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大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)
Text by Mariko OMURA 
[2012.06.11]

パリの観客の心をつかんだ東京バレエ団『ザ・カブキ』2回目のガルニエ宮公演

[特別レポート]
The Tokyo Ballet at the Paris Opéra

オペラ座では毎シーズン、外部カンパニーの公演がプログラムされる。世界の名だたるカンパニーの中からゲストをセレクションするのは、芸術監督ブリジット・ルフェーヴル。演目はカンパニーのレパートリーの中から選ばれ、彼女との相談で決定されるそうだ。今期2011〜12年シーズンは、1月に王立デンマーク・バレエ団、そしてこの5月に東京バレエ団が招待された。
東京バレエ団のガルニ宮での公演は、今回が三度目だ。初回は1986年で今回と同じく『ザ・カブキ』(フランスでは『Le Kabuki』)。1986年の10月というから、東京での初演の半年後ということになる。二度目は1993年。このときの演目は、ベジャールの『M』だった。ちなみにオペラ座バレエ団およびオペラ座バレエ学校と東京バレエ団 との交流は1972年から始まったもので、今年で40年になるそうだ。
『ザ・カブキ』の6公演が行われたのは、5月18日から22日にかけて。ほんの少し前まで『マノン』の公演があり、これはゴールデンウィークに重なったこともあり、劇場には大勢の日本人観光客がみうけられた。東京バレエ団の公演は、日本人観光客の姿は減り、欧米人が圧倒的に多かった。このところ、フランス人の日本熱は増すばかり。昨年後半、ケ・ブランリー美術館で開催された「サムライ」展の好評にみられるように、彼らの日本文化への関心はどんどんと裾野を広げている。 『ザ・カブキ』というタイトルのバレエに興味をひかれないはずがない。かくして6公演、満員御礼だった。

pari1206c01.jpg (C)Opéra national de Paris/ Charles Duprat

バスチーユ・オペラ座で『ロメオとジュリエット』の公演があり、そして『マノン』に配役されていたチームは公演終了後バカンス入りしていた時期ゆえ、あいにくと会場にオペラ座のダンサーの姿は発見できず。しかしもっとも東京バレエ団と縁が深く、そして義理堅さという点では日本人に劣らないマチュー・ガニオは、パートナーとして組むこともある上野水香が顔世御前を踊った舞台を鑑賞している。『ザ・カブキ』を見たのはこれが初めてという彼に、公演後、感想を聞いてみた。
「昔からの知り合いで、パートナーに組むこともあるMIZUKAが、ぼくの本拠地であるパリのガルニエ宮で踊るのを見ることができて、とても嬉しかったですね。それも、この素晴らしい作品で。『ザ・カブキ』は東京バレエ団のアイデンティティをとてもよく反映している作品だと思います。彼らにとても似合っていて、また日本を上手く表現している。こうしたバレエをレパートリーに持てるということは、カンパニーにとって素晴らしいことですよね。東京バレエ団に実に適したこの作品をパリで彼らが踊ったということが、とても気に入りました。あいにくとストーリーや登場人物を完全に把握できたとは言いがたいのですが、 舞台装置も衣装もとても洗練されていて、視覚的にとてもきれいな作品だと思います。ダンサーたちも素晴らしかったですね。 由良之助が踊るソロは、長くて大変な振付ですが、 NAOKI(高岸直樹)は美しいアーチストだと思いました。しょっちゅう見ることの出来ない作品。おかげで、素晴らしい時間を過ごすことができました」
この日会場にいたオペラ座常連とおぼしきフランス人観客の一人は、高岸がこの役を踊るのはこの日が最後と知り、たいそう残念がっていた。その女性から、「この役、あなたが踊ってもいいのでは?」と声をかけられたマチュー・ガニオ。思えば由良之助役の創作ダンサーはエリック・ヴ=アンである。舞台をみていて、ガニオはこの役を踊ってみたいと思っただろうか。
「いいえ。自分をこの役に重ね合わせることはしませんでした。というのも、先に語ったように、この作品は東京バレエ団のダンサーたちのもの。彼らの文化であり、アイデンティティということが、ぼくの気に入っている点なのですから」

pari1206c02.jpg (C)Opéra national de Paris/ Charles Duprat

観客の熱気と興奮が感じられる強い拍手。何度も繰り返されるカーテンコール。『ザ・カブキ』はパリの観客たちに好評を博した。もっとも1時間10分の第一部がいさか長過ぎる、物語についてゆけない、という声もなきにしもあらず。開演前、幕間にプログラムとにらめっこするフランス人も少なくなかった。プログラムでストーリーを読んだけれど、登場人物が多すぎてわからなくなってしまった、という観客も。ガニオに限らず、無理に物語をおいかけず、ビジュアル面の美しさに惹かれて最後まで楽しむことができた、というのがフランス人の鑑賞法のようだ。
批評家のアリアンヌ・ドリュフュスもその一人である。彼女は東京バレエ団の2008年の欧州ツアーの最終地ヴェルサイユでの公演で、『ボレロ』『ルナ』『舞楽』をみている。ベジャール、そして彼の作品について詳しい彼女だが、やはり
『ザ・カブキ』は今回が初めてということだった。
「私が何よりも気に入った点は、 日本人ダンサーが日本の物語を踊る、ということです。ベジャールがある本のなかでこの作品について語っていることを先日みつけたのですが、彼は創作の時に、日本の女性ダンサーが芸者のように小股歩きができないことにとても驚いたそうです。フランス人の彼が、彼女たちに着物姿の女性らしく歩くことを教えた、と。東西の文化、テクニックがとても上手くミックスされた作品ですね。彼は異なる2つのことをぶつけて融合させることが巧みな人でした。日本の文化に造詣の深い彼にとって、日本は大きな存在。多くの作品を残した彼ですが、この作品は東京バレエ団しか踊れない作品でしょう。大切に護られてゆくべきものですね。私のベジャールへの最後のインタビューは、2007年。彼が亡くなった年ですね。彼に絵画に興味をひかれることがないのかと質問したところ、“ぼくの作品を思い返してごらん。舞台背景を使っていないだろう“という答えがかえってきました。確かに彼のバレエは黒や白といった背景ばかり。ですから『ザ・カブキ』に舞台装置があることに、とても驚かされました。彼の作品の中でも、特別な作品ということになりますね」
彼女はダンサーたちの優れたテクニックも評価。肘の使い方など、ベジャール的振付を彼らがきっちりと学んでいる点にも注目した。女性の活躍の場が少ない作品ということもあるが、とりわけ男性のダンサーたちの群舞のクオリティの素晴らしさに眼を見張った。
「侍たちの群舞がとても気に入りました。知り合いのフランス人ジャーナリストに話したら、賛成されず、そして笑われたのですが、雪の降る舞台に次々と侍たちがグループででてきたときに、私は『ジゼル』のウィリスを思ったんですよ。ベジャールはクラシックのレパートリーに詳しい人でしたから、あ、もしかしたら、彼はウィリスの男性版をしたかったのかしらって(笑)」。

pari1206c03.jpg (C)Opéra national de Paris/ Charles Duprat

1986年の創作である。衣装が時代にそぐわなくなってるのではないか、という不安が開催者側にあったらしい。ガニオにプロローグの衣装について問いたところ、「いかにも80年代という服だけど、創作された時期の衣装なのだから、それは少しも気にならなりませんでした」と。ドリュフュスもしかり。「1986年の創作であると日付が明記されている作品なのだから、驚きはありませんでした。これはベジャールの80年代のヴィジョン。時代を物語らない作品もありますが、時代がはっきりしてる作品は、『ザ・カブキ』に限らず、再演の際にこうした問題に必ずぶつかるものです」

20日の公演後、DVD 『ザ・カブキ』 の発売を記念して、ガルニエのブティックで当日の主役を踊った 上野水香と高岸直樹によるサイン会が行われた。このブティックでは輸入版DVDにも関わらず、 39ユーロという価格に抑えている。というのも、ディレクターのアレクサンドル・アントワンヌ氏は、日本のバレエ関連のDVD、雑誌、書物をオペラ座のブティックで販売することに大きな意義を感じている。採算を度外視した価格設定をする彼の努力に注目したい。

さて、パリ・オペラ座の舞台で踊ること、フランス人観客の反応などに、ダンサーたちはどう感じたのだろうか。パリから戻って間もない主演ダンサー7名が思いを寄せてくれたので、ここに紹介しよう。

pari1206c06.jpg photo/Kiyonori Hasegawa

高岸直樹(由良之助/5月18日、20日)
「入団した1986年に海外ツアーがあり、パリ・オペラ座でこの『ザ・カブキ』に出演しました。その際は端役でしたが、26年後の今年は主役の由良之助を演じ、これまでこの役を踊ってきた年月を感じるとともに、前回とは違ってパリ・オペラ座ガルニエ宮で公演をすることの重さを実感しました。20日の公演が25年間にわたり演じ続けてきた由良之助の最後の舞台となったのですが、始まる前までは、「いつもと同じひとつの舞台」だと思っていました。でも、実際に舞台に立つと、ベジャールさんのことも含め、26年の思い出が身体にも頭にも蘇ってきました。そしてこの作品によって、ここまで成長させていただいたことを改めて感じました。オペラ座での由良之助最後の舞台は、幸せでしたし、有難かったです。そして、無事に舞台を終え、ホッとしています。『ザ・カブキ』をオペラ座で演じ、観客の反応から強く感じたことは、パリの 彼らが日本の文化をよく理解しているということです。日本への関心がうかがえる反応でした。ダンサーというのは、お客様に育てられるものです。パリの観客の熱い反応は、この舞台に出演したたくさんのダンサーを成長させてくれることでしょう」

後藤晴雄(由良之助/5月19日昼、21日)
「パリ・オペラ座ガルニエ宮の舞台に立つのは、1993年の『M』以来、19年ぶりでした。再びこの舞台で踊れるとは思っていませんでしたので、伝統が脈々と息づいている舞台に今回も立たせていただき感激しました。あまりにも素晴らしい空間で、一つ一つ焼き付けるように過ごさせていただきました。 正直いうと客席からの反応はあまりわかりませんでしたが、皆さんが暖かい目で見てくださっていたことは感じられました。やることはやりきった、そんな思いです。終演後、元エトワールのエリザベット・モーランさんが、舞台袖にいらして声をかけてくださいました。「あなたの由良之助はとても素晴らしかったです」という言葉をいただいたのもうれしかったですが、「私の年代(ダンサーとして活動していた時期)に創られた作品に、ガルニエの舞台で出会えて幸せです。蘇らせてくださってありがとう」と仰ってくださったのが印象的です。憧れのモーランさんとお話しできたことは、僕にとって大きな財産です」

柄本弾(由良之助/5月19日夜、22日)

「 パリ・オペラ座という歴史ある舞台は、日本の舞台とは全く違う雰囲気で、建物を見た瞬間は緊張したのですが、良い意味で楽しみながら舞台に立つことができました。自分が演じたいように演じられと思います。だから、悔いは全くありません。カーテンコールで大きな拍手をいただき、本当に感動しました。パリ・オペラ座の観客はバレエをたくさんご覧になっているので、拍手をいただけないのではないかと心配していたのですが、あたたかい拍手をいただき、感無量でした。最後には手拍子まで起こり、あんなに盛り上がるとは思ってもいませんでした。カーテンコールでは、由良之助のまま、役の続きで出て行こうと思っていたのですが、あまりの嬉しさに、つい笑顔になってしまったほどです。斜舞台は初めてで、いつも通りに踊っていても下に下にと引っ張られる感じでした。でも練習を重ねるうちに、次第に感覚が掴めるようになり、最終日(5月22日)の公演では全く気にならなくなっていました。初めての斜舞台、短いリハーサル期間でオペラ座の舞台で踊ったことは、これからの自信につながったように思います。この先、壁にぶち当たったときにも、この経験が僕にとってプラスになってくれるに違いありません」

pari1206c08.jpg photo/Kiyonori Hasegawa

上野水香(顔世御前/5月18日、20日)
「幼い頃から、パリ・オペラ座バレエ団に憧れていて、ガルニエの舞台に立つのが大きな夢でした。ずっと叶うことがなく、もう無理かもしれないと思っていた夢が、東京バレエ団のツアーで叶うことになりました。踊り続けてきてよかった、と心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。日本の東京バレエ団の舞台をフランスの観客が受け入れてくださったこと、そしてパリ・オペラ座バレエ団芸術監督のブリジット・ルフェーヴルさんも仰っていましたが、日本とフランスの文化交流にバレエが役に立ったことを嬉しく思っています。東京バレエ団の『ザ・カブキ』に関心が集まり、大きな話題になっているとパリにお住まいの方から公演前にうかがっていましたが、実際に観客の皆様がとても喜んでくださり、この舞台を好きになってくださったことを肌で感じることができました。友人のマチュー・ガニオも、作品がとても美しかった、日本の文化に興味を持っているので感動した、と言ってくれました。打掛やいろは歌の幕など、海外の方は私たちが思っている以上に美しいと感じてくださっているようです。私の出番は決して多くはないのですが、インパクトがあって素晴らしかったと彼が言ってくれたのもうれしかったです。パリ・オペラ座の舞台に立ったとき、伝統の重みが伝わってきて、空気の重みを感じました。オペラ座独特の大きくて深い空気感のマジックで、空間を支配するのが大変という感じでしょうか。斜舞台には、15歳のときにローザンヌ国際バレエコンクールに出場したときから何度も立っていますが、いまだに恐怖感があります。バランスが前に行き、コントロールが難しく、平らな舞台のときとは感覚が変わってしまうのです。特に回転が難しい。でもローザンヌやミラノ・スカラ座での感覚を覚えているので、それを思い出しながら踊りました。顔世御前を踊るメンバーで、アドバイスをしあったりもしたのですよ」

吉岡美佳(顔世御前/5月19日昼、21日)
「パリ・オペラ座ガルニエの舞台に立つのは、1993年の『M』以来19年ぶり。そのときは今回とは違う楽屋でしたが、はっきりと覚えていて、とても懐かしく、帰ってこられたという気持ちになりました 。2001年にシャトレ座で顔世御前を踊った時、ベジャールさんも公演にいらしたのですが、客席から舞台まで段差があることもあって、袖に椅子を置いてご覧になっていたのです。ベジャールさんが近くからご覧になっているので、とても緊張したことを覚えています。『ザ・カブキ』を踊るたびに、ベジャールさんの偉大さを感じます。たとえば、打掛の使い方ひとつ(注.二人でひとつの打掛を羽織った振りのこと)にしろ、ベジャールさんの発想はすごいと思うばかりです。切腹する判官の後ろを通るときは、いつも涙が出て、胸が張り裂けそうな気持ちになります。その都度、作品の力、構成、音楽、振付の素晴らしさを感じます。東京バレエ団にいることで、ベジャール作品をパリ・オペラ座で踊ることができるありがたさをかみしめました。ベジャールさんにはとても可愛がっていただき、お会いするたびに、手の甲にキスをしてくださいました。今回の公演もベジャールさんが見守っていてくださったように思います。長い期間、顔世御前は私一人が踊っていたのですが、今回は4人で顔世を演じ、この役が継承され、こうして作品も顔世という役も続いていくのだと思うと、感慨深いものがありました」

奈良春夏(顔世御前/5月22日)
「パリ・オペラ座ガルニエの中に入ったのは、今回が初めてです。歴史ある素晴らしい建物には圧倒されたものの、意外と緊張はしませんでした。私が顔世御前を踊るのは最終日(5月22日)だったので 、一度も舞台での通し稽古ができず、照明もなく、衣装も着けない状態で何度かリハーサルを行っただけ。緊張をしている場合ではなかったというのが正直なところです。当日、メイクをして、衣装を着け、先生の注意を反芻し、緊張する時間もなく、集中したまま舞台に立っていました。最終日に一人だけ新しい役で加わりましたので、まわりの皆にとても助けられました。みんなの踊りにパワーをもらったように思います。先生や先輩たちからいろいろとアドバイスをもらい、周囲に支えられてオペラ座での公演を終えることができました。(吉岡)美佳さんには東京でのリハーサルでも お世話になりましたが、パリでの本番中もずっと袖で手伝ってくださり、とても助けられました。もっともオペラ座の斜舞台には苦戦しましたね。フラットな舞台とは立っているだけでも感覚が違います。しかも顔世御前は単純なピルエットではなく、特殊な回転も多いので、いつも以上に神経を使って練習をしましたが、幸いなことに最終日でしたので、他のほかの役で舞台に立つうちに身体を慣らせられたのがよかったと思います。ベジャールさんには2度ほどお目にかかったことがありますが、東京バレエ団のために創作してくださった『ザ・カブキ』で顔世御前を踊れることは、とても名誉なことだと思っています。役作りのために、映画などで勉強したのですが、改めて日本人の精神を2時間強のバレエ作品になさったベジャールさんの偉大さを感じ、踊れば踊るほど作品の奥深さに感動しています」

pari1206c07.jpg photo/Kiyonori Hasegawa

二階堂由依(顔世御前/5月19日夜)
「パリ・オペラ座には今回初めて入りました。 初めの斜舞台でしたので、最初のレッスンでは平衡感覚がなくなり、車酔いのような症状になりました。バランスがすべて前に行ってしまい、慣れるまでが大変でした。とにかく練習するしかないとリハーサル室や舞台で練習を重ねました。慣れない斜舞台なので自分が思っているように動けなくて、全てを出し切ることができず悔しかったですし、二度とこんな機会はないかもしれませんが、改めてこの舞台にもう一度立ちたいと思いました。パリ・オペラ座にはとても憧れていましたが、緊張というより、まだまだ未熟な自分が、東京バレエ団の看板を傷つけないかという不安のほうが大きかったです。 『ザ・カブキ』は踊るたびに、どんどん好きになっていきます。物語・振付、作品の素晴らしさに毎回気づかされます。今回、初めてまったく(小さな役でも)出演しない公演があり、その時には最初から最後まで舞台袖で真剣に舞台を見学していました。改めて、今まで気づかなかった振付の意味や、細かい工夫がわかり、ベジャールさんの偉大さを実感しました。ベジャールさんの振付は、すべての動きに意味があるんです。新しい発見ができて、ますます『ザ・カブキ』という作品の奥深さを感じました。舞台は集中していたのか、あっという間に終わってしまいました。踊っている最中のことはあんまり記憶になく、気付いたら終わっていた感じです。 カーテンコールで大きな拍手を聞き、私が関わった作品と、所属する東京バレエ団が海外で評価されたことを誇りに思いました。日本のバレエ団も負けていないなと思うと、本当に嬉しかったです」

pari1206c04.jpg (C)Opéra national de Paris /Sébastien Mathé pari1206c05.jpg (C)Opéra national de Paris /Sébastien Mathé