ワールドレポート

2018年2月

2018年2月の記事一覧

【ニュース】第18回英国舞踊批評家協会賞(The 18th National Dance Awards)授賞式がロンドンで行われ、話題作『アクラム・カーンのジゼル』などが受賞した

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiイギリス舞踊界の2016-2017年シーズンを総括する第18回英国舞踊批評家協会賞授賞式が2018年2月19日ロンドンのバービカン・センターにて行われた。授賞式の模様は初めてフェイスブックにてライブ配信された。司会を務めたのは、過去の受賞者二人――振付家アナベル・ロペス・オチョアとダンサー、デイン・ハースト。二人は映画『パルプ・

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2018/02/22掲載

若手ダンサーたちへの期待を込めた『白鳥の湖』新春公演、谷桃子バレエ団

谷桃子バレエ団『白鳥の湖』マリウス・プティパ:原振付谷桃子は、1948年、かつての東京バレエ団第四回公演『白鳥の湖』全幕でオデット/オディールを踊っている。その後、1949年に谷桃子バレエ団を設立し、翌50年には『白鳥の湖』第2幕を上演し、その後も度々再演している。そして1955年10月には関西で、11月には東京で『白鳥の湖』全幕を初演した・・・。『白鳥の湖』の日本上演というと、戦後すぐの東京バレ

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2018/02/13掲載

20世紀の傑作バレエ『カルメン組曲』をキエフ・バレエが継承し、エレーナ・フィリピエワが踊った

キエフ・バレエ「オール・オブ・クラシック プレミアムコンサート」第1部オーケストラ曲集、第2部オペラアリア集、第3部バレエ『カルメン組曲』アルベルト・アロンソ、アザリ・プリセツキー:振付『カルメン組曲』は、マイヤ・プリセツカヤが主導してキューバのアルベルト・アロンソが振付け、ボリショイ・バレエで1967年に初演された。音楽は、当初シェスタコーヴィチに依頼したが、「ビゼーが怖いから」と断られたという

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2018/02/13掲載

ウクライナらしさを感じさせる多彩なプログラムを上演、キエフ・バレエ「150周年バレエ・ガラ」

キエフ・バレエ「150周年バレエ・ガラ」『フィガロの結婚』よりV.ヤレメンコ:振付、『森の詩』よりV.ポロンスキー:振付、『ポロヴェッツ人の踊り』A.レフレアシヴィリ:振付ほかウクライナのキエフ・バレエが年末から年始にかけて日本公演を行った。今回は、本拠地のウクライナ国立歌劇場が2017年11月8日に創立150周年を迎えたのを記念する来日公演フェスティバルとして、キエフ・バレエのほかキエフ・オペラ

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2018/02/13掲載

ジルベール、ガニオ、そして八菜、マルシャン、ルーヴェのオペラ座の精鋭が踊った「ル・グラン・ガラ」

「ル・グラン・ガラ」『ヴェーセンドンク歌曲集』『トリスタンとイゾルデ』ジョルジオ・マンチーニ:振付今年のお正月は寒さは厳しいが、関東地方は晴天に恵まれ良い天気が続いた。正月気分がまだ残り晴れ着に着飾った人びとが集う渋谷の新名所ヒカリエ11階のシアター・オーブ。澄みわたった空に地上の街が光り、晴れがましい気分が溢れる。ここに世界最高と自他共に認めるパリ・オペラ座バレエ団のエトワール四人と、いつ日本人

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2018/02/13掲載

石井漠、小浪作品の復元もあった、佐藤典子舞踊生活70周年プレイベント「アクトの丘にショパンを舞う」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna佐藤典子舞踊生活70周年プレイベント「アクトの丘にショパンを舞う」『ダニューブの漣』『浜辺の歌』石井小浪:原振付 佐藤典子:復元再振付、復元指導;石井登『怖がらせる』石井漠:原振付、「谷川俊太郎詩集『絵のない絵葉書』より」佐藤典子:構成ほか石井小浪の内弟子であった佐藤典子の舞踊生活70周年プレイベントとされた公演

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2018/02/13掲載

名古屋を代表するダンサーたちが集結して『パキータ』&島﨑徹振付『Absence of Story』を上演

日本バレエ協会中部支部「コンテンポラリーダンス&バレエ公演」『パキータ』マリウス・プティパ:振付、再振付;松岡璃映、『Absence of Story』島﨑徹:振付実力あるダンサーが次々と育っている中部地区、バレエ協会所属の団体が力を合わせ、名古屋市文化振興事業団(芸術創造センター)主催で合同公演を行った。ふだんクラシック・バレエに力を注ぐダンサーたちが『パキータ』に加えて、島﨑徹振付のコンテンポ

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2018/02/13掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ヴァランティーヌ・コラサンテ

Valentine Colasante ヴァランティーヌ・コラサンテ(エトワール)1月5日、怪我で降板したアマンディーヌ・アルビッソンに代わって、一公演だけ『ドン・キホーテ』のキトリ役を踊ることになったヴァランティーヌ。文句のつけようのない舞台を務め、その晩エトワールに任命された。感極まった声で任命を発表した芸術監督オーレリー・デュポン。その彼女に駆け寄ったヴァランティーヌがしっかりと抱き上げられ

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2018/02/13掲載

佐藤智美や脇塚力を中心にカンパニーでこぼこも活躍──ザ・シンフォニーホール「ニューイヤー★祝祭コンサート」

ザ・シンフォニーホール「ニューイヤー★祝祭コンサート2018」カンパニーでこぼこ:バレエ、指揮;守山俊吾、合唱団;コーラスアンサンブルいちばん星、管弦楽;ニューイヤー祝祭オーケストラ35周年を迎えた大阪を代表する音楽ホールであるザ・シンフォニーホールで「ニューイヤー★祝祭コンサート2018」が開催された。守山俊吾指揮で、守山の縁でブルガリアからオペラ歌手を招いての新春らしく比較的ポピュラーな曲を選

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2018/02/13掲載

身体能力の優れたダンサーたちと工夫を凝らした照明や小道具により華麗なエンターティンメントを展開したモミックス

"Viva Momix Forever" Moses PENDLETON「ヴィヴァ・モミックス・フォーエヴァー」 モーゼス・ペンドルトン:振付クリスマスから正月明けまでのパリではアメリカのダンス・グループ、モミックスがシャンゼリゼ歌劇場で公演を行った。 「ヴィヴァ・モミックス・フォーエヴァー」と銘打たれたスペクタクルは1980年に創設されたモミックスによる数多い作品のハイライトを並べたもの。前半に

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2018/02/13掲載

マクレガーの『ツリー・オブ・コーズ』、ダンサーは絶え間なくパワフルなエネルギーを放ち、客席から熱い喝采が送られた

Wayne McGregor and Olafur Eliasson and Jamie XX and Manchester International Festivalウェイン・マクレガー、オラフール・エリアソン、ジェイミーXX、マンチェスター国際フェスティバル委嘱"TREE OF CODES" Choreographed by Wayne McGregor 『ツリー・オブ・コーズ』ウェイン・マ

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2018/02/13掲載

【ニュース】パリ・オペラ座創立350周年となる2018・19年シーズンのプログラムがガルニエ宮の特別夜会で発表

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sanko1月29日の夜、ガルニエ宮で定期会員、若者会員、メディア関係者を対象に開かれた特別夜会でパリ・オペラ座創立350周年となる2018 -19年プログラムが発表された。冒頭で挨拶するリスナー総監督(C) Opéra national de Paris/ E Bauer 冒頭舞台に登場したステファン・リスナー総監督は創立350周年

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2018/02/09掲載

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