ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

ダンサーの気迫が感じられ、グランド・バレエの醍醐味を堪能した東京バレエ団の『海賊』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『海賊』アンナ=マリー・ホームズ:振付(プティパ、セルゲイエフに基づく)東京バレエ団が、創立55周年シリーズの第1弾として、同時に、昨年のマリウス・プティパ生誕200年記念シリーズの掉尾を飾るものとして、アンナ=マリー・ホームズ版『海賊』をバレエ団として初演した。1856年、パリでジョゼフ・マジリエの振付によ

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2019/04/10掲載

牧阿佐美 振付による自作の『Anniversary』をYOSHIKIが青山季可ほかと共演した、プリンシパル・ガラ

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki牧阿佐美バレヱ団〈プリンシパル・ガラ2019〉『Anniversary』牧阿佐美:振付、ほか牧阿佐美バレヱ団が、古典バレエから現代作品、牧が自らYOSHIKIの音楽に振付けた新作まで、多彩な5作品を並べた〈プリンシパル・ガラ2019〉を上演した。話題はもちろん、X JAPANのリーダーとして世界で活躍するYOSHIKIが

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2019/04/10掲載

「身体の記憶」を掘り起こす、劇場への愛にあふれた舞台

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi一柳慧×白井晃 神奈川芸術文化財団芸術監督プロジェクト『Memory of Zero』一柳慧:音楽、白井晃:構成・演出、遠藤康行:振付ロビーに入ると、観客は緞帳のおりた舞台の上に通される。機材を吊るバトンやむき出しのダクトなど「舞台裏」を間近から眺めるのが楽しい。舞台上にひな壇状の特設席がつくられ、配られたビラには白井か

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2019/04/10掲載

熊川哲也×バッティストーニ、Kバレエ×東京フィルハーモニー管弦楽団! 新作『カルミナ・ブラーナ』記者会見レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiBunkamuraオーチャードホール30周年を記念し、同ホール芸術監督の熊川哲也が2019年9月に新作を発表する。音楽はオルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』。指揮は世界が注目するイタリアの新星アンドレア・バッティストーニが務めるという。3月14日、オーチャードホールロビーで行われた記者会見の模様をレポートする。© Bunka

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2019/03/28掲載

海賊も美女も大活躍の冒険活劇! 東京バレエ団『海賊』公開リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi東京バレエ団のアンナ=マリー・ホームズ版『海賊』(バレエ団初演)が、いよいよ3月15日に初日を迎える。ホームズ版は、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)、イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)、ミラノ・スカラ座などが採用しており、各キャラクターの魅力的な見せ場はそのままに、物語がテンポよく展開するのが特徴だ。ホー

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2019/03/13掲載

古典名作『白鳥の湖』の物語の背景を深めた篠原聖一の新演出・振付、バレエ協会公演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi日本バレエ協会 2019都民芸術フェスティバル『白鳥の湖』篠原聖一:新演出・振付2019都民芸術フェスティバルの日本バレエ協会公演は『白鳥の湖』。篠原聖一の新演出・振付によるものだった。オデット/オディールとジークフリードはトリプルキャストだったが、私は木村優里のオデット/オディールと秋元康臣のジークフリードでみた。

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2019/03/11掲載

表現の異なったジャンルがせめぎ合って激しいエネルギーが放たれた、KAAT神奈川芸術劇場『出口なし』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiKAAT神奈川芸術劇場『出口なし』J.P.サルトル:原作、白井晃:上演台本・演出、首藤康之、中村恩恵、秋山菜津子20世紀を代表する哲学者であり、小説家、戯曲家としても活動したジャン・ポール・サルトルの戯曲『出口なし』(1944年初演)が、神奈川芸術劇場芸術監督の白井晃の上演台本と演出により上演された。首藤康之、白井晃

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2019/03/11掲載

オペラとダンスをほどよくブレンドし、日本語で歌われた井上道義、森山開次による『ドン・ジョヴァンニ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京芸術劇場シアターオペラVol.12モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』井上道義:総監督・指揮、森山開次:演出・振付東京芸術劇場シアターオペラVol.12として上演されたモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』。今回は、総監督である指揮者の井上道義が、ダンサーで振付家の森山開次を演出・振付に起用したのが注目された。このシ

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2019/03/11掲載

『Memory of Zero メモリー・オブ・ゼロ』開幕直前!小池ミモザ×遠藤康行 対談

ワールドレポート/東京進行/坂口香野「ダンスとは何か」「ダンスはどこへ向かうのか」――作曲家の一柳慧、演出家の白井晃がタッグを組み、振付に遠藤康行、ダンスにモナコ公国モンテカルロ・バレエ団プリンシパルの小池ミモザらを迎えた舞台『Memory of Zero』が間もなく開幕する。客席は神奈川県民ホールの舞台上にしつらえられ、劇場全体が「滅亡の街」と化すという。開幕直前の稽古場にお邪魔し、小池ミモザ・

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2019/03/08掲載

「Manuel Legris 『Stars in Blue』Ballet & Music」開幕直前記者会見レポート

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiマニュエル・ルグリ © 羽鳥直志ウィーン国立バレエ団の芸術監督で、元パリ・オペラ座バレエ団のトップスターだったマニュエル・ルグリを核に据えた「Manuel Legris 『Stars in Blue』Ballet & Music」と銘打った公演が、3月8日と9日の東京芸術劇場を振り出しに、大阪、宮崎、名古屋で開

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2019/03/07掲載

開幕直前!Kバレエ『カルメン』リハーサルレポート「恋に落ちてゆく<魔の瞬間>に立ち会う」

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi2014年に初演された熊川哲也振付『カルメン』が、Kバレエカンパニー設立20周年シリーズの一つとして、3月6日より上演される。矢内千夏×熊川哲也、中村祥子×宮尾俊太郎、荒井祐子×堀内將平、毛利実沙子×杉野慧の4組が主演。初日まで2週間を切った2月22日、東京・小石川のKバレエスタジオで公開リハーサルが行われた。まずは、遅

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2019/03/05掲載

エバ・ジェルバブエナ=インタビュー「素敵な物語を通じて分かち合い、旅をするために、子供になってください」

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一(メールによる)/ 訳:志風恭子――あなたはマイヤ・プリセツカヤに「現在最高のフラメンコ舞踊家」と称されたり、ピナ・バウシュのフェスティバルに招聘されたり、英国ナショナル・ダンス・アワードにノミネートされるなど、フラメンコを超えて世界的に高い評価を受けています。他のジャンルのダンスで、特に興味を持たれているもの、影響を受けたものはどんなダンスでしょうか。

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2019/03/01掲載

『ヤン・リーピンの覇王別姫〜十面埋伏〜』。鮮烈の歴史スペクタクルが間も無く開幕

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi『ヤン・リーピンの覇王別姫〜十面埋伏〜』が間もなく開幕する。これは有名な中国古代の壮大な物語に題材を取った歴史スペクタクルともいうべき舞踊ドラマ。秦の始皇帝死後、群雄割拠の中、激戦を繰り返した西楚の覇王項羽と漢の劉邦。その覇王に愛された虞姫(虞美人)の哀しく高貴な愛の物語である。初日を2日後に控えた19日、急遽、記者

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2019/02/21掲載

公演直前インタビュー 新国立劇場バレエ『ラ・バヤデール』ガムザッティ踊る 渡辺与布「弱さを隠した、美しいガムザッティを演じたい」

ワールドレポート/東京インタビュー/坂口 香野3月2日に初日を迎える新国立劇場『ラ・バヤデール』。古代インドを舞台とする壮麗なグランド・バレエであり、舞姫ニキヤとその恋人で戦士のソロル、王侯の娘ガムザッティの確執という、濃密な人間ドラマも見どころだ。今回、米沢唯、木村優里とともにガムザッティ役に抜擢されたのは渡辺与布。イーグリング版『眠れる森の美女』のカラボス役などで華やかな存在感を放っている注目

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2019/02/17掲載

「反戦」をテーマとする不穏な名作『緑のテーブル』をスターダンサーズ・バレエ団が14年ぶりに再演する!

ワールドレポート/東京坂口 香野スターダンサーズ・バレエ団 小山久美総監督にきくクルト・ヨースの名作『緑のテーブル』を、スターダンサーズ・バレエ団が14年ぶりに再演する。ヨースはドイツ表現主義ダンスの草分け的存在で、ピナ・バウシュの師としても知られ、この作品はナチス政権誕生直前の1932年にパリで初演された。舞踊史に残る名作とされながら、上演条件の厳しさから、世界的にも上演回数は決して多くなく、日

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2019/02/15掲載

『ラ・バヤデール』を新たに改訂し活き活きとしたヴァージョンとして上演、谷桃子バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『ラ・バヤデール』高部尚子:演出・改訂振付、マリウス・プティパ:原振付谷桃子バレエ団の新春公演2019『ラ・バヤデール』原振付、マリウス・プティパ、演出・改訂振付、高部尚子を観た。それは谷桃子バレエ団の伝統となっている、スラミフィ・メッセレルがボリショイ・バレエ版を持ち込み、谷桃子、望月則彦が改訂を加え

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2019/02/12掲載

造形力に富んだ素晴らしいイマジネーションに感心した、中村恩恵の新作『火の鳥』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団ニューイヤー・バレエ 『レ・シルフィード』ミハイル・フォーキン:振付、『火の鳥』中村恩恵:振付、『ペトルーシュカ』ミハイル・フォーキン:振付恒例となっている新国立劇場バレエ団の「ニューイヤー・バレエ」は、『レ・シルフィード』『ペトルーシュカ』のフォーキン振付作品と、中村恩恵の新作『火の鳥』の世界初演

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2019/02/12掲載

楽しく、アメージングな『くるみ割り人形』を演出した、NBAバレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『くるみ割り人形』久保綋一:演出・芸術監督NBAバレエ団は独自のヴァージョンの『くるみ割り人形』を、毎年年末に上演している。2018年も拠点を持つ所沢市と東京、池袋の芸術劇場で上演した。冒頭に、ドロッセルマイヤー(マシモ・アクリ)の甥クリストフと、彼に憧れを抱いているクララ(大島淑江)の前年のパーティー

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2019/02/12掲載

渡辺謙主演、トニー賞4部門受賞『王様と私』のウエストエンド上演の映像が3日間特別上映される

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi©Matthew Murphy渡辺謙が1860年代初頭のシャム(タイ)の王様に扮して歌って踊る『The King and I 王様と私』は、2015年にブロードウェイで上演されトニー賞4部門を受賞した。さらに2018年にはミュージカルの聖地とも言われるロンドン、ウエストエンドで上演されて喝采を博している。そのパラディ

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2019/02/08掲載

始動! 東京バレエ団コレオグラフィック・プロジェクト2019 スタジオ・パフォーマンス鑑賞記

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi「ダンサー出身の振付家」はたくさんいるけれど、ダンス経験なしで振付家になれる人はまずいない。つまり、「動ける体」をもつダンサーに、創作の機会と発表の場が与えられなければ、振付の才能の芽は育ちにくいといえるだろう。東京バレエ団では、ダンサーたちが創作に取り組む「The Tokyo Ballet Choreographic

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2019/01/29掲載

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