ワールドレポート

大阪・名古屋

ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Osaka and Nagoya <大阪・名古屋>

大阪・名古屋の記事一覧

〈Co.山田うん〉の『モナカ』がヨーロッパ、中東、東京をめぐって、初めての京都公演を行った

Co,山田うん『モナカ』 山田うん:振付・演出1月26日(金)ロームシアター京都サウスホールにて、振付家・ダンサーの山田うんが主宰するカンパニー〈Co.山田うん〉のレパートリー『モナカ』(初演:2015年9月 KAAT神奈川芸術劇場)が上演された。この作品は2016年にイスラエル、2017年にはエストニアでも上演され、筆者が鑑賞した京都公演は、東京と福岡を経た国内三都市ツアーの千秋楽であった。『モ

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2018/03/12掲載

クララを大谷美夢羽、金平糖の精を山田梨央、佐々木大、青木崇も踊った『くるみ割り人形』よりクララの夢 他、北山大西バレエ団

北山大西バレエ団第26回公演『くるみ割り人形』よりクララの夢 他北山大介と大西縁が主宰する北山大西バレエ団の舞台はいつもバレエ公演としては、ちょっと独特。北山が指導するミュージカルの出演者たちによる歌の披露があったり、この教室でバレエを学んだ後、ベリーダンスの世界に進んだダンサーの披露があったり、休憩中にはクラウンが登場したりと変化に富んでいる。そんな独特の舞台を、昨年末に惜しくも他界された薄井憲

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2018/03/12掲載

27年前にセルゲイエフを招いて上演した『シンデレラ』、藤本瑞紀、青木崇主演により第45回バレエ芸術劇場で上演

日本バレエ協会関西支部第45回バレエ芸術劇場『シンデレラ』コンスタンチン・ミハイロヴィッチ・セルゲイエフ:原振付、田上世津子:再振付バレエ協会関西支部が毎年この季節に行っているバレエ芸術劇場。45回目の今回は、27年前に当時のソ連、キーロフ劇場(現・マリインスキー劇場)からコンスタンチン・セルゲイエフと夫人のナタリア・ドゥジンスカヤを大阪に招いて創り上げた『シンデレラ』。なんと、この時、夫妻に振付

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2018/03/12掲載

石井潤追悼公演──山本隆之、吉田千智、佐々木大、石川真理子などレベルの高いダンサーたちによる『マニフィカト』『カルミナ・ブラーナ』

石井潤追悼公演『マニフィカト』『カルミナ・ブラーナ』石井潤:振付舞台を観た後、1週間以上、音楽が頭の中にうずまいて、そのシーンが目の前に繰り返し蘇る──そんな舞台はもう何年ぶりだろうか。石井潤の作品の素晴らしさをあらためて痛感する公演だった。 2015年に惜しまれながら他界した石井潤の追悼公演。永く作品を残していきたいという遺族の思いから、できるだけ多くのダンサーに作品に触れてほしいと、女性ダンサ

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2018/03/12掲載

石井漠、小浪作品の復元もあった、佐藤典子舞踊生活70周年プレイベント「アクトの丘にショパンを舞う」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna佐藤典子舞踊生活70周年プレイベント「アクトの丘にショパンを舞う」『ダニューブの漣』『浜辺の歌』石井小浪:原振付 佐藤典子:復元再振付、復元指導;石井登『怖がらせる』石井漠:原振付、「谷川俊太郎詩集『絵のない絵葉書』より」佐藤典子:構成ほか石井小浪の内弟子であった佐藤典子の舞踊生活70周年プレイベントとされた公演

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2018/02/13掲載

名古屋を代表するダンサーたちが集結して『パキータ』&島﨑徹振付『Absence of Story』を上演

日本バレエ協会中部支部「コンテンポラリーダンス&バレエ公演」『パキータ』マリウス・プティパ:振付、再振付;松岡璃映、『Absence of Story』島﨑徹:振付実力あるダンサーが次々と育っている中部地区、バレエ協会所属の団体が力を合わせ、名古屋市文化振興事業団(芸術創造センター)主催で合同公演を行った。ふだんクラシック・バレエに力を注ぐダンサーたちが『パキータ』に加えて、島﨑徹振付のコンテンポ

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2018/02/13掲載

佐藤智美や脇塚力を中心にカンパニーでこぼこも活躍──ザ・シンフォニーホール「ニューイヤー★祝祭コンサート」

ザ・シンフォニーホール「ニューイヤー★祝祭コンサート2018」カンパニーでこぼこ:バレエ、指揮;守山俊吾、合唱団;コーラスアンサンブルいちばん星、管弦楽;ニューイヤー祝祭オーケストラ35周年を迎えた大阪を代表する音楽ホールであるザ・シンフォニーホールで「ニューイヤー★祝祭コンサート2018」が開催された。守山俊吾指揮で、守山の縁でブルガリアからオペラ歌手を招いての新春らしく比較的ポピュラーな曲を選

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2018/02/13掲載

オデットを松本千明、オディールを早矢仕友香、ジークフリートを碓氷悠太が踊った松岡伶子バレエ団『白鳥の湖』

松岡伶子バレエ団『白鳥の湖』松岡伶子:演出・振付、市橋万樹:追加振付松岡伶子の東海テレビ文化賞、バレエ団に対する市民芸術祭賞、そして碓氷悠太の中川鋭之助賞と受賞が続いている松岡伶子バレエ団。今回の公演を観ても、実力あるダンサーが次々と育っている団体が、きちんと上演した『白鳥の湖』と感じた。稲垣宏樹指揮、中部フィルハーモニー交響楽団の演奏による上演。 演出が独特でなるほどと感じたのは、第3幕の舞踏会

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2018/01/10掲載

川口節子の新作『眠れる森』や『初恋』、松村一葉振付の『光〜The World of Phillip Glass〜』他「舞浪漫2017」公演

川口節子バレエ団創作公演「舞浪漫2017」『眠れる森』『初恋』川口節子:振付、、『Wedding Dance"I DO!!"』、『RESULT』、『Vitamins』、『光〜The World of Phillip Glass〜』松村一葉;振付、『カラダ・喋る・コトバ』木原浩太;振付川口節子振付のドラマ性豊かな作品と、松村一葉振付のスピーディ、スタイリッシュな作品、それにゲスト作品もが良いバランス

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2018/01/10掲載

原作『くるみ割り人形とねずみの王様』を読み込んで物語の奥深さと新しい魅力を引き出した京都バレエ『くるみ割り人形』

有馬龍子記念 京都バレエ団『くるみ割り人形』堀内 充:バレエ台本・演出・構成・振付、薄井憲二:監修初演から120年以上の年月を経ても愛され続ける『くるみ割り人形』を、堀内充による新たな演出、構成、振付によって物語の奥深さと新たな魅力を引き出した京都バレエ団。12月2日は榊原奈美(クララ)、奥村康祐(王子)、雪の王女(池田梨菜)、北野優香(金平糖の精)。3日は中村理寿(クララ)、福岡雄大(王子)、吉

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2018/01/10掲載

越智實への追悼の意を込めて──越智インターナショナル・バレエ『新・白鳥の湖』

越智インターナショナル・バレエ『新・白鳥の湖』越智實:振付昨年、惜しまれて逝った越智實が2006年に傘寿記念公演で、振付け上演したという『新・白鳥の湖』。ブルメイステルの申し子だったというヴィオレッタ・ボートフに越智は教えを受けたということで、ブルメイステル版が元となった演出・振付だ。今回、追悼の意を込めて、これが再演された。白いワンピース姿の清らかなオデットが花を摘むプロローグから。王女オデット

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2017/12/11掲載

伸び盛りのジュニアたちによるオープニングで『海賊』より花園、『雷鳴への連禱』を上演──ひょうご洋舞フェスティバル

ふれあいの祭典2017 「ひょうご洋舞フェスティバル」「オープニング」泉ポール:振付、『海賊』より花園 山口けい子・塚本千里:再振付、『雷鳴への連禱』加藤きよ子:振付例年、見応えのある演目を観せてくれる兵庫県洋舞家協会の「ひょうご洋舞フェスティバル」。今年はオープニングも数えて3演目、すべて同協会の実力派が振付けた舞台となった。まず幕開けの『オープニング』は泉ポール振付、ヘンデルの音楽にのせて、パ

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2017/12/11掲載

関西のダンサーたちが宮下靖子バレエ団に集って、深川秀夫の3作品を踊った

宮下靖子バレエ団『パラード』 深川秀夫:振付、レオニード・マシーン:原振付 / 『グラズノフ・スウィート』深川秀夫:振付 / 『真夏の夜の夢』深川秀夫:振付、原振付:ジョージ・バランシン10月22日、「音楽で見る美術館」と題した宮下靖子バレエ団の公演が、びわ湖ホールで開催された。演目は深川秀夫の振付作品『パラード』(原振付:レオニード・マシーン)、『グラズノフ・スウィート』(深川のオリジナル作品)

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2017/12/11掲載

『コッペリア』と能『井筒』をモチーフにサイトウマコトが振付けた『And Now,And Here......IZUTU』など、環バレエ公演

環バレエ団、環ジュニアバレエ団「初秋のバレエコンサート」『パ・ド・キャトル』環佐希子:振付、『And Now,And Here......IZUTU』サイトウマコト;振付、『コッペリア』環佐希子、穴見志保己;振付今年の環バレエ団&環ジュニアバレエ団の「初秋のバレエコンサート」は、『コッペリア』全幕を中心に、『パ・ド・キャトル』、サイトウマコト;『And Now,And Here......IZUT

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2017/11/10掲載

バレエ・リュス所縁の『ショピニアーナ』『卒業舞踏会』『韃靼人の踊り』を上演、地主バレエ団

地主薫バレエ団「2017トリプル・ビル公演」『ショピニアーナ』ミハイル・フォーキン・原振付 薄井憲二:改訂振付、『卒業舞踏会』ダヴィッド・リシーン:原振付 デヴィッド・ロング:改訂振付、『イーゴリ公』より「韃靼人の踊り」カシアン・ゴレイゾフスキー:原振付 ドミトリー・ザバブーリン:改訂振付関西のバレエ界でこのところ急速に評価を高めているのが地主薫バレエ団だ。中規模のバレエ団ながら意欲的な活動が注目

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2017/11/10掲載

法村友井バレエ団が『赤き死の舞踏』ほか、カンパニーの歴史と関連のある3作品を上演した

法村友井バレエ団『未来へ』法村圭緒:振付、『騎兵隊の休息』マリウス・プティパ:原振付(ユーリ・ペトゥホフ:再振付)、『赤き死の舞踏』篠原聖一:振付10月15日の夜、創立80周年を迎えた法村友井バレエ団が、カンパニーの歴史と関連のある三作品を上演した。一作目の『未来へ』では、バレエ団の歴史がシンプルな振付とシーン構成で描かれた。ところどころ、スクリーンに創立者である法村康之と友井唯起子のスナップや過

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2017/11/10掲載

あたたかい優しさが伝わるオリジナル作品『飛べない鳥』や実力派ダンサーのコンテンポラリー作品他、iSバレエ・アカデミア・リサイタル

iSバレエ・アカデミア『飛べない鳥』下森瑞:振付、『Sphere』宮原由紀夫:振付泉ポールと下森瑞が主催するiSバレエ・アカデミアの舞台。全体に出演者全員への指導者のあたたかい視線が感じられる舞台だった。特に印象に残ったものを挙げると、泉ポール振付で岡田和香葉が踊った『Que he o Que Vejo』。打楽器が重なる民族音楽に乗せて、滑らかによく動く身体を観ていて、これからのダンサーとしての成

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2017/10/10掲載

ドイツ、レーゲンスブルグ歌劇場バレエ芸術監督森優貴振付の『Macbeth マクベス』、暗い感情を描いた

神戸文化ホールダンス×文学シリーズVol.1『Macbeth マクベス』森優貴:構成・演出・振付神戸の貞松・浜田バレエで学び、ハンブルク・バレエ学校に留学。ニュールンベルグ・バレエ、シュテファン・トス率いるトス・タンツカンパニーを経て、2012年秋からレーゲンスブルク歌劇場バレエの芸術監督を務める森優貴。西欧の歌劇場のバレエ芸術監督就任は、彼が日本人初だろう。そんな彼は、日本でも、出身の貞松・浜田

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2017/10/10掲載

楠本理江香の清楚な踊りに魅せられた、本田道子バレエ団の深川秀夫版『シンデレラ』

本田道子バレエ団『シンデレラ』深川秀夫:振付本田道子バレエ団が3回目の公演に選んだ演目は『シンデレラ』。『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』に引き続き深川秀夫による演出振付。ペローの童話に忠実で全編にプロコフィエフの音楽を使ったザハロフ版がベースとなるものの、他の振付作品と同じく随所に深川らしいエッセンスが見受けられる。ソロ、パ・ド・ドゥの部分、群舞によるディヴェルティスマンがバランス良くそれぞれの幕に

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2017/09/11掲載

平野亮一や西野麻衣子、橋本清香、木本全優など世界で活躍する日本人ダンサーが多数出演、第2回『アーティスティック・バレエ・ガラ』

アーティスティック・バレエ・ガラ 2017BALLET OFFICE JAPAN「Artistic Ballet Gara」矢倉鈴奈:企画・構成・演出ルーマニアのブカレスト国立バレエ団で活躍した矢倉鈴奈が手掛けて、昨年、初めての公演を開催した『アーティスティック・バレエ・ガラ』。昨年は1公演だったが、今年は、大阪と兵庫で1公演ずつの2公演開催され、私は大阪公演を観た。この大阪公演には、昨年、英国ロ

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2017/09/11掲載

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