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大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)
Text by Mariko OMURA 
[2012.11.12]

オペラ座ダンサー・インタビュー : サブリナ・マレム

Sabrina Mallem サブリナ・マレム(スジェ)
公演当日まで、パートナーが変わること3回。10月15日、バランシンの『放蕩息子』でアレッシオ・カルボネを相手にサイレーンを初役した。魅惑的かつ悪の香りを漂わせての好演に、一度しか彼女の舞台がないことを惜しむ声もあるほどだった。

2007年にスジェに昇進以来、ドゥミ・ソリストとして活躍する機会に恵まれているサブリナ。均整のとれた身体、安定したテクニック、大人っぽい美貌の持ち主である。 舞台上の彼女は、自らが放つポジティブなエネルギーで、明るい光に包まれているよう。昨年末の『シンデレラ』では、義姉役をコミカルに演じて会場を湧かせた。 媚のない、さっぱりしたフェミニティが眼に快適なダンサーだ。(注・インタビューは『放蕩息子』のパートナーだったフランソワ・アリュが怪我で降板し、彼女はジェレミー・ベランガールと踊ることが発表された10月初旬に行われた)

pari1211c07.jpg 『放蕩息子』
Photos Sébastien Mathé /
Opéra national de Paris

Q:10月15日まであと2週間ですね。『放蕩息子』のサイレーン、あるいはクルチザンヌとも呼ばれるのは、どのような女性ですか。

A:オペラ座ではクルチザンヌ(高級娼婦)と呼んでいますね。これ、とっても素晴らしい役ですよ。貫禄、存在感を見せる役です。ある種威圧的というか、そうした重みのある役で、振付はテクニックの面でいうと超絶技巧を披露するというタイプではなく、でも、ステップや足の抑制をとても必要する役なんです。

Q:衣装も扱いがなかなか難しそうですね。

A:長いケープがついてますからね。そう、これを着て踊るのは簡単とはいえません。

Q:以前この作品をyoutube で見たときに、貴女をサイレーン役で見てみたい、と思ったことがあります。ご自身でもビデオなどで何か作品をみていて、自分にこれは向いていると思う役に出会うことはありますか。

A:それはどうもありがとう。ええ、確かに何かの役にこれって自分を見いだすことって、時々ありますよ。でも、それは自分が思うことであって、配役はオペラ座の上層部が決めることですから・・・。

Q:サイレーン役に惹かれる理由は何でしょう。

A:この役には、私の好きなすべてが揃っているからです。表現することの好きなすべてが。一種の冷ややかさがあり、同時にセンシュアリティ、フェミニテも、という点です。この役を踊る各ダンサーが、各々の個性を役にもちこむわけですが、私は、このように見ています。

Q:自分に似ている女性だと思いますか。


A:ええ、そう思います(笑)。実生活で、そうですねえ、私あまり近づきやすい方ではないようですから・・。でも、それも相手によりけりですし・・・わかりません。

pari1211c08.jpg 『放蕩息子』
Photos Sébastien Mathé / Opéra national de Paris

Q:10月15日の放蕩息子役の変更がオペラ座のサイトでも発表されましたね。

Q:ええ。もともとはコリフェのフランソワ・アリュと踊ることになっていたのですが、彼が怪我をしてしまって。それでジェレミー・ベランガールと組むことになったのです。(注.10月15日はアレッシオ・カルボネが放蕩息子役を踊った)。とても残念なことです。9月に入ってからリハーサルが始まったのですが、フランソワはとても若いので、演技面での仕事を多く進めていたんですよ。彼の役は若者の役ですが成熟を必要とするので、彼がすぐに自然にできることではないからです。 演技について、本当にたりさん仕事をして、彼、本当に素晴らしかったんですよ。ジェレミーとはまだ稽古を始めていませんが、彼は直感のダンサー。すでに自分の内にもっているもので踊ります。 彼と踊れること、これも素晴らしいことです。

Q:フランソワとの方が、年齢的には放蕩息子とサイレーンの関係により近いですね。

A:ええ、確かに。彼はまだ20歳前で私は32歳。私には成熟があり、彼には若さがあって、稽古をしていて、互いの間で上手く何かが起きているという感触がありました。 興味深かったです。相手が異なることで、私にとってもアーティスティクな面で別なものが もたらされることになるのって、面白いですね。

Q:バランシンの作品を踊るのは好きですか。

A:バランシンは私のレパートリーといえます。『ジュエルズ』のルビー、『4つの気質』では 怒りを 、今回は踊りませんが過去には『セレナーデ』も『アゴン』も踊っています。私はどちらかというとネオクラシック作品に配されることが多く、12月にはフォーサイスの『イン・ザ・ミドル・サムワット・エレヴェイテッド』『PAS./PARTS』を踊る予定です。同時にバスチーユでは『ドン・キホーテ』の公演もありますが、両方に出るのはスケジュール的にどうしても、無理。でも、この作品では過去に友だち役や、街の踊り子を踊っていますから、後悔はありません。クラシック作品についていえば、踊っていない作品はないでしょう。コンテンポラリーは好きなんですが、機会がなくって・・。3年前のベジャールの『春の祭典』『火の鳥』が最後です。

pari1211c02.jpg 『四つの気質』
Photos Sébastien Mathé / Opéra national de Paris
pari1211c03.jpg 『四つの気質』
Photos Sébastien Mathé / Opéra national de Paris

Q:『放蕩息子』の後は、マリ・アニエス=ジローのクリエーション『スーザパランス』ですね。これは何名くらいのダンサーが参加するのですか。

A:実際に数えたわけではないのですが、20名くらいでしょうか。まだ作品は出来上がっていず、今の時点では、私たちを相手に彼女が振付をしている、という段階。ダンサーたちに提案を求めてる段階です。彼女が私たちに、普通は立ってやることを壁に向かってやってみて、とか、シクロで、あるいは床でやってみて、というように・・・。難しいですよ。ときに、上手くゆかないものもありますが、とても興味深い仕事をしています。最終的には 今やってることと、がらっと変わった上がりになるかもしれませんし。彼女はやってみたいことのアイディアを持っているので、それは素晴らしいことです。とにかく今は 私たちのできる限界までを追求させている、という段階です。彼女自身の肉体ではすべてが可能ですから、ときに私たちには到達できない、というようなこともあって・・・。だから、私たちは彼女のようにできるようにとすごい努力をし、出来た時は、とても満足ですよ。

Q : リハーサルの写真では、ヴァンサン・シャイエがトゥシューズをはいていますね。

A : ええ。男性も全員トゥシューズです。独特な作品となるでしょうね。でも素晴らしい作品となるに違いありません。長さは30分 。このクリエーションに参加できて、とても嬉しいです。

Q:クリエーション参加はこれが初めてですか。

A:いいえ、2回目です。 モーリス・ベジャールの晩年の作品で、『四重奏のフレーズ』(2003年)が最初。マニュエル・ルグリ、エヴ・グリンシュタイン、エミリー・コゼットなどと一緒でした。女性4人、舞台の上で編み物をする振付だったんですよ。

Q:コンクールが近づいていますね。もう自由演目に踊るものは決めましたか。

A:まだ迷ってるところです。『ドン・キホーテ』の第三幕のキトリのソロにしようか、あるいは『アゴン』のカスタネットのソロにしようかと。

  pari1211c06.jpg Photo Sébastien Mathé /
Opéra national de Paris

Q:過去にはどんな作品を選んでいますか。

A:カドリーユからコリフェへのコンクールは『ドン・キホーテ』のドリアートの女王のソロ、コリフェからスジェの時は『マノン』でした。

Q:『マノン』はいつか全幕を踊りたいという作品ですか。

A:はい、私の夢の作品です。

Q:他にはどんな作品を踊りたいと思っていますか。

A:踊れたら、と思っていたのは『ラ・バヤデール』のガムゼッティ、『ジゼル』のミルタ、それに、フォーサイス、キリアン、ナッチョ・ドゥアトの作品です。フォーサイスはすでに願いが叶いました。ガムゼッティはパワフルな女性。ミルタは冷酷で権力的。こうした役は私に向いていると思うので、興味があります。

Q:これまで多いに舞台でエンジョイしたという作品は何ですか。

A:『ジュエルズ』のルビーですね。これは小さい時からの夢でしたから、本当に嬉しかったですね。これまで踊った作品のすべてはすぐには思い浮かばなけれど、踊ったすべてが好き。どれも良い時間を過ごせたと思っています。ガムゼッティやミルタのように踊りたくても配役されなかったというように残念に思う役もありますが、踊ったすべてには満足しています。

Q:バレエはどのように始めたのですか。

 A:両親が私の成長が遅いことを気にして、ドクターのところに連れて行ったんです。背中に問題があって。そうしたら、背中がまっすぐになるし、ダンスをするのがいい、と言われて始めることになりました。で、ダンスを始めたら、私には素質がある、と先生にいわれて。でも、私自身はダンスがちっとも好きじゃなかったんです。というのも、その前、5〜6歳のときは体操をしていて、とても好きだったんです。 それなのに、小さな子供の夢を取り上げられてしまったわけですからね。体操だとジムの床にマットがあって、さあ! という感じでしょう。身体を思いっきり動かすのに、それがダンスだとただバーを前にして、となって・・・。

pari1211c04.jpg 『ラ・バヤデール』
Photos Agathe Poupeney / Opéra national de Paris
pari1211c05.jpg 『ラ・バヤデール』
Photos Agathe Poupeney / Opéra national de Paris

Q:いつダンスが好きになったのですか。

A:オペラ座に入団するまで、実はこんな感じでした。オペラ座のバレエ学校には1991年から98年まで在籍しましたが、その間、プロのダンサーになりたいという気持ちはずっとないまま。バレエを続けたのは、学ぶことはよいことだと思えていたからです。入団して好きになったのは、というか、それまで好きになれなかったのは、人に監督されたり、するべきことを言われたり、ということ。それって、しなければならないことで大切なことですよね。今はそういえるけど、 自立志向が強かったせいか、寮生活をしている当時は、そう思えなかったんです。一人になれる時間が欲しかったし、学校では保護されすぎている感じもあった。でも入団したら、忍従する義務がなくなって・・・。学校に悪い思い出があるというのではありません。ただ、私の夢見た青春ではなかったのね。でも、心のどこかで、到達するべく続けるのだ! という声があって・・。奇妙に聞こえるかもしれませんが。

Q:同期には誰がいますか。

A:エミリー・コゼット、エヴ・グリンシュタイン、グエナエル・ヴォーティエとか。

Q:楽屋ではサラ・コヤ・ダヤノヴァと同室なのですね。

A:ええ。彼女とはクラシック作品で一緒に舞台に立つことが多いんです。

Q:『ペトリューシュカ』では彼女と貴女が演じたコミックなシーンを楽しめました。『シンデレラ』の義姉役でも、多いに観客を笑わせましたね。

A:こちらはアマンディーヌ(・アルビッソン)と一緒でした。彼女と一緒に素晴らしい時間を過ごせました。でも、最初、この役は自分にはできない、って思っていたんですよ。というのも、コミックというのは私の中にはない部分なので。でも、アマンディーヌとはとても息があって・・・。このブルーとピンクの姉妹役って踊る二人の間に一種の結託がないと難しいでしょう。結果、とても上手くいきました。もっと難しいだろうって、思っていたけど。それに振付の中にすべてがこめられていたし・・。ヌレエフの振付って、それに加えることもなければ、マイナスする必要もないというもので、パーフェクトなんですね。もしまた配役されたら? もちろん喜んで踊ります。『ペトリューシュカ』も。楽しかった思い出がありますからね。

Q:演じることも重要な仕事ですね。

A:その役に相応しく演じる必要があります。でも、例えば、サイレーン役ですが、最初から最後までずっと抑えのきいた同じ物腰しでいるので簡単だと思えるかもしれないけど、実は簡単じゃないのよ(笑)。もっとも、サイレーン役のほうが『シンデレラ』の義姉役よりは私には難易度は低いですね。というのも、姉妹役の振付けはテクニックを要求されるでしょう。その正確さを保ちながら、同時におばかさんを演じなければならないのですから。もっとも、そのおかげで得られた物はとても大きかったと言えますけど。

Q:役作りはどのように進めるのですか。

A:まず、いろいろなビデオを見ます。同じ作品でも一人のダンサーのではなく、複数の解釈をみて、インスピレーションを得るようにします。そして、役のリハーサルを指導してくれる人と話をします。例えば『放蕩息子』では、ギレーヌ・テスマールやファブリス・ブルジョワと。彼らが物語や役について、いろいろ説明をしてくれるんです。素晴らしいですよ。ギレーヌは彼女がこの役をどう踊ったか、すべてを教えてくれます。この身振りはなぜ、どの瞬間に、というようなこと、さらに視線のこと、ケープの扱いまで、すべてを教えくれます。役に接するには、これはとても効果的な方法。なぜって、すぐに役の中に入り込めることになりますから。ギレーヌ自身、この役を踊ってるので、説明がとてもクリアーなんです。さらに必要なときは、エトワールにも話を聞きます。このサイレーン役ではアニエス(・ルテスチュ)に。マリ・アニエスとはあいにくと仕事の時間帯が違うので、あまり会える機会がなくって。アニエスとは たくさん話しをしています。テクニックの面だけではなく、彼女はアドヴァイザー的存在というか・・・例えば、私が心配したり、不安がったりすると、「心配しないで、それはたいしたことじゃないわ。こう試してみたらいいわ」「大丈夫よ、うまく行くわ」というように、重荷に感じてることを軽くしてくれるんです。彼女たちがいてくれるのは、幸せなことです。

pari1211c01.jpg 『フェードル』
Photo Agathe Poupeney / Opéra national de Paris

Q:『フェードル』のエノーヌ役も同じように稽古したのですか。

A:ああ、これも踊りましたね。すっかり忘れていたわ。何種類かビデオを観て、これはクロード・ベッシーと話をしました。彼女は写真も持ってきてみせてくれました。この役のときはベッシー、そしてヴィヴィアンヌ・デクチュールと稽古をしました。二人ともこの作品を踊っています。その時にベッシーから貰ったBravo et merciというメッセージ、ほら、こうして楽屋に飾ってるのよ。

Q:『フェードル』は特殊な味わいの作品でしたね。

A:そうね、確かに特殊かもしれません。でも、私はこの役を踊るのは好きでしたよ。なぜって、とても強いものがある役だったので。それに私が仕えるフェードル役はアニエスでしたらから、彼女と舞台で一緒に踊れたことに、とっても満足しています。

Q:ストレスを感じやすいタイプですか。

A:普通だと思います。以前は、上手くゆくかしら、という不安にかられたこともありましたけど。今は少しはあっても、一旦舞台にでてしまうと、全くゼロ。良いストレスですね。舞台の上でストレスを感じた経験は一度もありません。素晴らしい経験ばかり。忘れがたい経験ばかりです。

Q:舞台に上がる前に、必ずすることがありますか。

A:ええ。私には心の祖母のような存在の女性がいましたが、2年前に亡くなってしまいました。舞台で踊る直前、彼女の写真にキスをするんです。ここ、オペラ座だけでなく、例えば夏のアメリカ・ツアーの時でも其の習慣は欠かしませんでした。

Q:舞台での喜びは何ですか。

A:衣装や音楽という要素も、確かに。でも常に思ってることがあるんです。「私が今、踊っているのは、決して踊れる機会がくるはずがない、と思っていたものばかり」と。そうした役に配されるのは、まるでコンクールで昇進した感じに似ていて、とても嬉しいことです。太陽の光線のように感じます。その仕事に自分を100パーセント捧げ、満喫し・・そうすることで私は喜びを感じ、幸せを感じています。

Q:舞台で踊る貴女の姿には喜びが感じられますね。

A:それはよかったわ。本当にすべてに満足し、心から楽しんでいるんです。

Q:既婚女性として出産についてどのように考えていますか。仕事を休むことに、恐怖心がありますか。

A:将来子供を持つことは考えています。ここ、オペラ座では、妊娠中のダンサーがバーレッスンに来る姿をよくみかけます。出産の3か月くらい前までは、続けているようです。つまり、出産といってもバレエから長い期間、遠ざかるわけではないのです。それに、みんな、出産前よりもずっとリラックスし、晴れやかな感じで戻ってきます。一歩下がって物事を見ることも出来るようになっています。私たちって時にテクニックのことですっかり頭を占領されてしまうことがあるけれど、子供が生まれると、人生にはもっと別なことがある、これだけに頭を悩ましている必要はない、となれるようです。相対的に物事を見られるようになるのですね。こうしたケースを多く見ているので、出産はたくさんのことをもたらすものである、と見ています。
例えばオーレリー・デュポン。彼女は2人の子供をあまり間隔をあけずに生んでいますね。でも仕事に戻ってきたとき、テクニック的に失ったものはないし、素晴らしいダンサーのままです。つまり 私たちはずっと踊りをやってきているのだし、出産の期間があっても、何も失うものはないのです。確かにシルエットは変わってしまうけど、それだってすぐに取り戻せることで、時間に任せればいいこと。出産のために仕事を休むことを怖い、とは思ったことはありません。眼の前に、これだけ良い例がたくさんあるのですからね・・・。私の人生に何かが不足している、と感じることがあったら、きっとその時が来た、ということでしょう。出産は再出発のための新たなる瞬発力となる。私はこのように考えています。

<<10のショート・ショート>>
1.プティ・ペール、プティット・メール/カール・パケット、オーレリー・デュポン
2.夢の旅先/ポリネジア 。TVのルポを見て、一生行く機会がなさそうな土地に感じたので。(小さいとき、日本もとても遠くの国に思え、そのように感じていた。でも、オペラ座に入ったら、3年おきくらいで行けるようになった)。
3.東京で行き着けの場所/かつてのパシフィック・ホテルと品川駅の間にあるビルの1階フロア。ショッピングが出来る。
4.朝食に不可欠な品/マルチヴィタミンのフルーツジュース。これを飲まないと1日の始まりが難しい。
5.昨日感じた小さな幸せ/仕事が早く終わり、大きな庭のある家(パリ市外)に戻れたこと。庭が大好き。
6.ダンサー以外に考えられる職業/ボディ関係、例えば、エステティシャン、スパのマッサージ師。
7.気分転換法/仕事から完全に自分を切り離す。映画、レストラン、プールなどに行く。
8.趣味/水泳。バタフライ、クロール、平泳ぎなどなんでも。
9.コレクションしているもの/なし。
10.自分の性格の良い面、悪い面/良い面は寛大で忍耐強いこと。基本的にいつも機嫌がよく、学ぶことが好き。悪い面は、繊細すぎること、ばか正直なこと。