【情報】クリスチャン・リゾー『D'après une histoire vraie-本当にあった話から』
- ステージ & ワークショップ
- ステージ
掲載
どこにも属さない民族舞踊―共生するダンス
『D'après une histoire vraie』©Marc Domage
©Marc Domage
2015年より南仏モンペリエの国立振付センター ICI-CCNのディレクターを務めるクリスチャン・リゾーが、イスタンブールで観た民族舞踊にインスパイアされて生まれた『D'après une histoire vraie―本当にあった話から』。目の前に突如男たちの集団が現れ、ごく短い民族舞踊を踊ってすぐさま立ち去っていった。その一瞬の出来事に心を奪われたリゾーは、本作を通し、この男たちの集団にこれまでとは違う別の関係の在り方を提案している。
8人のダンサーと2人のドラマー、総勢10人の男たちが、「男らしさ」のくびきから逃れようとしながら、流れるような動きの変容を可能にしてみせる。地鳴りのようなリズムと波打つ身体が摩擦し合い、集団から共同体へと自由に行き来する。個々の違いを見つめ合い、結びついては離れ、差し伸べられる手によってまた結びつく......どうすれば共に生きられるのか? 他者の存在に支えられながら、ダンサーとドラマーのほとばしるエネルギーが交差し、「土地を持たない民族舞踊」ともいえる、共生に向かうダイナミックなダンスが立ち上がる。
2024年10月19日(土)19:00開演
10月20日(日)15:00開演
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
公演詳細HP:https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/100846/
≪京都公演≫
日時:10月12日(土)19:00開演、10月13日(日)19:00開演
会場:京都芸術劇場 春秋座
https://kyoto-ex.jp
お問合せ:075-213-5839(平日11:00~19:00)
≪関連企画:ダンスワークショップ≫
『D'après une histoire vraie』をもとにしたインプロ(即興)を交えながら、身体を多視点から探求するワークショップ。
日時:10月18日(金)13:00~17:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場
講師:ファビアン・アルマキエヴィッチ
対象:ダンス経験不問(初心者可)
参加費:2,000円(税込)