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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Osaka and Nagoya <大阪・名古屋>

大阪・名古屋の記事一覧

新作『パンデミック』から堀川美和振付作品が3部構成により上演──堀川美和コレオグラフィックパフォーマンス2020

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna堀川美和バレエスタジオ堀川美和:振付『パンデミック』ほか堀川美和が振付けた作品群の公演。堀川の作品を踊りたいと願う関西のダンサーは多く、彼女の作品に惹かれた良いダンサーたちが集い、見応えのある舞台となった。この新型コロナ禍での想いが込められた作品が並んだように感じられた3部構成。1部の幕開けは『命』。チャン・ス

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2021/02/10掲載

カンパニーでこぼこ、針山愛美がオーケストラと共演──ニューイヤー祝祭コンサート2021「オペラアリアとバレエの饗宴」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna国際交流協会「オペラアリアとバレエの饗宴」脇塚力:振付例年、指揮の守山俊吾とブルガリア国立ソフィア歌劇場との縁から、ブルガリアのオペラ歌手を招いて行われている「ニューイヤー祝祭コンサート」。今年は新型コロナ禍でそれは叶わず、日本、地元のオペラ歌手が集って、ニューイヤー祝祭オーケストラ、バレエと共演する「オペラア

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2021/02/10掲載

ダンサー全員で磨き上げた珠玉の『くるみ割り人形』、越智インターナショナルバレエ

ワールドレポート/名古屋坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi越智インターナショナルバレエ『くるみ割り人形』スペシャル全幕2020年12月26日、名古屋市の日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで、越智インターナショナルバレエによる『くるみ割り人形』が上演された。重厚な、でも温かい色彩で描かれた絵本のような舞台で、就学前の子どもたちからプリンシパルダンサーまで一人ひとりが輝き、特別な

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2021/02/10掲載

宮本萌がクララ、幸村恢麟がくるみ割りの王子、──貞松・浜田バレエ『くるみ割り人形』お伽の国ヴァージョン

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団『くるみ割り人形』貞松正一郎、長尾良子:振付例年、"お菓子の国ヴァージョン"と"お伽の国ヴァージョン"の2つの異なる演出で2日間の『くるみ割り人形』の上演を行っている貞松・浜田バレエ団。今回は、新型コロナ禍の中、一旦は、29日の1公演に変更ということで"お伽の国ヴァージョン"のみとされたが、最

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2021/01/12掲載

『白鳥の湖』第4幕を川口節子が大胆に読みなおした『SWAN LAKE』など──川口節子バレエ団「舞浪漫 My Roman2020」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna川口節子バレエ団「舞浪漫2029」『家族の肖像』『告白』『SWAN LAKE』川口節子:振付、『Pieces of Enchantment』『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』『アメリカン・ファンファーレ』『Cocktails』)松村一葉:振付川口節子バレエ団の創作作品を上演する公演「舞浪漫 My Roman2

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2021/01/12掲載

エリック・カミーヨ=インタビュー「クラシック・バレエの価値を正くきちんと伝え、今後もしっかりと守っていきたい」

ワールドレポート/京都インタビュー=関口 紘一2021年1月9日びわ湖ホールで開幕する京都バレエ団の『眠れる森の美女』世界初演は、エリック・カミーヨ(国立パリ・オペラ座バレエ、バレエ学校教師)の構成・演出・振付。今年11月に来日して新制作に取り組むカミーヨ先生にパリ・オペラ座のスタイルに基づく古典バレエについてお聞きした。――今回『眠れる森の美女』を振付作品として選んだのはなぜですか。エリック・カ

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2020/12/22掲載

カミーヨ版『眠れる森の美女』初演を踊る、藤川雅子・カラボス、北野優香・オーロラ姫、鷲尾佳凛・デジレ王子が初役について語った

ワールドレポート/京都インタビュー=関口 紘一カラボスを踊る、藤川雅子=インタビュー――藤川さんは京都バレエ専門学校で学ばれて、フランスのコンクールなどで優秀な成績を収められています。また、ウィーンやドイツ、ハンガリーなどでも踊られていますが、フランス流のスタイルはどういう点が優れていると思いますか。藤川 フランスのスタイルはポール・ドゥ・ブラがすごく綺麗で、基本に忠実、絶対5番は5番でアン・ドゥ

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2020/12/22掲載

バレエ・リュス・ド・モンテカルロの幻の名作『ベルキス』を小谷ちず子振付で吹奏楽とともに上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaシバの女王ベルキス実行委員会『シバの女王ベルキス』小谷ちず子:振付バレエ・リュス・ド・モンテカルロにレオニード・マシーンが振付けた『ベルキス』。ダンサー、オーケストラ、合唱団合わせて総勢200名以上も必要で、規模が大き過ぎて再演が難しく幻の演目になっていた。現在、世界を見渡してもほとんど再演されていないようだ。

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2020/12/10掲載

「バレエ・リュスと美術家たち」薄井憲二バレエ・コレクション特別展が開催される

ワールドレポート/大阪関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiロベルト・モンテネグロ「ペトルーシュカ」図版提供・兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション兵庫県立芸術文化センター所蔵の薄井憲二バレエ・コレクション特別展「バレエ・リュスと美術家たち」が、11月21日(土)から12月13日(日)まで尼崎市総合文化センター 美術ホールで開催される。バレエ・リュス(ロシア・

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2020/11/16掲載

牧村直紀、神原ゆかりが踊った佐多達枝振付『カルミナ・ブラーナ』他──ゆかりバレエ公演2020

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaゆかりバレエ『カルミナ・ブラーナ』佐多達枝:振付 他『ドン・キホーテ』第三幕よりグラン・パ・ド・ドゥ キトリ:斉藤耀、バジル:牧村直紀© エー・アイ 撮影:平井晋之介(すべて)神原ゆかりが主宰する「ゆかりバレエ」の創立30周年記念公演、また同時に、平成27年度名古屋市民芸術祭賞を佐多達枝振付『カルミナ・ブラーナ

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2020/11/10掲載

ワディム・ソロマハをパートナーに石黒優美がつつましやかなジゼルを踊った──岡田純奈バレエ団

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna岡田純奈バレエ団『ジゼル』エレーナ・A・レレンコワ:演出・再振付『ジゼル』ジゼル:石黒優美、アルブレヒト:ワディム・ソロマハ撮影:和光写真(すべて)当初、『ラ・バヤデール』が予定されていたこの公演。新型コロナ禍で、振付のエレーナ・A・レレンコワが来日出来なくなり、7年前の2013年にレレンコワ振付で上演した『ジ

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2020/11/10掲載

フェニーチェ界のバレエ×オペラ×オーケストラによる舞台──野間バレエ団が中村祥子をゲストに迎えて

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaTeatro Trinitario 2020 堺シティオペラ、野間バレエ団、大阪交響楽団『ボレロ・フェニーチェ』『カルメン』野間景:振付、『Sonata』ウヴェ・ショルツ:振付『ボレロ・フェニーチェ』フェニーチェ(不死鳥):中村祥子、「火」:今村泰典撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)バレエ団、オペラ団体、

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2020/10/12掲載

昨年末に他界した環佐希子振付作品はじめ、サイトウマコト作品など──環バレエ団「初秋のバレエコンサート」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna環バレエ団「初秋のバレエコンサート」『ダフネ』『哀愁のジブラルタル』『サクロモンテ』『夕顔』『かぐや姫』環佐希子:振付、『鞄女』『恐怖と荘厳』サイトウマコト:振付昨年の大晦日に惜しくも他界した環佐希子は、日本の古典やギリシャ神話を題材にしたものから、社会的な問題意識を持った作品など、かなり多くの振付作品を遺して

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2020/10/12掲載

新型コロナ禍のなかで、"カンパニーでこぼこ"らしい演出が楽しかった

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaカンパニーでこぼこ『リーズの結婚』脇塚力:演出・振付本来ならば4月に行われる予定だったカンパニーでこぼこの『リーズの結婚』。新型コロナ禍でかなわず、もともとは別演目を上演予定だった8月22日に延期されて開催された。検温やアルコール消毒と言った対策はもちろんだが、行列を作る際のソーシャル・ディスタンスの目印はバレ

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2020/09/10掲載

岡田兼宜プロデュースによる緊急公演「Deesses」、山田ことみ、岡田兼宜による『パキータ』他

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna岡田兼宜プロデュース公演「Deesses」新型コロナ・ウィルス感染拡大の影響で関西のバレエ公演の多くが中止や延期に追い込まれる中、ダンサーでもある岡田兼宜が、主要バレエ団の経験豊かなダンサーからプロを目指して頑張っているジュニアなどが出演する緊急公演『Deesses(女神たち)』を行った。一定レベル以上の踊り手

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2020/09/10掲載

新型コロナに打ち勝つ力強さを感じさせた貞松融振付『ボレロ』、森優貴振付の新作『Cinder(Ella) Destiny』、若手のパ・ド・ドゥなど──貞松・浜田バレエ団「ラ・プリマヴェラ」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団貞松正一郎:振付「オープニング」、森優貴:振付『Cinder(Ella) Destiny』、貞松融:振付『ボレロ』他若手活躍の場として、2年に1度行われている貞松・浜田バレエ団のコンサート形式の公演『ラ・プリマヴェラ』。2年前までは"プリマヴェラ(イタリア語で「春」)"の名の通り春に行われてい

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2020/08/11掲載

堺市を拠点とするバレエ×オペラ×オーケストラの3団体が「Teatro Trinitario 2020」を9月に開催! 中村祥子が踊る野間景作品ほか

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna日本で1つの都市に歌劇団、オーケストラ、バレエ団が揃っている例は、残念ながらまだあまりないように見えるが、大阪府堺市には揃っている。堺シティオペラ、大阪交響楽団、野間バレエ団がともに堺市内を本拠地としているのだ。昨秋、オープンした劇場フェニーチェ堺(老朽化していた堺市民会館が建て替えられたもの)を会場に、3団体

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2020/07/13掲載

森優貴インタビュー、ドイツ・レーゲンスブルグ歌劇場芸術監督として7年、そして活動の拠点を日本に

ワールドレポート/大阪・名古屋インタビュー=すずなあつこ日本人として初めてヨーロッパの歌劇場の舞踊芸術監督に就任して活躍した森優貴。ドイツ在住だった時にも日本でもいくつもの振付作品を発表していたが、昨年夏から、本格的に活動の拠点を日本に移した。ドイツでの活動から、今、日本に居て思うことまでを聞いた。森優貴──昨年(2019年)夏、拠点を日本に移されて、最初のお仕事がNoismでの金森穣さんとのダブ

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2020/07/10掲載

大石裕香=インタビュー 振付家としてノイマイヤーに背中を押され、ポルーニンなど多くのダンサーの信頼を得て

ワールドレポート/大阪・名古屋インタビュー=すずなあつこ大石裕香はジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエで、ダンサー、振付家として活動し、2015年に退団。その後、世界中を飛び回って活躍している。彼女の振付を踊りたいと望む世界のトップダンサーは多いから、ガラ公演などで彼女の作品を観たことがある方も多いだろう。新型コロナウィルス感染拡大で世界中の劇場がクローズされるなかで、近況と想いを聞いた。

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2020/06/10掲載

泉エリザ追悼公演として行われたiSバレエ・フェスティバル──泉ポールの『ジゼル』〜至純の愛〜

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaiSバレエ・アカデミア、泉・下森バレエ団『ジゼル』泉ポール:改訂振付泉ポールと下森瑞が主宰するiSバレエ・アカデミア、泉・下森バレエ団の公演。泉ポールの母であり、下森の師で義母でもある泉エリザが昨年2月に93歳で永眠したことへの追悼公演として行われた。泉エリザは宝塚歌劇団の27期生として活躍(芸名は千里ゆり)後

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2020/05/11掲載

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