横浜スタジオ

美しく踊りましょ♪ 菊地美樹先生の『キレイに踊りたい初心者の方へ バレエやさしい基礎』

レポート

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菊地美樹先生の『キレイに踊りたい初心者の方へ バレエやさしい基礎』

今回のクラスは、バレエ経験1年~3年程度の初心者に向けたワークショップです。
いつもスタジオでレッスンを拝見しておりますと、大人からバレエを始めたお客さまはとても熱心にクラスを受講して下さっており、ちょっとの間に驚くほど上達していることも!皆さまの熱心さに少しでもお応えしたく、今回の講座を企画いたしました。
題して『キレイに踊りたい初心者の方へ バレエやさしい基礎』
美しさの代名詞"バレリーナ"を体現しているといっても過言ではない菊地美樹先生をお迎えして、
クラシックバレエのエレガンスを大切に、「美しさ」に着目した初心者の方向けのレッスンを行いました

《大人からバレエさん》にとって、クラシックバレエは新世界
まったく初めての動きや言葉で驚いたり、体の柔軟性、筋力面の弱さに気付かされ、「こんなに何にもできなかったなんて・・・」「なんで先生と私は全然ちがうのかしら・・・」と、落ち込んでしまうことも多いかもしれません。
「大人からバレエを始めたから、キレイにできなくっても仕方ないのよね」なんてあきらめず、いつものお稽古をほんの少し見直すだけでも、断然、美しくなるものです。
バレエの大きな魅力である「美しさ」をあらためて意識してレッスンする事で、日ごろのお稽古にますますやる気を出して頑張りましょう♪

では、さっそくクラスの模様を一緒に見ていきましょう
今回参加して下さったお客様は、入門など初心者クラスの方が中心。
「バレエ経験が浅い方にも無理なくレッスンができるように」と、お稽古は両手バーでスタート。
まずは1番プリエ。いつでも最初に行う1番プリエですが、まずは「立ちかた」から

「立つときは一度上がってから、下りて来ましょう。そうすれば足に負担がかからないです」

「胴体から足をなるべく離すような意識で立ってみましょう」

「地面から頭の距離が遠い感覚です」

みなさん熱心に聞き入り、バーの前で試してみます。
バレエレッスンで大切な「姿勢」。
何気なく「気をつけ」と同じ意識で立っているのではなく、
いつでも移動できるように重心を上の方に保つ意識が必要となります
ムーブメントに入る前の静止の時点から意識的に動くことで、より洗練された技術が磨けるのですね。

「とても良かったです!でも少し呼吸をしてあげるともっと楽になるかな」

美樹先生のご指導はとても丁寧。
一度ゆっくりお手本を示し、もう一度順番を確認してから、皆さんで実際に動いてみます。
さらにその様子を見て、気をつけるポイントをもう一度説明しながら教えてくださるのです。
スタジオを前後左右に歩き回ってお手本を見せてくださるので、場所によって「見えない」などの差が出にくい配慮です。

①バーレッスン スタジオを歩き回る.jpg


バーではひとりひとりに触れて直していきます。
さらに、ひとつずつ課題を行ってから改善のポイントを見せてくださるので、とっても理解しやすいのです。


レッスンはごくごくオーソドックスな、おなじみのパばかりで構成されています。
入門や基礎クラスの方でも知っているものばかり。

シンプルな組み合わせですが、1回目は正面向きで、2回目は手と顔をつけて行うなど、無理なくバレエのルールが身につく構成です。

②バーレッスン ポールドブラ.JPG


腕や顔の動きを一緒に行うのは初心者さんにとって難しいことだったでしょう。
でも、どうです?みなさんキレイにできているではありませんか
バーと自分との
距離など、普段のお稽古で気付けない大切なポイントもチェックしました。


今回のワークショップの目的は「美しさ」を目指す意識をもつこと。
先生は、単純な練習であっても「美しく動くことを意識しましょう!」と声をかけてお稽古してくださいます。
正しい使い方を追求する事はもちろん大切ですが、バレエは芸術。
クラシックバレエの伝統的な美しさや価値観を理解し、それに向かって練習することの大切さを伝えて下さいます。
"千里の道も一歩から"
美樹先生ほどの方でも、ひとつずつ努力を積み重ねてこられた事が感じられるご指導です。

美樹先生のお手本はどれも息をのむほど美しく、ほんの少しの動きでさえ優雅です。
レッスンでは「動き方」を取り上げることが多いのですが、動いている姿と同じように静止している姿も重要です。
今回のクラスはその両方を意識するべく、細かい部分まで解説が入ります。

例えばプリエを行う中でカンブレやポールドブラを見てみましょう。

③バーレッスン アンオーの作り方.jpg

「静止したポーズではなく、一つの動きの中で形作る物として捉えましょう。動きの最終点が、例えばアン・オーなのです」

ともすれば「形」として捉えられがちな

アン・バ(ブラ・バ)
アン・ナ・バン
アン・オー

といったポーズも、先生のご注意で意識に変化が!
ポーズだけでなく「動き」全体に注意を向けるようになり、優雅な雰囲気に!


ちょっとした変化にスタッフも驚きです

バーレッスンでは単調な足のトレーニングが続くもの。
時には飽きてしまうことも。でも、これにもちゃんと答えを下さいました。

「なぜ足の動きばかりしつこくやるのかというと、ここがバレエで一番大切だからなんです。 足の裏だけが地面との接点です。飛ぶときも回るときも、接点は足の裏。だから足の使い方を身につける事が重要なんです」

④バーレッスン タンデュ.JPG

納得!
バーレッスンは踊りに直結しているのですね。
足の使い方が身につくと、ジャンプもターンも安定し、より美しいラインを目指すことができるようになります。

さあ、バーレッスンも終盤です。

グラン・バットマンの前にバーを使ったリンバリングの指導です。
バーを使ってストレッチをする「リンバリング」。
なんとなく見よう見まねで行っているお客さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
実はバーを使って正しい位置に体を置き、ストレッチするのはとても難しいのです。
詳しい解説で、とても貴重なひとこまでした。

センターはごくシンプルに。
タンデュなど慣れた動きも、美しさを意識して行ってみます。

⑤センター 美しいお手本.jpg

 

レッスンは終始和やかムード。
穏やかな先生の笑顔で、お客さまもリラックスして受講していらっしゃいました。
笑顔の中にも、注意する部分は見逃さない美樹先生です

⑥センター 笑顔の多いなごやかな様子.jpg

⑦センター 美しい角度.jpg

 

「皆さん、バレエの歩き方って習ったことがありますか?」

⑧センター 歩く練習.jpg

バーレッスンで確認したお腹の引き上げとターン・アウトを使って、優雅に歩く練習です。


アライメントを整えて堂々と歩くのはなかなか難しいものです。


体重移動をスムーズに、足の裏を使って歩くと、まるで舞台に向かうバレリーナのよう


先生のお手本を見て、次々挑戦します。
はじめての方もいらっしゃったと思いますが、一生懸命ついていきます。

 

⑨センター アラベスク.jpg

そして、次はクラシックバレエの花形「アラベスク」の練習。
と言っても、ポージングではありません。


先ほど練習した歩き方と組み合わせて、「歩いて⇒アラベスク」をやってみます。

「アテールでも構いません。伸びやかに、上へ伸びる気持ちでやってみましょう」

アラベスクと聞くと、「形」を意識しすぎてカチコチになってしまいがち。
先生は、お客さまの間に入って何回もお手本を見せてくださいます。
何回もやっているうちに、どうでしょう。
みなさんのアラベスクが変わってきたのです。
始めのうちはアラベスク完成形ポーズを意識しすぎて固い動きだったのが、一つのまとまった動きとして見えてきました。
シンプルなコンビネーションですが、ムーブメントとして捉える意識をお客さまが掴んだのを感じます。
伸びやかに、より美しく。
美樹先生が伝えてくださった「美しさ」への意識はお客さまに確実に伝わっていました。

最後に、記念写真を
美樹先生のお茶目なポーズで、みなさん素敵な笑顔ですね!

⑪集合写真.jpg


今回のクラスは1時間45分。
長めのレッスン時間でしたが、充実したクラス内容に、クラス終了直後からお客さまからの感謝の声が届いています。
ロッカールームでも素晴しいクラスだったと話題でしたと伝えてくださったお客さまもいらっしゃいました。

美樹先生の素晴しいご指導と、参加してくださったお客さまに感謝申し上げます。

今日のオフショット!

美樹先生の打ち解けたスマイルです
穏やかでやさしいお人柄が表れた、素敵な1枚でした。

⑩オフショット.jpg

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