ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Osaka and Nagoya <大阪・名古屋>

大阪・名古屋の記事一覧

神戸大学主導の実験的プロジェクト『波動』──関典子、工藤聡出演、塚脇淳の彫刻とともに

神戸大学塚脇淳;企画・舞台美術、工藤聡;監修・演出昔、日本の主要産業として"生糸"が世界に輸出された時代、神戸港の近くで、その生糸の品質をチェックする場所だったという旧・生糸検査所。広大なスペースの空間を含むその建物は、今、神戸市のデザインクリエイティブセンター(KIITO)として、さまざまなアーティストたちの活動の場となっている。そのギャラリーA、100m競走くらいは楽に出来そうな広いスペースで

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2017/02/10掲載

原田高博のレッスンに集うトップレベルのダンサーたちが集結して、注目の新作『マイメモリー』他を上演

原田高博バレエシアター『心緒』『マイメモリー』原田高博;振付原田高博のレッスンには関西の実力派ダンサーたちが通う。そんな実力派ダンサーとこれからの若手がともに出演して、原田高博バレエシアター主催の初めての舞台が繰り広げられた。 1月5日、6日の2日間でプログラムを変え、1部と2部ではグラン・パ・ド・ドゥやヴァリエーション、名作からの小品などをコンサート形式で、第3部では原田が振付けたオリジナルの2

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2017/02/10掲載

アメリカのバレエの影響を感じさせるドロッセルマイヤーの甥が活躍する楽しい『くるみ割り人形』

川口節子バレエ団『くるみ割り人形』川口節子;振付ドロッセルマイヤーの甥がくるみ割りの王子──とプログラムで知って思い出したことがある。こんな話を思い出して書いてしまう私を、川口節子バレエ団のみなさま、読者のみなさま、許していただければ.........。昨年、惜しくも急逝されたK☆バレエスタジオを主宰する3姉妹の長女矢上香織先生と、だいぶ前になるけれど、2人でお食事をした。いろんなお話をしたが、教

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2017/02/10掲載

越智久美子&ワディム・ソロマハの金平糖パ・ド・ドゥ、大下結美花&越智友則のクララとくるみ割りの王子が素晴らしかった

越智インターナショナルバレエ『くるみ割り人形』ワレリー・コフトン;演出・振付越智インターナショナルバレエ、クリスマス恒例の『くるみ割り人形』。キエフ・バレエで活躍した故・ワレリー・コフトンの振付を元に、オリジナルの舞台を創り上げている。もう何度か観ているが、いつも「わぁ!」と思うのは、"花道"を使っていること。パーティに向かうお客様たちは、ここを使って演技をしつつクララの家、シュタールバウム家に向

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2017/02/10掲載

素直で優しい山下実可のシンデレラ、気品と高いバレエテクニックの碓氷悠太の王子、松岡伶子バレエ団『シンデレラ』

松岡伶子バレエ団『シンデレラ』松岡伶子;演出・振付、市橋万樹;追加振付松岡伶子演出・振付の『シンデレラ』、このバレエ団では、もう何度もこの作品を上演しているといい、団員みんなが愛着を持つ作品のようだ。ちなみに、ちょうどこの公演の少し前、11月15日に松岡伶子は東海テレビ文化賞を受賞し、東海テレビの特別番組で広くこれまでの実績が紹介されたばかり、そんな喜びのなかでの舞台だった。シンデレラ役の山下実可

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2017/01/10掲載

オーディションで選ばれた京都ゆかりのダンサーたちが踊った深川秀夫版『白鳥の湖』

ロームシアター京都『白鳥の湖』深川秀夫;構成・演出・振付ロームシアター京都のオープニング事業の一環として、所属を超えてオーディションで選ばれたダンサーたちが踊る深川秀夫版『白鳥の湖』が上演された。演奏は、園田隆一郎指揮、京都市交響楽団。公共的な劇場で、地元を中心に活躍するダンサーたちと地元の交響楽団が力を合わせてバレエを上演するというのは、バレエの故郷・ヨーロッパでは当たり前のことだろうけれど、日

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2017/01/10掲載

小西裕紀子と佐々木大を主役にフィレンツェのヴェルディ劇場『椿姫』の凱旋公演──桧垣バレエ団『椿姫』小西裕紀子;振付

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna桧垣バレエ団『椿姫』小西裕紀子:振付京都会館が改装オープンしたロームシアター京都で、興味深いバレエ公演が続いている。11月5日には、メインホールで桧垣バレエ団の『椿姫』が上演された。これは昨年、同バレエ団が京都市とフィレンツェ市の姉妹都市提携50周年の記念事業として、イタリアのヴェルディ劇場で上演したものの凱旋公

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2016/12/12掲載

創立者、越智實が亡くなって初めての全幕バレエ上演----新芸術監督越智久美子が力強くけん引

ワールドレポート/大阪・名古屋寺村 敏text by Satoshi Teramura越智インターナショナルバレエ『ドン・キホーテ』越智インターナショナルバレエ(芸術監督=越智久美子)は、11月18日に名古屋・愛知芸術劇場で7年ぶりに『ドン・キホーテ』を上演した。キホーテの自宅で、サンチョ・パンサを従えて騎士姿になり、旅に出かけるプロローグを経て幕が開いた。正面に、天井まで届く石造りのアーチ型の門

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2016/12/12掲載

激情に身を焦がしたジュリエットを瀬島五月が熱演----貞松・浜田バレエ団『ロミオとジュリエット』

ワールドレポート/大阪・名古屋吉村 麻希text by Maki Yoshimura貞松・浜田バレエ団『ロミオとジュリエット』貞松正一郎:演出・振付、貞松 融/浜田蓉子:演出創立から半世紀を迎える貞松・浜田バレエ団が、12年ぶりにクラシック・バレエの全幕の新作『ロミオとジュリエット』を上演した。振付は芸術監督の貞松正一郎。 ダンサーの力量と優れた演技力。さらに宝塚歌劇やミュージカルなどでも活躍し注

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2016/12/12掲載

色鮮やかな海の世界と情感溢れる音楽を活かした演出が見事、地主薫バレエ団『人魚姫』

ワールドレポート/大阪・名古屋吉村 麻希text by Maki Yoshimura地主薫バレエ団『人魚姫』地主 薫:構成・振付・演出2014年に上演した『アリ・ババと40人の盗賊』で胸躍るような舞台を創りあげた地主薫バレエ団。今回は『人魚姫』の幻想的で儚い物語の世界を、見事にバレエ化した。この演目はジョン・ノイマイヤーが振付したものが有名。バレエ団代表の地主 薫がアンデルセンの原作に忠実に構成・

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2016/12/12掲載

耳の聴こえない中国のダンサーと義足のダンサー 大前光市など日本人ダンサーが同じ舞台で踊った「希望の光へ」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko SuzunaLWF企画「希望への光へ」『SWAN』大前光市;振付、『samsara〜輪廻転生〜』上杉真由;振付 他聴覚障がい者だけで立ち上げた団体、一般社団法人LWFの主催で行われた公演。"LWF"というのは、Love(愛)、World(世界)、Friend(友達)の頭文字を取った名称ということで、"愛する世界の友"という意

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2016/11/10掲載

ドラマティックな愛憎劇を壮大なスケールで演出、法村友井バレエ団『バヤデルカ』

ワールドレポート/大阪・名古屋吉村 麻希text by Maki Yoshimura法村友井バレエ団『バヤデルカ』法村牧緒:芸術監督/演出 ユーリー・ペトゥホフ:振付法村友井バレエ団の13年振りの再演となる『バヤデルカ』。欧米表記では『ラ・バヤデール』となるのだが、『バヤデルカ』というロシア表記の作品名でスラミフィ・メッセレルの振付により、1966年に第3幕"幻影の場"を法村友井バレエ団が日本初演

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2016/11/10掲載

大阪バレエカンパニーで初めて上演の『ライモンダ』──若手注目株の大川杏菜と青木崇が主演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna大阪バレエカンパニー『ライモンダ』田上世津子;再振付大阪バレエカンパニーが初めて『ライモンダ』全幕に取り組んだ。ヴァリエーションなどの抜粋だけが上演されることも多いが、この作品は踊りの見せ場が多い。主役ライモンダを踊ったのは若手注目株の大川杏菜。ジャン・ド・ブリエンヌは、この団体のダンスール・ノーブル、青木崇が踊

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2016/11/10掲載

マトヴィエンコ夫妻、キエフ・バレエ、バレエ学校からダンサーを招いた『くるみ割り人形』ほか

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna寺田バレエ・アート・スクール「日本とウクライナの若きアーティストたち」『くるみ割り人形』『ゴパック』高尾美智子;総芸術監督、寺田宜弘;芸術監督今でこそ、海外とのバレエ交流をする団体も増えてきたけれど、旧ソ連時代の1975年からキエフ国立バレエ学校と姉妹校としての交流を続けてきた寺田バレエ・アートスクール。創立者の

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2016/10/11掲載

今、観ることで心に響いたラリオ・エクソン振付の『母の歌 A'Mother's Song』ほか、貞松・浜田バレエ団

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル28」『ピアノ・ブギ・ウギ』貞松正一郎;振付、『TWO』中村恩恵;振付、『Memoryhouse』森優貴;振付、『母の歌 A'Mother's Song』ラリオ・エクソン;振付今年の貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル」は4演目、すべて再演ものだった。新作もいいけれど、再演というの

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2016/10/11掲載

豊かな表現力が織りなす、心躍る色鮮やかな舞台 --- iSバレエ 16th リサイタル

ワールドレポート/大阪・名古屋吉村 麻希text by Maki YoshimuraiSバレエ・アカデミア 16thリサイタル『ごちそうさま』下森 瑞、大久保彩香:振付ほか泉ポール、下森 瑞が主宰するiSバレエ・アカデミアの16回目となるリサイタル公演。現在、ウィーン国立バレエ団でプリンシパルとして活躍する橋本清香をはじめ、国内外のコンクールなどで飛躍を見せる実力派のダンサーたちが輩出しているiS

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2016/10/11掲載

稲盛財団が公募で4800名を招待した森下洋子が踊った松山バレエ団の新『白鳥の湖』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna松山バレエ団新『白鳥の湖』清水哲太郎;台本・演出・振付バレエファンのみなさまのなかには、稲盛財団というと、昨年、2015年の京都賞をジョン・ノイマイヤーが受賞したことを思い出す方も多いだろう。科学だけでなく、思想や芸術に貢献した人たちにも贈られる京都賞は、以前には、モーリス・ベジャールやピナ・バウシュも受賞してい

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2016/10/11掲載

山本庸督、宮河愛一郎、堀内充──3人の男性の振付作品でのトリプルビル、Y.S.BALLET COMPANY

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko SuzunaY.S.BALLET COMPANY『Carnival of the Animals』山本庸督:振付、『&』宮河愛一郎:振付、『パリジェンヌたちのよろこび』堀内充:振付Y.S.BALLET COMPANYの今回の公演は男性ダンサー3人の振付によるトリプルビル。まず、幕開けは、山本庸督振付の『Carnival of

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2016/09/12掲載

18回目を迎えた関西の夏を代表するガラ公演、MRBバレエスーパーガラが今年も華やかに開催された

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko SuzunaMRBバレエスーパーガラ 松田敏子主催『Solitude』『妖精たち』他 漆原宏樹;振付、芸術監督松田敏子主催のMRBバレエスーパーガラ、今回18回目を迎え、関西の夏に定着した感がある。クラシック・バレエを中心に、これからが楽しみな若手ダンサーのヴァリエーションからベテランダンサーによるグラン・パ・ド・ドゥや創作

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2016/09/12掲載

若手伸び盛りの荒瀬結記子と正富黎主演により、野間景改訂振付『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna野間バレエ団『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』ジャン・ドーベルヴァル:原振付、野間景;改訂振付21年前に野間バレエ団の第3回記念公演で、フェルディナン・エロルドの曲をランチベリーの編曲によりオーケストラ演奏で上演した思い出の演目『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』。この時、主役リーズを踊った野間景が、今回は改訂振付を行った

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2016/09/12掲載

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