INTERVIEW Vol.2
ココロとカラダのちょうどいい関係
(ピラティスインストラクター)
AYUMI TSUJIMOTO
自分のココロとカラダをケアする大切さ
その大切さを伝えていきたい
私がピラティスをはじめたとき、まさに人生のどん底でした。3歳からバレエをはじめ、大学4年生のときに念願の劇団四季に合格。「ライオンキング」など演目にも恵まれ、文字通り全身全霊で頑張っていました。しかし、首の頚椎をやられてしまい退団。しばらく失意の中にいましたが、偶然目にしたピラティスをやってみることに。すると身体の痛みが改善。今思えば、セルフコンディショニングが足りてなかった。
今では浸透しつつあるクロストレーニングの概念が当時はあまり浸透していなかったので……。もしあの頃ピラティスを知っていたら、もう少し踊り続けられたかもしれない。自分の怪我の経験から、ダンサーの方にもピラティスの魅力を知ってもらいたい。そんな想いから講師を志すようになりました。
バレエ素材だからこその優美さ
所作まで美しく映える着映え力
劇団四季に入るまでバレエはずっと続けていたので、幼い頃からチャコットのレオタードは憧れの存在でした。エレガントで品があって、所作の美しさが際立つ。だから「Chacott BALANCE」という、バレエで培った技術や素材を活かしたフィットネスウェアラインの存在を知り、すぐに惹かれました。
これはNILOというレオタードでも人気のストレッチ素材を使っていて、まるで着ていないかのように軽い。フィットネスのウェアはスポーティなものが多いので、随所にレーシーなものを用いた繊細なものはありそうでなかなか出会えません。
レッスン時のウェア選びは
何より品のよさを重視して
ピラティスのレッスンのときは、ウェア選びも意外と大事。特に対面レッスンでは素敵なウェアを着ていると生徒さんの反応もいいです。「先生のウェアが可愛いから同じものを買いました」と言われることもあり、生徒さんのやる気にもつながっているような気がします。
これは私の考え方ですが、生徒さんが女性でも、過度な露出や下着のラインが出るものは避けるようにしています。どうしたって気になってしまうので、レッスン自体に集中できるようにと心がけています。このNILO素材は下着のラインが驚くほど響きにくく、軽くて動きやすいです。
レオタードでも人気のインポート素材。軽量で、ストレッチ性が高く肌ざわりもなめらか。UVカット機能があり、薄手で軽く、心地よいフィット感に。
自分の理想へ一歩、また一歩
毎日少しずつ進化していける
劇団四季にいたころはかなりの運動量でしたが、今の方がひと回りくらいすっきりしていると言われます。ピラティスはコアインナーを鍛えるので、続けるほどに身体がしなやかに変わってきます。最初は身体のラインを出すことに抵抗がある方も、回を重ねるごとに変化が分かりやすいフィット感のあるウェアに移行していくことが多いです。
私の場合、地味になりがちなブラックは避けていましたが、これは胸元から袖にかけてレースをあしらったデザインで華やか。レギンスもサイドのレースで脚長に。ピラティスは鏡に映る自分と向き合うことも多いので、自分がきれいに映るウェア選びも大切。私自身もより理想の身体に近づけるよう、日々向き合っていきたいです。
肌なじみがよく、高いストレッチ性と程よいフィット感でレオタードとしても人気が高く、接触冷感と消臭効果がある素材なので、汗をかきやすいこれからの時期にぴったり。
※掲載商品はすべて総額表示(税込)になります。
PROFILE
(ピラティスインストラクター)
AYUMI TSUJIMOTO
3才からクラシックバレエを始め、学習院女子大学(2005年度ミス学習院女子大学)卒業後に劇団四季に入団。「ライオンキング」「マンマ・ミーア!」「エビータ」「コーラスライン」に出演。頚椎の怪我をきっかけに退団。コンディショニングで始めたピラティスに感動するとともに、自身の怪我の経験から現役ダンサーにコンディショニングの大切さを広めたいと思い、ピラティスインストラクターに。指導歴11年。その後、栄養コンシェルジュ®の資格を取得。運動指導とともに食からのアプローチとして、栄養指導を開始。企業セミナー実績多数。
た今年から参加した PASMIで行っているオンラインクラスのピラティスクラスを担当。さまざまなクラスを受けられるクロストレーニングを通して、ダンサーの健康面に貢献。