<第3回>プロフィギュアスケーター鈴木 明子さん「スケートの衣裳ができるまで」
2014/7/01掲載
いよいよプロフィギュアスケーター鈴⽊木明⼦さんのとのコラボ企画
「"フィギュアスケート衣裳ができるまで"追っかけリポート」
第3回「パターン・トワル(試作)チェック編」
今回は、デザインが決定し、採寸も済んだところで、いよいよ平面から立体になっていく過程をお届けいたします。
デザイナーが描いたデザイン画と指示書を元に、パタンナーと呼ばれる人がパターン(型紙)を起こします。
今回担当するのは、パタンナー 曳野です。
昔は、定規を使って紙に鉛筆で描いていたパターンも、今はこんなスタイルに・・・
打ち込んだデータは、こちらの機械から型紙になって出てきます。
線だけでなく、文字情報も書き込まれています。
そして、実際の布で作る前に別の生地を使って組み立てます。これがトワルと呼ばれる試作品です。
今回はピンク系の生地だったのでイメージが違いますね・・・
山吹色で想像してみてください(笑)
ミシンで縫製したボディに付属のパーツを一部手縫いやピンで仮留めをした状態で、黒いネット・チュールの付け位置や幅、スカートの丈やフレア分量など、全体のバランスを見ながらデザイナーがチェックします。
今回はボディにつけるチュールの幅と付け位置について指示されました。
デザイナーのチェック後は、修正された部分をパターンに反映させ、今度は仮縫い用に実際の生地をt受かって組み立てていきます。
その続きはまた次回♪
プロフィギュアスケーター 鈴木 明子さん「スケートの衣裳ができるまで」
- 第1回:デザインの打ち合わせ
- 第2回:デザイン決定・採寸編
- 第3回:パターン・トワルチェック(試作)編
- 第4回:仮縫い編(前編)
- 第5回:仮縫い編(後編)・本縫い編
- 第6回:飾り付け編
- 最終回:完成編