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レポート・写真/針山 真実 
[2014.04.14]

ユース・アメリカ・グランプリ2014 ファイナルラウンド

2014年4月9日
ユース・アメリカ・グランプリ・ニューヨーク・ファイナルのファイナルラウンドが先ほど、リンカーンセンターにあるDAVID H. KOCH THEATERで行われました。
日本を含む世界各国で開催された予選会から選ばれてニューヨーク・ファイナルに出場を果たしたダンサーたちが、さらに選び抜かれて出場することが出来るニューヨーク・ファイナルの決戦です。

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決戦に残ったのはジュニア・女子の部 20名。シニア・女子の部 18名。ジュニア・男子の部 13名。シニア男子の部が19名でした。
客席にはニューヨーク・ファイナルに出場したダンサーたちも、今日は決戦を見るために集まっていて会場は満員。一つ一つの踊りごとに歓声と拍手が湧き上がりたいへん盛り上がっていました。
中でも最も歓声が上がったのは日本から参加し、『ラ・バヤデール』のヴァリエーションを踊った二山治雄さんの踊りと、二山さんの次に『ドン・キホーテ』を踊ったキューバからのシーザー・カレラスさんです。

今回4月3日から行われた予選も、全てではありませんが見に行ってきました。予選で印象に残ったことは、必要以上に表現をしたり、足を必要以上に高くあげるとと美しさが欠けること、そしてコンクールということもあってか、テクニックを多く入れたダンサーが多かったのですが、3回転や4回転を軸がずれても回り続けようとするダンサーや、トゥシューズから落ちても滑るように回っているダンサーを見ると、スタジオでの練習ではテクニックはきっと決まっていたのだと思いますが、いつもと違う床の上で、そしてコンクールという緊張感の中ではいつも通りに落ち着いて踊ることはやはり難しいと感じました。
その点から見ると日本から参加した皆さんの踊りは、正確でとても美しく洗練された踊りでしたし、衣装の色合いや装飾もとても良かったです。

140414yagp02.jpg 会場ロビー

今日の決戦に選ばれた出場者の共通点は、バレエの基本がしっかりと身についていること、必要以上に表現を加えずにその役に沿った表現であったこと、そして回転などのテクニックもとても安定していて、芸術性を感じました。
今年もレベルが高くて接戦でしたので順位を付けるのはたいへん難しいと思います。
女性ダンサーの足の出し方やトゥシューズで立つ足の強さはとても美しく丁寧で、五番ポジションやポーズの体の向きの正確さはもちろん、腕の流れ、首の使い方、指先も美しかったですし、表現力、ポーズを見せるタイミング、そして音楽性もみなさんとても素晴しかったと思いました。
男性ダンサーも柔軟性は女性も顔負けしそうで、美しいポーズのラインも目立ちましたし、もちろん回転やジャンプと言ったテクニックにもたいへん感心しました。
今夜は出場者のパーティーが行われており、明日は授賞式とガラ・パフォーマンスが行われます。

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リンカーンセンター

[決戦に選ばれた日本からの出場者]
◎ジュニア女子の部

井関 エレナ
井阪 友里愛
若林 侑希
鈴木 優希
◎シニア女子の部
雨宮 瑞希
山田 夏生
◎ジュニア男子の部
益田 隼
大塚 渓
◎シニア男子の部
二山 治雄
森本 亮介