<第2回>プロフィギュアスケーター鈴木 明子さん「スケートの衣裳ができるまで」
2014/6/20掲載
いよいよプロフィギュアスケーター鈴⽊木明⼦さんのとのコラボ企画
「"フィギュアスケート衣裳ができるまで"追っかけリポート」が始まります。
第2回「デザイン決定・採寸編」
前回の「デザイン打ち合わせ」でいただいた鈴木さんからのリクエストをもとに、デザイン画を3つ見ていただきました。
ご希望だったイエロー(写真左)以外にジプシーのイメージでデザイナーがおすすめする別の案、黒いショール風の飾りがポイントのグリーンの衣裳(写真中央)、赤・ピンク系の花のモチーフをあしらった衣裳(写真右)の3つをご提案しました。
鈴木さんの反応は・・・
やはり最初のイメージ通り、イエロー×黒のデザイン画が選ばれました!
デザインの方向性が決まったところで、実際黒いメッシュ素材をイエローの生地に乗せたりしながら、どの色にするか相談します。
その結果、やや明るめの山吹色っぽいイエローにすることにしました。
ご本人の要望は固まりましたが、振付の宮本先生のもご意見を伺います。
選手の方によって違いますが、フィギュアスケートの衣裳は、ご本人の意見のほかに、コーチや振付師、親御さんなどのご意見が反映されることが多いようです。
後日、宮本先生に3つのデザインがをご覧いただき、最終決定したのがこちら!!
3案出たなかの、イエローとグリーンのデザインをミックスした案が採用されました。
そして、宮本先生からの「フリンジは無しで!」というご意見を採用し、代わりに飾りをつけることになりました。
黒のネットが効いていて、素敵な衣裳になりそうです♪
このデザイン画が実際どのように形になっていくか注目してください!
毎日忙しい鈴木さん、合間をぬって採寸させていただきました。
この採寸データをもとに、パターンをひき、試作品を作ります。その工程はまた次回♪
プロフィギュアスケーター 鈴木 明子さん「スケートの衣裳ができるまで」
- 第1回:デザインの打ち合わせ
- 第2回:デザイン決定・採寸編
- 第3回:パターン・トワルチェック(試作)編
- 第4回:仮縫い編(前編)
- 第5回:仮縫い編(後編)・本縫い編
- 第6回:飾り付け編
- 最終回:完成編