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レポート:針山 真実 
[2013.04.19]

YAGPのニューヨークシティ・ファイナル 審査員も登場して決勝ラウンド開始!

決勝進出者の発表はジュニア女子の部を除いて当日の朝まで発表されず、出場者たちだけでなく、指導者たち、家族、コンクールのファンはソワソワ、ドキドキの一夜を過ごしました。

130418YAGP_03.jpg バックステージでチェックを受けるダンサーたち

朝になって発表された決勝進出者たちは午後1時30分からリハーサルが行われました。
会場のデービット・コッチシアターでは管理が大変厳しく、決勝に進出したダンサー一人につき付き添いで中に入れるのは一人と厳しく限定され、会場の入り口前では係員が決勝に進出した人かどうかをリストとトランシーバーで確認し、一回会場の外に出るとまた入り口で確認の繰り返し。
 
本番は午後7時からスタートしました。
まずはアメリカを始めヨーロッパ各地の名門校から集まった審査員たち24名が一人ずつ紹介され、その中でも大きな拍手を受けたのが、元アメリカンバレエシアターのバレリーナだったニーナ・アナニアシヴィリと、同じく元アメリカンバレエシアターでスターだったフリオ・ボッカ。
そして地元でもあるジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクールのディレクター、フランコ・デヴィタが紹介されると大きな拍手が贈られました。

審査が始まると進行はとても早く行われ、演技が終わったとたんに次のダンサーが紹介され、踊り終わったダンサーがまだ舞台袖に向かって歩いているのに次のダンサーが出てきた事もあり、あまりにも焦りすぎではないかと思うほどでした。
会場の後方、最上階では決戦に進むことが出来なかったダンサーや、アンサンブルで出場しているダンサーたちが鑑賞しており大盛り上がり。自分のバレエ学校からの出場者が登場すると、大きな声援で応援したりしていたのですが、さすがに審査途中に、演技中でターンが決まると拍手を沸かせたり、連続技が出てくるとすぐに手拍子を起こすのには、審査の妨げになるので控えてくださいとのアナウンスが入りました。
 
それにしても期待通り、噂通りのレベルの高さ、どのダンサーが入賞しても不思議ではないと思いました。
とくに足先の甲のしなりが美しいダンサーが多く、一歩足を前に出した時のかかと前の美しさや、両足を一本に揃えたて立った時のスッスの美しさなど、特に女性はバレリーナとしてのポイントワークの基本が出来ていないと決戦には進めないのだと感じました。そして上体から首のラインの使い方と、長い腕の流れが自然と繋がって滑らかに踊るダンサーはとくに美しい印象が残りました。

審査結果は18日の3時以降に発表されます。
このレベルの高さだと審査員はおそらく審査会議で一夜を明かしているのではないか? と思ってしまいます。発表が楽しみです。
次回は決勝で見た日本人ダンサーと印象に残ったダンサーをレポートをします。

130418YAGP_01.JPG 決戦とガラが行われる劇場 130418YAGP_02.jpg 決戦とガラが行われる劇場
130418YAGP_04.jpg 日本から参加したダンサーたち 130418YAGP_05.jpg ファイナル終了後のパーティ