ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

阿部裕恵がキトリ役で全幕主役デビューし、清瀧千晴がバジルを踊った『ドン・キホーテ』

牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』アザーリ・M・プリセツキー、ワレンティーナ・サーヴィナ:演出・振付(プティパ、ゴールスキー版に基づく)牧阿佐美バレヱ団の『ドン・キホーテ』は、プリセツキーとサーヴィナの演出振付によるヴァージョン。プリセツキーは周知のように、20世紀を代表する舞姫、マイヤ・プリセツカヤの弟。キューバ国立バレエで踊り振付も手がけるようになった。モーリス・ベジャールの20世紀バレエ団な

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2017/07/10掲載

カマルゴが客演し、海外公演の成果を見せた東京バレエ団のマカロワ版『ラ・バヤデール』

東京バレエ団『ラ・バヤデール』ナタリア・マカロワ:振付・演出(マリウス・プティパ版による)東京バレエ団がマカロワ版『ラ・バヤデール』を上演した。バレエ団としての初演は2009年で、その後、再演を重ねてきた。今回は2年振りだが、この4月に第32次海外公演としてシュツットガルトで上演し、高い評価を得てきたばかり。それだけに、今回の海外公演の成果を問う舞台でもあった。話題は、ダニエル・カマルゴを戦士ソロ

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2017/07/10掲載

民俗舞踊の力強い開放感によって革命の膨大なエネルギーを垣間見せた『パリの炎』

The Bolshoi Ballet ボリショイ・バレエ団"The Flames of Paris" choreography by Alexei Ratmansky with use the original choreography by Vasily Vainonen 『パリの炎』アレクセイ・ラトマンスキー:振付、ワシリー・ワイノーネン:原振付『パリの炎』は旧ソ連時代の1932年に、サンクト

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2017/07/10掲載

スミルノワとチュージンが踊り、魔界と人間のドラマが繰り広げられた『白鳥の湖』

The Bolshoi Ballet ボリショイ・バレエ団"Swan Lake" choreography by Marius Petipa, Lev Ivanov Alexander Gorky and Yuri Grigorovich 『白鳥の湖』マリウス・プティパ、レフ・イワノフ、アレクサンドル・ゴールスキー、ユーリー・グリゴローヴィチ:振付『白鳥湖』は、オデット/オディールがオリガ・スミル

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2017/07/10掲載

妖精世界の平和が実現した楽しく魅力的な世界、NBAバレエ団『真夏の夜の夢』

NBAバレエ団『真夏の夜の夢』クリストファー・ウィールドン:振付、『葉は色褪せて』アントニー・チューダー:振付NBAバレエ団がアントニー・チューダーの晩年の秀作『葉は色褪せて』とクリスファー・ウィールドンがコロラド・バレエ団に振付けた『真夏の夜の夢』(原作はシェイクスピアの戯曲)を上演した。ウィールドンの『真夏の夜の夢』は、なかなかおもしろかった。この作品は原作をバレエ化するために一部カットして作

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2017/06/12掲載

存在の形態としての円軌道が重なり合って「時の渦」が現れる、深遠なムーヴメントを見せたローザス&イクトゥス

ローザス&イクトゥス『時の渦-Vortex Temporum(ヴォルテックス・テンポラム)』アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル:振付アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル/ローザスが来日し、『ファーズ Fase』と『時の渦ーVortex Temporum(ヴォルテックス・テンポラム)』を上演した。私は日本初演となるローザス&イクトゥス『時の渦 Vortex Temporum』を観た。このダ

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2017/06/12掲載

新国立劇場バレエ『眠れる森の美女』、木村優里のオーロラ姫と米沢唯のカラボスのデビューを観る

新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』ウエイン・イーグリング:振付(マリウス・プティパ原振付による)新国立劇場バレエの2016-17シーズンの5月公演『眠れる森の美女』は、2014年にウエイン・イーグリングが振付け、新制作した舞台。今回が最初の再演となる。新国立劇場バレエ『眠れる森の美女』のヴァージョンの特徴一つは、カラボスがトゥシューズを着けて踊るということ。それに応じた5公演4組のキャストが組ま

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2017/06/12掲載

様々な音楽と多彩なムーヴメントが融合した素敵なコンサート、堀内充バレエコレクション2017

堀内充 バレエコレクション 2017『ヴァイオリン・コンチェルト』『室内オーケストラのための3つの小品』『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』『夜と光』『ホテル・モーツァルト』堀内充:振付昨年に続いて堀内充バレエコレクション2017が開催された。2013年に堀内元・充で始まったバレエコレクションも、今回で6回目を迎え、会場はこれまでと同様、めぐろパーシモンホールだった。 今回のバレエコレクション 2

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2017/06/10掲載

セネガルのドラムと和太鼓や横笛とともに10人のダンサーが踊り、美しいイマジネーションを描き出した新作『狩月記』

谷桃子バレエ団特別公演「師の命日に贈る〜過去・現在・未来への歩み」『ロマンティック組曲』谷桃子:振付、伊藤範子:バレエミストレス、『Pas de Quatre』日原永美子:振付、『B--MOTION』岩上純:振付、『狩月記』YAS-KAZ:演出・構成・作曲・演奏、岩上純:振付カンパニーの創設者である谷桃子の三回忌にあたる4月26日に、谷桃子バレエ団特別公演「師の命日に贈る〜過去・現在・未来への歩み

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2017/05/10掲載

国内の四つのバレエ団がそれぞれの持ち味を出して、華やかに競演した「NHKバレエの饗宴 2017」

NHKバレエの饗宴 2017井上バレエ団『ナポリ』第3幕からパ・ド・シス、タランテラ、フィナーレ(オーギュスト・ブルノンヴィル:振付)、貞松・浜田バレエ団『死の島----Die Toteninsel』(森優貴:振付)、新国立劇場バレエ団『テーマとヴァリエーション』(ジョージ・バランシン:振付)、牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』から第3幕(テリー・ウエストモーランド:振付)「NHK バレエの饗宴」

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2017/05/10掲載

20世紀から21世紀へのバレエの変貌を鳥瞰する優れた舞台、スターダンサーズ・バレエ団「バランシンからフォーサイスへ」

スターダンサーズ・バレエ団「バランシンからフォーサイスへ 〜近代・現代バレエ傑作集〜」『セレナーデ』『ウエスタン・シンフォニー』ジョージ・バランシン:振付、『N.N.N.N.』ウィリアム・フォーサイス:振付スターダンサーズ・バレエ団が「近代・現代バレエ傑作集」とサブタイトルを付け、「バランシンからフォーサイスへ 」という公演を行った。演目は、バランシンの『セレナーデ』と『ウエスタン・シンフォニー』

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2017/05/10掲載

バレエとバリ舞踊が融合して新しい楽しい世界に遊ぶことができた、東京シティ・バレエ団『ドリーム』

東京シティ・バレエ団「バレエとバリ舞踊の饗宴〜バリ版:真夏の夜の夢〜」『ドリーム(バリ版:真夏の夜の夢)』中島伸欣:台本・演出・振付、石井清子:振付東京シティ・バレエ団は、異なったジャンルとバレエのコラボレーション企画をしばしば行っているが、今回はバリ舞踊とバレエという組み合わせだった。沖縄県那覇市のパレット市民劇場との提携事業である。第1部はバリ舞踊(「クビヤール・トロンポン」「チョドン」「オレ

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2017/04/10掲載

万雷の喝采と総立ちのカーテンコール、世界中のバレエファンに愛されたニーナのキトリ、見納めの舞台

Nina Ananiashvili FINAL CLASSICAL GALA「アナニアシヴィリの軌跡〜最後のクラシック・ガラ〜」ニーナ・アナニアシヴィリについて想う時、いつも思い出すことがある。それは1990年頃だったと思う。モスクワのダンス雑誌「Ballet」の編集室でライザ・ストルチコーワと会った時のことだ。ストルチコーワはボリショイ・バレエの元プリンシパルで、『シンデレラ』の初演を踊ったこと

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2017/04/10掲載

老いと若さのコントラストの中に父親の存在が問われる、ピーピング・トムの鮮烈な舞台

Peeping Tom ピーピング・トム『VADER ファーザー 』 フランク・シャルティエ:構成・演出、ガブリエラ・カリーソ:ドラマトゥルク・演出補佐ピーピング・トムの『ファーザー VADER』はおもしろかった。ベルギーを代表するコンテンポラリー・ダンスのグループ、ル・ダンス C. デ・ラ・ B. 出身のガブリエラ・カリーソとフランク・シャルティエが設立したピーピング・トム。<ポスト・ピナ・バウ

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2017/04/10掲載

ベートーヴェンの全体像を音楽と舞踊で描いた、中村恩惠の『ベートーヴェン・ソナタ』

新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』中村恩惠:演出・振付、首藤康之:出演中村恩惠が新国立劇場バレエ団のダンサーと首藤康之に振付けた新作『ベートーヴェン・ソナタ』が上演された。ベートーヴェンの音楽から「新しい力」を得た経験から、この作曲家の全体像を彼の音楽(プロローグのみモーツァルト『レクイエム』)と舞踊によって浮かび上がらせようという試みだ。タイトルは、ピアノ・ソナタからベートーヴェンにア

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2017/04/10掲載

優美で繊細、躍動感あふれるパリ・オペラ座の若いダンサーたちのエネルギーが燃焼した

パリ・オペラ座バレエ団『ラ・シルフィード』ピエール・ラコット:振付 〈グラン・ガラ〉『テーマとヴァリエーション』ジョージ・バランシン:振付、『アザー・ダンス』ジェローム・ロビンズ:振付、『ダフニスとクロエ』バンジャマン・ミルピエ振付パリ・オペラ座バレエ団が15回目の来日公演を行った。20年にわたり芸術監督を務めたブリジット・ルフェーブルの後を引き継いだのは、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)

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2017/04/10掲載

咲き乱れるカーネーションの中で踊られた暴力と愛、20世紀末の人間たちを描いた傑作

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『カーネーション NELKEN』ピナ・バウシュ:演出・振付ピナ・バウシュの『カーネーション NELKEN』が日本で再び上演された。 さいたま芸術劇場の舞台全面に、薄いピンクや赤いカーネーションがびっしりと植え込まれている。無人のカーネーションだけの舞台が入場者を迎える。観客はすでにこのことは知っているはずだが、思わず見惚れ次々とスマフォをかざして写真を撮っていた。

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2017/04/10掲載

シクリャローフが見事な踊りを見せた、フリードマン版『ロミオとジュリエット』NBAバレエ団

NBAバレエ団『ロミオとジュリエット』マーティン・フリードマン:振付NBAバレエ団が、マーティン・フリードマンが振付けた『ロミオとジュリエット』を上演した。『ロミオとジュリエット』の演出・振付は、最も著名なケネス・マクミラン版を始め、ジョン・クランコ、レオニード・ラヴロフスキー、ユーリ・グリゴローヴィチなど錚々たる巨匠たちのセルゲイ・プロコフィエフの音楽によるヴァージョンが、良く知られている。NB

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2017/03/10掲載

新国立劇場バレエのダンサーたちが踊る様々なデュエットが楽しかった「ヴァレンタイン・バレエ」

新国立劇場バレエ団「ヴァレンタイン・バレエ」『テーマとヴァリエーション』『タランテラ』ジョージ・バランシン:振付、『ソワレ・ド・バレエ』深川秀夫:振付、『トロイ・ゲーム』ロバート・ノース:振付 他新国立劇場バレエ団がバランシンの『テーマとヴェリエーション』、クラシックのパ・ド・ドゥ集(『白鳥の湖』黒鳥、『ドン・キホーテ』『ソワレ・ド・バレエ』『タランテラ』)そして『トロイ・ゲーム』というプログラム

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2017/03/10掲載

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