ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

死を迎える準備、とは、とことん生ききること、黒田育世の新作

ワールドレポート/東京浦野 芳子text by Yoshiko Uranoふじのくに⇄せかい演劇祭2012黒田育世 構成・演出・振付『おたる鳥をよぶ準備』疾走し続けるダンサーたちが、跳ぶ、叫ぶ、倒れる。舞台を無邪気に転がるボール、遠慮なく舞い上がる羽、勢いよく放水するゴムホース。いつもながらにエネルギー全開、身体も心も切ないほどにギリギリまで使い切る黒田育世の世界が、今回は野外劇場と言う場を得てさ

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2012/08/10掲載

珍しいキノコ舞踊団のメランコリックな踊り

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi伊藤千枝 振付・構成・演出『私が踊るとき』珍しいキノコ舞踊団最近気が付いたのだが、珍しいキノコ舞踊団の公演を観にいくときは、ほかの舞台を観に行くときよりもいくらか心がウキウキしている。それはやはり、何はばかることなく女の子の気持ちをじっくりと観察、鑑賞できるからかもしれない。しかし、とは言え彼女たちもぐっと大人になった

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2010/02/10掲載

島添亮子の見事なバランスとテューズリーの安定感のある踊り

ワールドレポート/東京佐藤 円text by Madoka Sato小林紀子:演出・再振付『くるみ割り人形』小林紀子バレエ・シアター小林紀子バレエシアターの年末恒例公演「くるみ割り人形」の初日を鑑賞した。主演はプリンシパルの島添亮子とゲストプリンシパルでイギリス人のロバート・テューズリーのコンビ。近年よく踊っている組み合わせである。一幕、序曲の終わりとともに幕が上がる。雪のなか屋敷の前に客人が次々

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2010/02/10掲載

見事に決まった太鼓とピアノのコラボレーション

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi小松原庸子 構成・演出・振付『Hibiki ESTE---OESTE』ソル・デ・エスパーニャ小松原庸子と太鼓のソリストとしてニューヨークのカーネギーホールにもデビューした林英哲による、フラメンコと太鼓のコラボレーション公演が、小松原庸子スペイン舞踊団の創立40周年記念公演として開催された。太鼓もフラメンコもともにリズム

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2010/02/10掲載

中村恩恵、首藤康之、青木尚哉がインスタレーションと踊った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi中村恩恵 振付、佐藤恵子 美術『時の庭』(世界初演)首藤康之、中村恩恵、青木尚哉 出演 アート・コンプレックス2009神奈川県民ホールは様々なジャンルのアーティストが出会い、新たな表現を生み出す場を「アート・コンプレックス」と名付けて、毎年、自由なアートを紹介するイベントを開催している。今回は、首藤康之がオランダでで活

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2010/02/10掲載

飴屋演出による黒田育世 獅子奮迅のソロ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi黒田育世 振付、飴屋法水 演出『ソコバケツノソコ』黒田育世、BATIK黒田育世の出演、振付、飴屋法水の演出による『ソコバケツノソコ』は、黒田の格闘技とも見まがうほどの獅子奮迅のソロだった。舞台の中央に踊りながら何回か出入りするブラックホールがあり、床に白墨で円や四角が無造作にかいてある。黒田は姿を現すと、オールスタンデ

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2010/02/10掲載

ピーター・ライトの優れた演出に溶け込んだダンサーたち

ワールドレポート/東京秀 まなかtext by Manaka Shuプティパ、ピーター・ライト振付、ピーター・ライト演出『ジゼル』スターダンサーズ・バレエ団1幕の冒頭、アルブレヒトの戸を叩く音を聞き、ジゼルが家から駆け出してくる。その瞬間、「あっ」と感じた。瞬間に理屈は働かない。このジゼルは本物だ、と本能が察知したのである。そのジゼルは林ゆりえ。スターダンサーズ・バレエ団の1月公演『ジゼル』でタイ

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2010/02/10掲載

高木綾と柄本弾が抜擢に応えた『ラ・シルフィード』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasakiピエール・ラコット演出:振付東京バレエ団『ラ・シルフィード』東京バレエ団が3年振りにロマンティック・バレエの精華、『ラ・シルフィード』を上演した。スコットランドの農村を舞台に、結婚式を控えた青年が空気の精に魅せられたため悲劇を招く物語。上演したのは、フィリッポ・タリオーニの原案をピエール・ラコットが復元した版である。今回は

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2010/02/10掲載

コジョカル、酒井はな、ボーダー、康村和恵らスターが集ったガラ公演

ワールドレポート/東京桜井 多佳子text by Takako Sakuraiユース・アメリカ・グランプリ201010周年記念日本ガラ公演12月17日~20日、兵庫県尼崎市で日本予選が行われたYAGP(ユース・アメリカ・グランプリ)。22日には、東京に場所を移し、10周年記念のガラ公演が行われた。日本予選の参加者100人以上が揃ってのグラン・ディフィレで幕が開き、前半は、入賞したユースたちの演技。

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2010/02/10掲載

新年恒例の新国立劇場「ニューイヤー オペラパレス ガラ」

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiジャック・カーター振付『グラン・パ・ド・フィアンセ』ローラ・プティ振付『こうもり』より「グラン・カフェ」新国立劇場バレエ団<ニューイヤー オペラパレス ガラ>今年も新年恒例の新国立劇場「ニューイヤー オペラパレス ガラ」が開催された。第1部はバレエ。まず、チャイコフスキーの『白鳥の湖』第3幕の花嫁候補たちの踊りを、英国

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2010/02/10掲載

厚木三杏とウヴァーロフが踊った新春の『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki牧阿佐美 演出・改訂振付『白鳥の湖』新国立劇場バレエ団今を時めくバレリーナ、スヴェトラーナ・ザハロワとベテランのアンドレイ・ウヴァーロフの主演で幕が開くはずだった新国立劇場の新春『白鳥の湖』公演。ところがザハロワは体調が思わしくなく、降板するという番狂わせが生じた。かなり間際の決定だったようだが、初日は厚木三杏の代演でとに

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2010/02/10掲載

小野絢子のオデット/オディールを筆頭に、新世代のダンサーが活躍した『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美 演出・改訂振付『白鳥の湖』新国立劇場バレエ団牧阿佐美が演出・改訂振付けした『白鳥の湖』が再演された。今回はスヴェトラーナ・ザハロワ、小野絢子、厚木三杏、川村真樹、さいとう美帆の5人が、オデット/オディールにキャスティングされた。しかし、ザハロワが体調不良のために出演できなくなる、という出来事が起きたのは残念な

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2010/02/10掲載

ゲルギエフ、シチェドリン、ラトマンスキー ロシアの魅力の精髄を踊る『イワンと仔馬』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiThe Mariinsky Ballet/Alexei Ratmansky " The Little Humpbacked Horse"マリインスキー・バレエ/アレクセイ・ラトマンスキー『イワンと仔馬』ロジオン・シチェドリン音楽、アレクセイ・ラトマンスキー振付の『イワンと仔馬』が世界初演された2009年3月14日の夜。

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2010/01/12掲載

実況中継と解説で見せる裏方の仕事と本番

ワールドレポート/東京佐藤 円text by Madoka Sato遠田誠:構成・演出『re・re・re』まことクラヴ江戸川 卍丸や遠田 誠、中森下 真樹菜といった個性あふれるメンバーから構成されるまことクラブの公演。初めて彼らの舞台を観賞したが、なじみのお客様がいるようで開演前から「今回は何をやってくれるのだろう」といった期待に満ちた声が聞こえていた。イントロは舞台上のスクリーンに映像が映し出さ

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2010/01/12掲載

バレエ団ピッコロクリスマス公演 西田佑子のスワニルダが楽しかった

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi松崎すみ子:演出・振付『コッぺリア』バレエ団ピッコロバレエ団ピッコロがクリスマス公演に『コッペリア』を上演した。この公演は会場となっている練馬文化センターの開館以来、毎年開催され今回は27回目を迎えた。演出・振付は松崎すみ子、スワニルダには西田佑子、フランツには黄凱、コッペリウスには小泉孝司というキャスティングだった。

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2010/01/12掲載

スペイン文化の精髄を踊った小島章司の『ラ・セレスティーナ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi小島章司『ラ・セレスティーナ〜三人のパブロ〜』古希を迎え、高野山の金剛峰寺壇上伽藍金堂に、フラメンコ奉納公演『聖なるいのち〜空海に捧ぐ〜』を、無事に終えた小島章司。09年には文化功労者に選ばれ、一昨年には舞踊批評家協会賞も受賞している。『ラ・セレスティーナ』は、ペネロペ・クルス主演で映画化されたこともあるが、15世紀末

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2010/01/12掲載

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