歯科医療従事者のパフォーマンスをサポートするウェアを開発

2021/12/01掲載

"人生を、芯から美しく。"

『Chacott』より歯に着目した
パフォーマンス向上プロジェクト第1弾

歯科医療従事者のパフォーマンスをサポートするウェアを開発

2021年12月1日（水）

"人生を、芯から美しく。"をブランドフィロソフィーに掲げブランディングを推進している、オンワードグループのチャコット株式会社(本社：東京都渋谷区　代表取締役社長:馬場昭典)は、歯科材料の輸出入・販売等を手掛ける株式会社岡部（本社：福岡県福岡市　代表取締役社長：岡部真一）との協働事業第1弾として、「Chacott Medical Wear（チャコットメディカルウェア）」を開発いたしました。

当社は、ダンサーのパフォーマンス向上のため、ウェアやシューズに限らず各種トレーニンググッズの開発も行って参りましたが、さらにパフォーマンスを向上させるポイントとしてダンス医科学の領域に注目しており、中でも「歯学」は重要項目でした。また、2011年に施行された「スポーツ基本法」の第16条「スポーツに関する科学的研究の推進等」には、「国は、医学、歯学、生理学、心理学、力学等のスポーツに関する諸科学を総合して実際的及び基礎的な研究を推進し、これらの研究の成果を活用してスポーツに関する施策の効果的な推進を図るものとする」として歯学が挙げられています。アスリート同等のパフォーマンスを求められるバレエダンサーにおいても、美しい姿勢やスムーズな重心移動には、噛み合わせが影響することが認識されており、実際に歯列矯正に取り組む若いダンサーも多くいます。

一方、全国の歯科医院と幅広いネットワークを持つ株式会社岡部は、歯科医療の現場をより働きやすい環境にするとの目的意識を持っており、「歯科医療の機器は進化しているのにウェアが進化していない。実用性、機能面に加え、美的面も意識したウェアを現場の皆さまに提供したい」との課題提起がありました。今後、歯学を通じたパフォーマンス向上を目指す当社の方向性にも共感を得られたため、まずは歯科医療従事者のサポートから着手することとし、ウェアの開発に取り組みました。

もとより当社は「クローズからオープンへ」を戦略として、バレエと向き合うことで培ってきたノウハウを、バレエの中にとどめることなく、より多くの方にご利用いただくよう、生活シーンへの広がりを目指しています。「働く」こともそのシーンであり、とりわけ女性が多く、動きやすさが求められる場のひとつが医療の現場。そこでは緻密な作業への集中力が必要とされ、立ち・座りの業務が多く、それにはバレエの繊細な動きに寄り添うウェア作りを行ってきたチャコットのノウハウをふんだんに採用することが出来ました。働く現場にも心の豊かさや心地良さが求められるいま、このメディカルウェアを着用することで、歯科医療の現場で働く人々が素晴らしいパフォーマンスを発揮していただくことを目指しています。

【エレガンスと機能美を意識した4つのPoint】

Point 1　激しい動きに対応したパターン技術でパフォーマンスアップ

バレエダンサーの動きへの追求で培ったパターン設計を採用。

広い可動域に追従して、動きのストレスを軽減します。