見られます。また、世界水準のビジネススクールやホテル学校などの教育機関、そして20世紀の偉大な振付家であるモーリス・ベジャールが設立したベジャール・バレエ団などの芸術団体があることでも有名な街です。
ちなみに、ローザンヌのあるスイスでは、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4言語が使われています。
|
|
今回の記念すべき40周年のローザンヌ国際バレエコンクールは、30カ国から226人(女子168人、男子58人)の厳選されたビデオ審査の通過者70名が参加しています。参加者たちの国籍はもちろんのこと、言語もまた様々なのでコンクール会場では様々な言葉が飛び交います。ですからレッスンの時は、スタジオや舞台のそでに数名の通訳の方が先生の言葉を訳し伝えています。言葉の壁で参加者それぞれの立場が不利なものにならぬよう、通訳を介したり、複数人で多言語を使用しコミュニケーションを取ったりと、みんな工夫しています。
さて、3日目の今日は初めてステージではクラシック・ヴァリエーションのレッスンの通し稽古がありました。みなさん限りある各自の持ち時間の中で、慣れない傾斜のある舞台での稽古を、集中し真剣にこなしていました。舞台脇では、練習やイメージトレーニングなどをしながら自分の順番を待ち続け、その時を待ちます。
そして第40回ローザンヌ国際バレエコンクール決戦出場者が決定しました。
http://www.prixdelausanne.org/Prix_de_Lausanne_2012_Finalists.pdf(PDFファイル)
日本人の決戦出場者は次の5名です。
●早乙女 愛毬(15歳11ヶ月、Amari Saotome)
山本禮子バレエ団付属研究所
ヴァリエーション:『パキータ』の第一ヴァリエーション
●田代 梢(16歳1ヶ月, Kozue Tashiro)
田中 千賀子ジュニアバレエ団
ヴァリエーション:『リラの精』
●菅井 円加(17歳6ヶ月, Madoka Sugai)
佐々木 三夏バレエアカデミー
ヴァリエーション:『ライモンダ』
●藤井 彩嘉(18歳5ヶ月、Ayaka Fujii)
Kirov Academy of Ballet of Washington D.C
ヴァリエーション:『ラ・バヤデール』ガムサッティ
●加藤 凌(18歳5ヶ月, Ryo Kato)
National Conservatory Dance School-Lisbon Portugal
ヴァリエーション:『ラ・バヤデール』ソロル
|
|
|
|
|
|
|