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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Osaka and Nagoya <大阪・名古屋>

大阪・名古屋の記事一覧

キトリがガマーシュと結婚?──山本庸督が振付けた『ドン・キホーテ』全幕のクライマックス

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaY.S.BALLET COMPANY『ドン・キホーテ』山本庸督:演出・振付アメリカで活躍してきた山本庸督が日本に戻り、演出・振付を手掛けた全幕バレエの3作品目『ドン・キホーテ』の初演。独自の演出が散りばめられて興味深い舞台に仕上がっていた。まず、オーソドックスな演出と違うのは、ドン・キホーテ役の設定。ヨボヨボの

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2019/09/10掲載

ヨーロッパのバレエの"今"を垣間見られる作品の数々──アーティスティック・バレエ・ガラ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna一般社団法人BALLET OFFICE JAPANアーティスティック・バレエ・ガラ夏のバレエ・ガラが少しづつ増えてきているけれど、それぞれの特徴は? と考えた時、この矢倉鈴奈が代表を務めるBALLET OFFICE JAPAN主催の「アーティスティック・バレエ・ガラ」は、"ヨーロッパの今、を感じられるガラ"──

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2019/09/10掲載

パリ・オペラ座バレエのカール・パケット引退公演として、京都バレエが『ジゼル』を上演した

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団『ジゼル』モニク・ルディエール、マニュエル・ルグリ:振付・指導・演出、安達哲治:監修ビアンカ・スクダモア、カール・パケット撮影/瀬戸秀美(すべて)京都バレエ団がパリ・オペラ座バレエのエトワール、カール・パケットの引退公演として『ジゼル』を上演した。パリ・オペラ座バレエの歴史に足跡を記した錚々たる舞踊家が様

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2019/08/13掲載

ヒューストン・バレエのプリンシパルに昇格した飯島望未のジゼル、ロサンゼルス・バレエ・ゲストプリンシパルの清水健太のアルブレヒトが共演──ソウダバレエ第20回記念公演『ジゼル』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaソウダバレエ『ジゼル』ウラジミール・デレヴィヤンコ:演出・振付宗田静子主宰で、世界各地で活躍する数々のトップダンサーを育てているソウダバレエ。同じ宗田の主宰で、プロダンサーなどが集うオープンクラスも、まだ関西ではそういったものがなかったかと思える早い時期から、"バレエスタジオミューズ"として行っているスタジオだ

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2019/08/13掲載

『ヨハン・シュトラウス・フェスティバル』を越智久美子&ワディム・ソロマハ主演で上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna越智インターナショナルバレエ『ヨハン・シュトラウス・フェスティバル』越智久美子:再振付、ワレリー・コフトン:原振付ほか越智インターナショナル・バレエは、故・越智實が創立してから、今年で創立70周年を迎えるのだという。このフェスティバルは、亡くなった越智實から引き継いで代表に就任し3年が経つ越智久美子から、習い始

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2019/08/13掲載

法村圭緒改訂振付『くるみ割り人形』と創立者・友井唯起子の『スペイン交響曲』を大力小百合が改訂して上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団『くるみ割り人形』法村圭緒:改訂振付、『スペイン交響曲』大力小百合:改訂振付『スペイン交響曲』神木遥、春木友里沙、今村泰典、今井大輔撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)(すべて)いつも、ロシア・バレエのクラシック全幕をレベル高く上演する法村友井バレエ団。ここ数年は、それに加えて、創立者の一人

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2019/07/10掲載

古典を尊重した上で考案された独自の演出が興味深かったーー川口節子創立40周年記念特別公演『ジゼル』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna川口節子バレエ団『ジゼル』川口節子:演出・振付川口節子バレエ団創立40周年の節目に上演された『ジゼル』。多くの興味深い創作作品を手掛けている川口節子だからこそと思える、オリジナリティが散りばめられた舞台に仕上がった。ジゼル:中谷友香、アルブレヒト:ウイリアム・リン-イー撮影:杉原一馬(すべて)まず、幕が開くとベ

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2019/06/10掲載

「こうべ全国洋舞コンクール」続報! 各部門1位、優秀賞の舞台写真〜創作、モダンダンス・グループへの積極的な参加を期待

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna主催:こうべ全国洋舞コンクール実行委員会第32回こうべ全国洋舞コンクールGWに神戸で行われた「こうべ全国洋舞コンクール」、5月10日更新号でアップした速報に続いて、個人参加の各部門1位と、創作・グループの各優秀賞の踊りの舞台写真をご覧いただきたい。約700名が参加した今年、振り返ってみてやはり全体的にレベルの高

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2019/06/10掲載

それぞれの踊り手の個性を生かしたヴァリエーション集と『くるみ割り人形』全幕が上演された「iSバレエ・フェスティバル」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaiSバレエ・アカデミア/泉・下森バレエ団泉ポール・下森瑞:構成・演出・振付『くるみ割り人形』花のワルツ 花の女王:岡田和香葉、ソリスト:大久保彩香、白井貴子撮影:岡村昌夫(テス大阪)(すべて)泉ポールと下森瑞が主宰するiSバレエ・アカデミアと泉・下森バレエ団の舞台。第1部でソロのヴァリエーションが並ぶコンサート

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2019/05/10掲載

第32回こうべ全国洋舞コンクール 速報!

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaGW恒例の「こうべ全国洋舞コンクール」が、今年も5月3日から6日、神戸文化ホールで行われた。約700名のエントリーを得て繰り広げられたレベルの高い闘い──その様子を、お話を聞くことができた1位受賞者の声&スナップ写真とともにお伝えしたい。結果詳細は、下記、神戸新聞NEXTへhttps://www.kobe-np

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2019/05/10掲載

広く気軽にバレエを楽しむことを目指した「バレエを楽しもう in Sakai 堺」、7回目の公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna野間バレエ団「バレエを楽しもう in Sakai 堺」『眠れる森の美女』他 野間景:振付、改訂振付普段、バレエに馴染みのない方にも気軽に楽しんでいただけるようにと、比較的低価格(一般2000円、親子ペア3000円など)で、分かりやすい解説をつけて行われているこの公演も今回が7回目。年々、来場者が増えているようで

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2019/04/10掲載

法村圭緒の演出・振付による『ショピニアーナ』、ダンサーが活き活きと魅力的に踊った

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団「バレエ・コレクション2019」『ショピニアーナ』他 法村圭緒:演出、振付若手ダンサーが経験を積み重ねることでバレエへの理解を深めることを目指し、そんな若手ダンサーたちの中から次世代のスターを発掘したいという思いも持って開催された公演。当初、別の劇場での開催が予定されていたが、それがままならなく

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2019/04/10掲載

主要メンバーがそれぞれの感性で作品を発表ーー藤田佳代舞踊研究所モダンダンス公演「創作実験劇場」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna藤田佳代舞踊研究所「創作実験劇場」『満ちる・10拍子のうた』藤田佳代:作舞、他例年、この時期に行われる藤田佳代舞踊研究所モダンダンス公演「創作実験劇場」。主要メンバーがそれぞれの感性で、オリジナル作品を発表した。寺井美津子がヴィヴァルディの音楽に乗せて作舞、ジュニアのダンサーたちが踊った『海の声』で幕開け。続い

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2019/04/10掲載

オリジナル『女ねずみ小僧』や『ドン・キホーテ』より──北山大西バレエ団

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna北山大西バレエ団『女ねずみ小僧』振付:北山大介、大西縁;演出、大西縁:振付監修・総指揮を取る北山大介がボイス・トレーニング教室やミュージカル劇団での指導も手がけていることなどから、ミュージカルナンバーや、竹久夢二の詩に北山が曲をつけた歌が披露されたり、この教室でバレエを学んだ後にベリーダンスの世界に進んだ、イェ

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2019/03/11掲載

『眠れる森の美女』『シンデレラ』のワルツから「美しき青きドナウ」まで、中村の振付の小気味良さが随所に光った新春の京都の舞台

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNew Year Gala ロームシアター京都「京響クロスオーバー バレエ×オーケストラ」中村恩恵:演出・振付、下野竜也:指揮、京都市交響楽団ロームシアター京都では2019年の新春6日、下野竜也指揮、京都市交響楽団の演奏と中村恩恵の演出・振付による「京響クロスオーバー バレエ×オーケストラ」をNew Year Gal

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2019/02/12掲載

上山榛名&水城卓哉中心のお菓子の国とお伽の国ヴァージョンでは宮本萌がクララ・デビュー貞松・浜田バレエ団

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団『くるみ割り人形』貞松正一郎、長尾良子、高瀬浩幸(ゼリー)、秋定信哉(クッキー)、川村康二(ロライロ&エスパーダ)、松良緑(円舞曲):振付、M・プティパ、L・イワーノフ:原振付例年、神戸文化ホールで行われる貞松・浜田バレエ団の『くるみ割り人形』。今年は、神戸文化ホールの2階天井ボード落下の修繕

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2019/02/12掲載

カンパニーでこぼこがソフィア歌劇場の歌手たちと「ニューイヤー祝祭コンサート2019」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaカンパニーでこぼこ「ニューイヤー祝祭コンサート2019」脇塚力:バレエ振付1月3日に行われた公演は、守山俊吾指揮のオーケストラとブルガリアのソフィア歌劇場の歌手による歌、そして、カンパニーでこぼこのバレエが加わってのお正月らしい舞台だった。1月3日というで、普段なかなか劇場やコンサートホールに足を運ばない方も来

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2019/02/12掲載

楽しく華やかに踊られたクリスマスシーズンのグランド・バレエ『くるみ割り人形』、越智インターナショナルバレエ

ワールドレポート/名古屋関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi越智インターナショナルバレエ『くるみ割り人形』チャイコフスキー曲越智インターナショナルバレエのクリスマスシーズンのグランド・バレエ『くるみ割り人形』は、2018年には第31回目の公演を迎えた。『くるみ割り人形』では、多くのバレエ団が開幕シーンのクリスマス イブの雰囲気を醸すために、様々な工夫をこらしている。越智イン

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2019/02/12掲載

佐々木大、山本隆之、国田美和など関西の実力派ダンサーが出演した新作『風の森』他──原田高博バレエシアター

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna原田高博バレエシアター原田高博バレエシアター第2回コンサート長年、原田高博のレッスンを受けて来たヴェテランのダンサーたちも多数出演した舞台。新国立劇場バレエで数々の主役を踊って来た山本隆之や数々の賞に輝く佐々木大、恵谷彰や末原雅広など実力派の豪華なメンバーが並んだ。客席の中央には原田が10歳から師事し、惜しまれ

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2019/01/10掲載

世界のダンスシーンとかかわってきた貞松・浜田バレエ団の30回を迎えた『創作リサイタル30』

ワールドレポート/大阪・名古屋岡元 ひかる Text by Hikaru Okamoto貞松・浜田バレエ団『創作リサイタル30』貞松・浜田バレエ団は、関西最大規模のバレエ団であり、1989年より「創作リサイタル」公演シリーズを継続し、団員による創作ダンス、および外部の振付家によるモダンやコンテンポラリー・ダンス作品の上演に注力してきた。2018年11月10日(土)、この「創作リサイタル」が第30回

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2018/12/21掲載

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