ワールドレポート

2017年12月

2017年12月の記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー:マチュー・ガニオ

Mathieu Ganio  マチュー・ガニオ(エトワール)12月25日と28日にオペラ・バスチーユで『ドン・キホーテ』をゲストのイザベラ・ボイルストン(ABT)と踊るマチュー・ガニオ。来年1月の上旬には、東京の東急シアターオーブにて開催される「ル・グラン・ガラ 2018」で『トリスタンとイゾルデ』を日本で初めて踊るため、久々に来日する。オペラ座で勅使川原三郎の創作『Grand Miroir』に参

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2017/12/15掲載

夢の世界へ誘ってくれたNYCBのバランシン版『くるみ割り人形』

New York City Ballet ニューヨーク・シティ・バレエ"George Balanchine's The Nutcracker" by George Balanchine 『ジョージ・バランシン'ズ・ザ・ナットクラッカー(くるみ割り人形)』ジョージ・バランシン:振付11月24日から12月31日まで、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)の『ジョージ・バランシン'ズ・ザ・ナットクラッ

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2017/12/14掲載

エサ=ペカ・サロネンの指揮によりバランシン『アゴン』、勅使川原三郎『大きな鏡』、ピナ・バウシュ『春の祭典』が上演された

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Agon"  George BALANCHINE "Grand Miroir " Saburo TESHIGAWARA " Le Sacre du Printemps" Pina BAUSCH 『アゴン』ジョージ・バランシン:振付、『大きな鏡』勅使川原三郎:振付、『春の祭典』 ピナ・バウシュ:振付10月

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2017/12/11掲載

圧巻だった「7つの短編」の中村恩惠と首藤康之のデュエット、バレエ協会公演「クレアシオン」

日本バレエ協会「Balletクレアシオン 2017」『くびりちどうし』田中祐子:振付、『ねこ背』近藤良平:振付、『7つの短編』中村恩惠:振付日本バレエ協会の平成29年度の「Balletクレアシオン」では、牧阿佐美バレヱ団で踊った田中祐子振付の『くびりちどうし』、男性ダンスグループ コンドルズを率いる近藤良平振付の『ねこ背』、イリ・キリアンの薫陶を受け振付家・ダンサーとして活躍する中村恩惠振付の『7

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2017/12/11掲載

創作バレエを中心に若手ダンサーを多く起用して「躍動」したバレエコンサート、牧阿佐美バレヱ団

牧阿佐美バレヱ団「躍動」『ヴァリアシオン・プール・カトル』三谷恭三:振付、『飛鳥 ASUKA』より「竜剣の舞」牧阿佐美:振付、『パリの炎』よりグラン・パ・ド・ドゥ ワシリー・ワイノーネン:振付、『動物の謝肉祭』より「白鳥」三谷恭三:振付、『ロメオとジュリエット』よりバルコニー・シーンのパ・ド・ドゥ 三谷恭三:振付、『時の彼方に ア ビアント』より「白い部屋」ドミニク・ウォルシュ:振付、『コンスタン

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2017/12/11掲載

巨大な木と布を使い、抽象的でありながらドラマティックで美しい作品、ジェシカ・ラングの『哀しみの聖母』

Lincoln Center's White Light Festival / Jessica Lang Danceリンカーンセンター、ホワイト・ライト・フェスティバル / ジェシカ・ラング・ダンス"Stabat mater" by Jessica Lang 『哀しみの聖母』 ジェシカ・ラング:振付ニューヨークのリンカーンセンターの秋の祭典、ホワイト・ライト・フェスティバルで、ジェシカ・ラング(J

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2017/12/11掲載

マシュー・ボーンの巧みな演出、優れた音楽性が見事だった『赤い靴』、ゴメス、メアーンズの表現力と存在感が際立った

Matthew Bourne/New Adventures, マシュー・ボーン/ニュー・アドベンチャー"The Red Shoes" by Matthew Bourne 『赤い靴』 マシュー・ボーン:振付、製作『赤い靴』という映画をご存じだろうか。1948年に発表されたイギリス映画で、アンデルセン童話の「赤い靴」をテーマに、初めて本格的にバレエを取り入れた映画とも言われる。この映画を、『白鳥の湖』

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2017/12/11掲載

イーグリング版『くるみ割り人形』の小野絢子と福岡雄大の素晴らしい踊り、新国立劇場バレエ団

新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』ウエイン・イーグリング:振付新国立劇場バレエ団は、2017-18の新シーズンの幕開けにウエイン・イーグリング版『くるみ割り人形』の世界初演を行った。イーグリングは周知のように、ダンサーとしては英国ロイヤル・バレエのマクミラン版『ロミオとジュリエット』をアレッサンドラ・フェリと踊って世界的に知られるようになった。芸術監督としては東南アジアの各国で仕事をしたのち、オ

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2017/12/11掲載

越智實への追悼の意を込めて──越智インターナショナル・バレエ『新・白鳥の湖』

越智インターナショナル・バレエ『新・白鳥の湖』越智實:振付昨年、惜しまれて逝った越智實が2006年に傘寿記念公演で、振付け上演したという『新・白鳥の湖』。ブルメイステルの申し子だったというヴィオレッタ・ボートフに越智は教えを受けたということで、ブルメイステル版が元となった演出・振付だ。今回、追悼の意を込めて、これが再演された。白いワンピース姿の清らかなオデットが花を摘むプロローグから。王女オデット

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2017/12/11掲載

伸び盛りのジュニアたちによるオープニングで『海賊』より花園、『雷鳴への連禱』を上演──ひょうご洋舞フェスティバル

ふれあいの祭典2017 「ひょうご洋舞フェスティバル」「オープニング」泉ポール:振付、『海賊』より花園 山口けい子・塚本千里:再振付、『雷鳴への連禱』加藤きよ子:振付例年、見応えのある演目を観せてくれる兵庫県洋舞家協会の「ひょうご洋舞フェスティバル」。今年はオープニングも数えて3演目、すべて同協会の実力派が振付けた舞台となった。まず幕開けの『オープニング』は泉ポール振付、ヘンデルの音楽にのせて、パ

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2017/12/11掲載

関西のダンサーたちが宮下靖子バレエ団に集って、深川秀夫の3作品を踊った

宮下靖子バレエ団『パラード』 深川秀夫:振付、レオニード・マシーン:原振付 / 『グラズノフ・スウィート』深川秀夫:振付 / 『真夏の夜の夢』深川秀夫:振付、原振付:ジョージ・バランシン10月22日、「音楽で見る美術館」と題した宮下靖子バレエ団の公演が、びわ湖ホールで開催された。演目は深川秀夫の振付作品『パラード』(原振付:レオニード・マシーン)、『グラズノフ・スウィート』(深川のオリジナル作品)

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2017/12/11掲載

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