【制作発表】ミュージカル「ロマーレ 〜ロマを生き抜いた女 カルメン〜」

メリメ原作の「カルメン」をベースに、ジプシーのロマ族として当時の社会をカルメンがどう生き抜いてきたかに焦点をあて、小説やオペラなどでは表現されていない部分をより強く謝珠栄が描く「ロマーレ 〜ロマを生き抜いた女 カルメン〜」の制作会見が、都内タブラオ・フラメンコ・ガルロチにて一般オーディエンスも迎えて行われた。

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「ロマーレ 〜ロマを生き抜いた女 カルメン〜」制作発表 Photo:E.murakami(すべて)

 

会見には演出の謝、カルメンを演じる花總まりを筆頭に、松下優也、伊礼彼方、KENTARO、太田基裕、福井晶一、団時朗が登壇し、中井美穂の司会で進行した。
まずは役に扮装したキャストによる歌唱からスタート。マントに身を包んだ花總、伊礼、KENTARO、太田、福井による「流浪の民」と、マントを脱ぎ捨て赤いドレス姿となった花總、軍服姿の松下によるデュエット「すれ違う心」の2曲が披露され、作品の世界観を垣間見ることができた。

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花總まり、松下優也

宝塚歌劇団在団中の1999年作品『激情─ホセとカルメン─』以来、19年ぶりのカルメンを演じる花總まりは「カルメン役としては2度目、前回の時も謝先生に演出していただきましたが、本当にカルメンを知り尽くした謝先生のもとで、もっと深く深くカルメンという女性を作っていきたいと思います」とコメントした。
階級を超え愛を貫き通し全てを失ってしまうドン・ホセ役は、歌手として、また俳優として多くの映画や舞台で活躍している松下優也。「稽古が始まって数日ですが、初日から謝先生が飛ばして進んでいっています。これからまた面白い展開に変わっていくのではないかと思っています。このメンバーの中では一番若いので、自分で言うのもおかしいですが若いパワーで頑張っていきたいと思います」と抱負を語った。

演出・振付の謝は「情熱的で男を魅了する、恋多き女の代名詞のようにいわれるカルメンですが、その光の部分ではなく影の部分に興味を持ちまして、最初に書いてもらったのが2008年の『Calli』という作品なのですが、今回はもっとロマとして生きた女、カルメンに焦点を当てたいと思い、脚本も音楽も新たに作ることになりました。ロマとして生きた女、カルメンですが、私はホセとカルメンの愛の絆についてもっと知りたくて、メリメの原作を読んだ時にホセの激しい情熱を感じて、宝塚歌劇団の時に『激情』という作品を作りましたが、メリメもホセも白人の男性から見たカルメン像であって、女性の私からみたカルメンはもっと違う女ではなかったかなという疑問がこの作品を作り出したきっかけなんです。カルメンの生きた時代で、ホセという白人の男との愛を貫きながら、死を覚悟してまでも生きた女がどういう女性だったのかを、今までと違ってもっと深く探っていきたいと思います」と本作にかける意気込みを語った。

「ロマーレ 〜ロマを生き抜いた女 カルメン〜」は3月23日から4月8日まで東京芸術劇場 プレイハウス、4月11日から21日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。

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花總まり

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花總まり、松下優也

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松下優也

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花總まり

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松下優也

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謝 珠栄

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伊礼彼方

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福井晶一

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KENTARO

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太田基裕

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団時朗

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花總まり、松下優也

【出演】
花總まり
松下優也
伊礼彼方 KENTARO 太田基裕
福井晶一
団時朗
一洸 神谷直樹 千田真司 中塚皓平 宮垣祐也
【演出・振付】謝 珠栄

<東京>
2018年3月23日(金)〜4月8日(日)
東京芸術劇場 プレイハウス

<大阪>

2018年4月11日(水)〜4月21日(土)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 

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