ブルーシャ西村 text by BRUIXA NISHIMURA >>WEBサイトはこちら
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●イタリアのダンスカンパニー「コンパニーア・アテルバレット」

 11月8日から12日まで、BAMにて、イタリアのダンスカンパニー、コンパニーア・アテルバレットの公演がありました。 このカンパニーは、1979年に創立され、96年まで、アメデオ・アモディオが芸術監督でした。97年から現在の芸術監督はマウロ・ビゴンゼッティです。
『ル・ノーセス & ペトゥルーシュカ』という作品です。ストラヴィンスキーの音楽で、振付はマウロ・ビゴンゼッティです。

この公演は、とても素晴らしかったです。振付、ダンサーたち、舞台セット、衣装ともに良かったです。 さすが、芸術の国イタリアのカンパニーだけあって、舞台セットの長いテーブルやイスのデザインもモダンでカッコよく、衣装や髪型もとてもカッコよかったです。正装が中心です。観てよかったです。

「ル・ノーセス」は、舞台中心に、長い食卓のような大きな長細いテーブルが置かれ、そのテーブルが2つに分けて置かれたり、 1つにくっつけて置かれたり、動かされながら、ダンサーたちはその上と下で踊りを順番に繰り広げ、各自イスを持って使いながら踊っていました。 全体的に、白と黒のみの色彩で、明暗が激しい照明使いでした。デザイン的に美しくキマッているので、視覚的に絵画の連続のような公演でした。 クラシックバレエのような豪華絢爛な舞台セットと対照的で、シンプルで無機質で、金属的でモダンな舞台セットでした。

「ペトゥルーシュカ」は、カラフルな洋服が虹のようにグラデーションでたくさん掛けられているブティックのようなところから始まります。 そこで、一人の男が、一人入り込んで、色々と服を盗んでいるところを、見つかる話しから展開する作品でした。


●ニューヨークの「ラー・ルボヴィッチ・ダンス・カンパニー」

 11月8日から12日まで、ニューヨークベースのカンパニーである、ラー・ルボヴィッチ・ダンス・カンパニーの公演が、NYU・スカーボールセンターにて行われました。 ラー・ルボヴィッチはシカゴ生まれで、バレエだけではなく、アイススケーティング、ミュージカル作品も手がけています。このカンパニーは歴史が古く、1968年創立で、世界的に活動しています。 この公演は、二つの作品で構成され、どちらもとても素晴らしい振付でした。観てよかったです。
 このコラムでインタビューをしたことがある、アメリカで活躍している日本人ダンサー、福田純一も、カンパニーのメンバーとして公演に出演しています。

 1つ目の『エレメンタル・ブルベック』は、初演作品で、福田純一も出演していました。バレエっぽい振付の、さわやかな作品でした。
 2つ目の『メンズ・ストーリーズ』は、振付は一つ一つ素晴らしかったですが、非常に長い作品で、観客の集中力が持たないほどでした。 見応えがありましたが、観終わった後に、「疲れた」と周りの人々は言っていました。 クラシックベースで、とても基礎が出来ているダンサーたちの踊りだったので、安心してみることが出来たし、美しかったです。

 

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