インタビュー & コラム

コラム 針山愛美

針山愛美 〜バレリーナのベルリン日記〜 ヨーロッパのダンス事情をバレエダンサー目線でご紹介します。

コラム 針山愛美の記事一覧

ついに6月になりました。

ベルリン国立バレエ団の今シーズンの中で、そしてマラーホフ監督が監督に就任されてから10年の月日の中で、最も心が揺れる月になる事は間違いありません。 ベルリンは夏一色、鮮やかな緑の葉が美しく太陽の日差しが強い日々、日が暮れ夜が訪れるのは22時位で観光客で賑わっています。 5月16日 フィルハーモニーのコンサートを聞きにいきました。 故 クラウディオ・アバドの為に捧げられたコンサート、本来ならば彼が

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2014/06/10掲載

ベルリンは5月に入りました。

春にも関わらず不安定な天気が続いていますが、夜は21時を過ぎてもまだ明るいので嬉しくなります。4月3日から12日までロシアのペルミでアラベスクコンクールのプレス審査員をさせていただきました。ウラジーミル・ワシリエフ審査委員長、ユネスコの由緒あるコンクールです。 これについては別でレポートいたします。4月17日、24日、29日 「ロメオとジュリエット」の本番 <キャスト> ジュリエット:ヤナ・サレン

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2014/05/12掲載

日本はすっかり春らしい季節ですね。

ベルリンも少しずつ春らしくなって来ました。 今シーズンそしてマラーホフ監督のもと働くのもあと2ヶ月半となり、一言では言えない思いになる一瞬が多々あります。 いつも和やかな雰囲気の中リハーサルしています。 3月に入ってから、ラトマンスキーとスタントン、両氏がいらしてハーサルも熱が入ったものとなっていました。 3月20日は朝からゲネプロでしたが、各国からマラーホフ監督を見にいらしたお客様や、プレスの

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2014/04/10掲載

あっという間に3月、少しずつ日が長くなって、木々の芽も顔を出し始めました。

今月は初演も控えていて、リハーサル中です。また「マラーホフとフレンド」の公演もあり、盛り沢山、楽しみな公演が控えています。 ソチオリンピックの開会式・閉会式は、さすがロシアが開会国であり、バレエ、音楽、オペラ満載で見ごたえがありました! 2月18日から21日 ベルリンタンツリンプ開催 毎年行われている、若いダンサーのためのフェスティバルコンクール。 今年は11回目を迎えました。 世界各国から若い

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2014/03/10掲載

ベルリンに冬到来です。

ソチのオリンピックと共に、ベルリナーレも開幕し、賑やかで華やかな街となっています。 1月21、23、24、25、27日 「マラーホフとフレンド」の公演 <プログラム> 「ショピニアーナ」よりアダジオ 吉岡美香、ウラジーミル・マラーホフ ガラの幕開け、14人のコールドと共に。白のクラシックが似合う二人のデュエット、綺麗でした。 「SPRING WATERS」 振付:Assaf Messerer

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2014/02/10掲載

皆様、2014年もよろしくお願い申し上げます。

本年は変化の年になりそうですが、一歩一歩、そして一時一時を大切に進んで行きたいと思います。 ベルリンは春模様、まだ雪は一度しか降らず温かい日々が続いています。 ベルリンの新年は花火で始まりました。12月31日から1月1日に変わる、0時になったとたんに花火大会。 一年でこの日だけ個人で花火をする事が許されていて街中で皆花火を打ち上げ新年を祝います。外に出ていると花火が飛んできたり危ないのが事実ですが

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2014/01/10掲載

2013年も残すところわずかとなりました。

ベルリンはもうマイナスを記録し寒い日が続きますが、クリスマスマーケットが並び暖かい雰囲気です。 11月17、22日 『チャイコフスキー』本番 <キャスト> チャイコフスキー :ライナー・クレンシュテッター チャイコフスキー妻:クラシーナ・パブロワ チャイコフスキー影:アーシャック・ギャルミャン ライナーのチャイコフスキーは、また違ったチャイコフスキーで新鮮でした。 アーシャックはこの日がデビュ

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2013/12/10掲載

11月は毎年寂しげなベルリン。

冬を感じる毎日、雨が多い日が続き、5時前には日が暮れるようになりました。 今月末にはクリスマスマーケットが並ぶので又賑やかな街になることと思います。10月10日 『白鳥の湖』 <キャスト> オデット/オディール:中村 祥子 ジークフリート:ミハイル・カニンスキー 初めて、正面から見る機会に恵まれました。 とても不思議な気分で鑑賞。 自分のバレエ団の『白鳥の湖』を、客席から見るのは初めてでした。国

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2013/11/11掲載

もうすっかり冬のようなベルリン。

2013ー2014年のシーズンが幕を開けました。 9月14日 今シーズンは、ベルリン国立バレエ団が一つの組織に統一されてから(10年前まではベルリン国立劇場バレエ、ドイツオペラバレエ、コミッシュオペラバレエの3つに分かれていました)10年目。 今シーズンは、10周年記念オープニングガラで幕開けです。 <プログラム> 『白鳥の湖』から 1幕ワルツ Choreographie: Patrice B

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2013/10/10掲載

2013 - 2014のシーズンが始まりました。

ベルリンは過ごしやすく秋の気配を感じる毎日です。8月15日 皆元気に戻ってきました。 マラーホフ監督もとてもお元気そう! バレエ団員の皆も、バカンス明けで日焼けし、笑顔が絶えずホリデーを満喫した姿がうかがえました。 この日はクラスのみ。 マラーホフ監督は、今月一杯は無理しないで調整しながらリハーサルするようにと仰って、スタジオ内はリラックスした良い雰囲気でした。シーズン初日 Photo:Emi H

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2013/09/10掲載

今月はアメリカ、ヨーロッパ、日本からお届けします。

ベルリン国立バレエ団ただいま休暇中です(8月14日まで)。 今月はアメリカ、ヨーロッパ、日本からお届けします。7月6日 パッサウ音楽祭にて "バッハプラス" の公演本番。 6月、大洪水に見舞われたパッサウですが、そんなことは感じさせないくらい復興していました。そんな自然の美しい町で毎年夏に行われている国際音楽フェスティバル。 ミーシャ・マイスキーやサビネ・マイヤー、など数々の著名な音楽家が今年のプ

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2013/08/12掲載

日本も夏休み直前ですが、バレエ団も6月30日から休暇に入りました。

日本も夏休み直前ですが(夏休みに入っている時期に読んでくださっている方もいるかもしれませんが)バレエ団も6月30日から休暇に入りました。 ツアー続報 6月10日 北京から台北へ。2グループに分かれての旅。 9日は『ラ・ペリ』の公演で、終演後ゆっくりする間もなく、第1グループは朝5時に集合。第1グループのほとんどのダンサーは寝る間もなく疲れた様子でした。 飛行時間は3時間弱でしたが、とても静か皆寝

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2013/07/10掲載

今月(6月)はツアーでアジアに来ています。

私は5月中旬から、ベルリン→東京→ベルリン→北京→台北→ベルリンと、かなり飛び回るスケジュールですが元気に過ごしています。 5月19日 日本にて Yダンスカンパニーの公演 ベルリンでの出来事ではないのですが、妹、祐美のために一時帰国。『眠れる森の美女』のリラの精(昼公演)とオーロラのグラン(夜公演)を踊りました。 去年からの色々な思いがあり、どんな時でも、ほんの一時でも妹の顔を見ると嬉しくなりま

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2013/06/10掲載

今シーズンも残すところあと2ヶ月足らずとなりました。

ドイツオペラでは工事が始まり、シラー劇場、コミッシュオペラ、バークハインのみで公演中。 来月はツアーに出ます。 4月14日 『リング(指輪)』今シーズン最終公演。 今後、現時点では公演予定がなく次回はいつ何処で公演できるか未定なので、ピアニストのエリザベット・クーパーとミカエル・ドナールも心のこもった挨拶を舞台上でされました。 この日はボータン役で迫力ある踊りを見せたドミトリー・セミョーノフもバ

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2013/05/10掲載

4月に入ったというのに、まだ雪が残っています。

夜はここ数日(4月上旬の時点で)マイナス3度前後を記録していて、まだまだ冬のベルリン。 でも、陽は1日1日長くなっています。まず最初に、バーデンバーデン音楽フェスティバルについて触れたいと思います。 ベルリン・フィルハーモニーが約50年続けてツアーコンサートを行ってきたザルツブルグ音楽祭、今年からバーデンバーデン音楽祭へ場所を移し、今年はその幕開けでした。 まず、3月23日にその記念すべき初演、オ

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2013/04/10掲載

春になりつつあります。

と、一昨日書いたところですが、今日はベルリン大雪で銀世界に逆戻りです。 ベルリンの3月はいつもこのような感じで冬と春の毎日です。 日本は今月末から4月にかけて桜が美しい季節、私も今年は桜を見る機会がありそうです。 2月7日 Rock the ballet と言う公演を見ました。 ラスタ・トーマスのカンパニー。若いダンサーが終結し、ロック調バレエを披露。アクロバティクな技も楽々こなし、マイケル・ジ

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2013/03/11掲載

2月、ベルリンはいろいろなことがあり、なんとなく慌しく日が過ぎていきます。

ベルリン国立バレエ団は、2014年夏から少し変化がありそうです。 ですが、私たちは日々、いつも通り活動しています。 様子を見ながら一丸となって良い公演をお見せできるように頑張って行きたいと思っています。 今回少し、ベルリンでの出来事ではないのですが、人生でもうこんな経験は出来ないと思うくらい、限界にチャレンジした経験をお伝えしたいと思います。 ウクライナのドネツク・バレエ団、ソロヴャネンコ記念ド

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2013/02/12掲載

2013年 皆様、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2012年、振り返ると色々なことがありましたが、その一駒一齣が昨日のように感じます、本当にあっという間に過ぎていきました。時間は戻すことができないですが一瞬一瞬を大切に今年も過ごせるようにしたいです。そしてこれまでたくさんの方に助けていただき、これからは私もたくさんの方々のために、力になれる何かしていきたいと思います。 私の本年1月1日は、『ペールギュント』の公演で幕開けでした。 主演は、マラー

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2013/01/10掲載

12月になりベルリンは雪も降り、冬到来です。

クリスマスマーケットも並び、1年の終わりを感じる季節になりました。 11月16日 日独センターで、モダンダンスグループのディレクターで日本でもなじみのあるサーシャ・ワルツとバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督・鈴木雅明さんの対話サロンが行われました。 対話はとても共感できる内容で、なるほどと思うところが多かったです。音楽とダンスのコラボレーションの話が主で、モダンダンスと古典音楽がどのように作

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2012/12/10掲載

11月はベルリンで最も哀愁漂う季節。

雨も多く、クリスマスマーケットもまだ出ていないので何となく街がさびしい感じです。 10月末でサマータイムも終わり、夜が1時間短くなりました。 10月13日 『ペールギュント』 今シーズン、『ペールギュント』1回目の公演。 Peer Gynt:ウラジーミル・マラーホフ Peer Gynt (語り):セバスチャン・ヒュク Solveig:ナディア・サイダコーワ Bergkönig:ジヌ・タマズラカウ

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2012/11/12掲載

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