ワールドレポート

2015年12月

2015年12月の記事一覧

福岡雄大のホフマンと小野絢子のアントニアが際立った、ダレル振付の『ホフマン物語』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ホフマン物語』ピーター・ダレル:振付スコットランドのグラスゴーを本拠とするスコティッシュ・バレエ団(ウエスタン・シアター・バレエ団から発展)の創設者で振付家のピーター・ダレルの代表作『ホフマン物語』を、新国立劇場バレエ団が上演した。スコティッシュ・バレエ団で踊った新国立劇場舞踊芸術監督の大原永子にと

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2015/12/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:マリオン・バルボー

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAMarion Barbeau マリオン・バルボー(2016年1月1日よりスジェ)11月3日に行われた昇級コンクールの結果、スジェのポストを一位で得たマリオン。バスチーユでの年末公演『ラ・バヤデール』ではグラン・パ、プルミエ・オンブルに加え、ガムザッティも踊る。 マリオン・バルボーは20

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2015/12/10掲載

クランコの全幕傑作『オネーギン』『ロミオとジュリエット』現代作品を上演したシュツットガルト・バレエ

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasakiシュツットガルト・バレエ団『ロミオとジュリエット』『オネーギン』ジョン・クランコ:振付、ガラ公演「シュツットガルトの奇跡」シュツットガルト・バレエ団が3年振り10度目の来日をした。全幕物語バレエの名手として知られるジョン・クランコにより1961年に創設されたバレエ団で、わずかの間に世界的なバレエ団の仲間入りを果たした。クラ

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2015/12/10掲載

白石あゆ美の優れた身体能力と宮尾俊太郎の落着いた演技が光った『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiK バレエ カンパニー『白鳥湖』熊川哲也:演出・再振付、マリウス・プティパ、レフ・イワノフ:原振付K バレエ カンパニーの熊川哲也の演出・再振付による『白鳥の湖』を観た。K バレエ カンパニーの『白鳥の湖』は2003年に初演された。そしてこの熊川哲也版『白鳥の湖』には、オデット/オディールを1人のバレリーナが踊りきるも

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2015/12/10掲載

若手の沖香菜子&梅澤紘貴のペアがフレッシュな魅力を発揮した、東京バレエ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:新演出・振付東京バレエ団が、〈Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015〉のパートナー事業として、ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』を上演した。同バレエ団は、7月末にこの演目を〈世界バレエフェスティバル〉の全幕特別プログラムとしてゲストを招いて

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2015/12/10掲載

異様な雰囲気の中のパリ・オペラ座『ラ・バヤデール』でオニール八菜はガムザッティを踊った

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"La Bayadère" Rudolf Noureev 『ラ・バヤデール』ルドルフ・ヌレエフ:振付パリでは11月13日の夜に市内と郊外で同時多発テロが起こり、約130名が亡くなった。それを受けて、14日からは三日間にわたりフランス共

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2015/12/10掲載

『ボレロ』の鮮烈なエロティシズムと『セビリア組曲』の華麗な踊りが圧巻、スペイン国立バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiスペイン国立舞踊団Aプログラム『ファルーカ』『ビバ・ナバーラ』『ボレロ』『セビリア組曲』アントニオ・ナハーロ:芸術監督スペイン国立バレエ団がフィギュア・スケートの振付も手掛けるアントニオ・ナハーロ芸術監督就任後2回目で、3年振りとなる来日公演を行った。ファン・キンテーロ振付の『ファルーカ』で開幕した。3人の男性舞踊手が

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2015/12/10掲載

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