舞台メイクに必要なブラシはどれ?②
2023/8/12掲載
舞台メイクに必要なブラシはどれ?①に続き、より詳しくブラシの特徴をご紹介してまいります!
今回は、フェイスパウダー・ハイライト・アイブロウの工程で使用する、3本のブラシをピックアップしました
ぜひ最後までご覧いただいて、ブラシマスターを目指しましょう
パウダーブラシ072
ふんわりと柔らかい肌当たりです。本番後はデイリー用として、プレストタイプのファンデーションを乗せることもできますよ
パフでたっぷりとおさえた後、余分なパウダーをはらい落とすために使用します。
ベースメイクが均一に仕上がり、くずれにくいメイクアップに繋がります。毛量が多く、やさしい肌当たりが特徴です。
実際にブラシの使用してみます
スティックファンデーション187のみを塗った状態。ぺたぺたとした質感で、これだけだと、色が落ちやすいです。
フィニッシングパウダー763をパフで乗せました。さらっとするまで乗せると、白浮きし、ムラになってしまいました。
パウダーブラシ072で余分なパウダーをはらい落としました。ムラが無くなり、均一な仕上がりになりました
アイブロウブラシ079
かための毛質で、細いラインが描きやすいです。
ペンシルタイプのブラッシュアップアイブロウで眉を書いた後、マルチカラーバリエーションを重ねることで舞台照明の中でも白飛びしにくく、立体感のある眉に仕上げることができます。毛先が斜めにカットされていて、コシがあるので、眉尻のラインもきれいに描けます。
実際にブラシを使用して、眉を仕上げてみました
左/ブラッシュアップアイブロウのみを使用。 右/マルチカラーバリエーションを重ねたもの。
左はブラッシュアップアイブロウのみを使用しています。柔らかい印象ですが、どこかはっきりとしません。
右はアイブロウブラシ079を使用してマルチカラーバリエーションMA10を重ねました。ブラッシュアップアイブロウのみだと色を乗せきれなかった毛の下の皮膚にまで、しっかりとカラーが入りました。よりはっきりと仕上り、舞台上で距離があっても安心です
アイシャドウブラシ076(ハイライト)
スクエア型でエッジがきいているので、骨格をとらえやすいブラシです。
丸形の穂先と比べて、ハイライトを面で乗せることができるので、お顔の立体感を作りやすいです
ラウンド型のブラシと、アイシャドウブラシ076を使って、仕上りを比較してみました!
左/アイシャドウブラシ084(オーバル型)を使用 右/アイシャドウブラシ076(スクエア型)を使用
左はアイシャドウブラシ084(オーバル型)を使用しました。ふんわりと乗せられますが。骨格の立体感は薄めです。
広い面にカラーを乗せられますが、マルチカラーバリエーションMA23のホワイトのパウダーが眉にも被ってしまいました。
右はアイシャドウブラシ076(スクエア型)を使用しました。眉下のラインにフィットするので、はっきりとしたラインでハイライトを乗せることができました。
筆の角度を調節することで、細かい部分にも広い面にも対応できそうです
ブラシを使用することで、仕上りに違いがでてくることが分かりました。
店頭でもサンプルをご用意しておりますので、ぜひ違いを体感してみてください(^▽^)/
次回、舞台メイクに必要なブラシはどれ?③では、アイメイクからリップまでの工程をご紹介します!
ぜひ最後までご覧いただき、素敵なメイクに仕上げてみましょう