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三光 洋 Text by Hiroshi Sanko 
[2009.07.10]

パリのダンスフェスティヴァルにアルヴィン・エイリーのカンパニー登場

LES ETES DE LA DANSE DE PARIS
エテ・ドゥ・ラ・ダンス・ドゥ・パリ (パリの夏ダンスフェスティヴァル)
Alvin Ailey American Danse Theater
アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター
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パリのシーズンは7月15日のパリ国立オペラ座バレエのフレデリック・アシュトン振付の『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』で幕を閉じ、夏休みに入る。2009-2010年シーズンはパリ市立劇場のプレルヨカーユ振付『綱渡り芸人』の世界初演で、パリ国立オペラ座バレエは9月24日にジョン・コラリとジュール・ペロー振付の『ジゼル』で始まる。
 
LES ETES DE LA DANSE DE PARIS
エテ・ドゥ・ラ・ダンス・ドゥ・パリ (パリの夏ダンスフェスティヴァル)
Alvin Ailey American Danse Theater
アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター

1958年にニューヨークでアルヴィン・エイリーは若手黒人ダンサーを集めてダンスカンパニーを結成した。(エイリーは1931年にテキサスで小作農の両親の一粒種として生を受けている)エイリーは代表作の黒人霊歌を使った『リヴァレーションズ』をはじめ、アフリカ系アメリカ人の文化を素地に人間の身体美を探求し、アメリカのモダンダンスに大きな影響を与えた。1989年にエイリーは亡くなったが、その後を継いだジュディス・ジャミソン芸術監督はアフリカ系アメリカ文化を若い人々に伝えたいという創始者の願いを実現するべく精力的な活動を続けている。
今回は創立50周年シーズンの最後を飾る海外公演としてパリの夏ダンスフェスティヴァルに3つのプログラムを持って参加する。

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プログラムA
7月7・8・9・10・11日20時と11日15時
『フェスタ・バロッカ』Festa Barocca(2008年、マウロ・ビゴンゼッティ振付、ヘンデル音楽)
『アンフォールド』Unfold(2005年ロバート・バトル振付、レオンタイン・プライス音楽
『リヴェレーションズ』Revelations(1960年アーヴィン・エイリー振付、音楽は黒人霊歌)

プログラムB

7月13・14・15・16・17・18日20時と18日15時
『ザ・ゴールデン・セクション』The Golden Section(1993年 トワイラ・サープ振付、デヴィッド・バーン音楽)
『ソロ』Solo(ハンス・ファン=マーネン振付、音楽レイ・チャールズ)
『ラヴ・ストーリーズ』Love Stories(2004年 ジュディス・ジャミソン振付 スティーヴィー・ワンダー音楽)

プログラムC
7月20・21・22・23・24・25日20時と25日15時
『火の鳥』Firebird(1970年 モーリス・ベジャール振付、ストラヴィンスキー音楽)
『スイット・オーティス』Suite Otis(1977年 ジョージ・フェイソン振付、オーティス・レディング音楽)
『リヴェレーションズ』Revelations

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(C) Alvin Ailey American Dance Theater/Andrew Eccles