ワールドレポート

2017年6月

2017年6月の記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー:オニール八菜

Hannah O'Neill オニール八菜(プルミエール・ダンスーズ)オペラ・バスチーユでバランシンの『真夏の夜の夢』の主役に配されていて、3月の来日ツアーにはあいにくと不参加だった八菜。オーレリー・デュポン芸術監督による選抜ダンサーの一人として、7月後半東京で開催される「オペラ座&ロイヤル 夢の共演<バレエ・スプリーム>」に参加する彼女の舞台は、日本のバレエ・ファンに大いに待たれているに

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2017/06/12掲載

フォーサイスの2作とデュシャンの作品をモティーフにしたカニンガム作品が踊られた

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Walkaround Time" Merce CUNNINGHAM、 "Trio" "Herman Schmerman" William FORSYTHE 『ウォークアラウンド タイム』マース・カニンガム:振付、『トリオ』『ハーマン・シュマーマン』ウイリアム・フォーサイス:振付春のガルニエ宮の公演は、2

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2017/06/12掲載

オニールとマルシャン他が踊ったバランシン『ラ・ヴァルス』他、ラヴェルの音楽よる3曲が上演された

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"La Valse" George BALANCHINE "En Sol" Jerome ROBBINS "Boléro" Sidi Larbi CHERKAOUI, Damien JALET 『ラ・ヴァルス』ジョージ・バランシン:振付、『アン・ソル』ジェローム・ロビンズ:振付、『ボレロ』シディ=ラルビ・

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2017/06/12掲載

『くるみ割り人形--クララの物語』-----激動の歴史の中でひとりの女性が捧げた舞踊への愛

AUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団"GRAEME MURPHY'S NUTCRACKER - The Story of Clara" Choreographed by Graeme Murphy 「グレアム・マーフィー版『くるみ割り人形―クララの物語』」グレアム・マーフィー:振付グレアム・マーフィー版『くるみ割り人形』は、オーストラリア・バレエ団の長年のファンやダンサーた

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2017/06/12掲載

5回目のPDA──実力派男性ダンサーたちに釘付けになった『Here we are!』

PDA(Professional Dancers' Association)『Here we are!』島﨑徹:演出・振付この公演は『EXTRAVAGANZA(豪華絢爛)』とも告知されていたが、確かにその表現に恥じない素晴らしいものだった。グイグイ惹きつけられて、アッという間に終わってしまった。もっと観たいと切実に思う舞台。私に限らず、観客はみんなそう感じたのではないだろうか?──スタンディング・

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2017/06/12掲載

ボサノヴァとタップダンスを融合したフェリペ・ガルガンニの素晴らしいショー

Felipe Galganni & Company フェリペ・ガルガンニ&カンパニー"TAP & TOM" Felipe Galganni 「タップ&トム」フェリペ・ガルガンニ:プロデューサー、芸術監督、振付、アイデア4月21日、ザ・プレイヤーズ・シアターでブラジル人タップダンサーのフェリペ・ガルガンニ&カンパニーによる"タップ&トム"の公演がありました。世界初演でチケットはソール

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2017/06/12掲載

スターンズがセオを頭上高くリフトすると、ジゼルの霊が空中を飛んでいるかのように見えた!

American Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シアター"Giselle" by Jean Coralli, Jules Perrot and Marius Petipa 『ジゼル』 ジャン・コラーリ、ジュールス・ペロー、マリウス・プティパ;振付ABTの公演から古典中の古典、『ジゼル(Giselle)』を見た。この作品の様に非常によく知られているレパートリーの見どころは、踊るダ

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2017/06/12掲載

妖精世界の平和が実現した楽しく魅力的な世界、NBAバレエ団『真夏の夜の夢』

NBAバレエ団『真夏の夜の夢』クリストファー・ウィールドン:振付、『葉は色褪せて』アントニー・チューダー:振付NBAバレエ団がアントニー・チューダーの晩年の秀作『葉は色褪せて』とクリスファー・ウィールドンがコロラド・バレエ団に振付けた『真夏の夜の夢』(原作はシェイクスピアの戯曲)を上演した。ウィールドンの『真夏の夜の夢』は、なかなかおもしろかった。この作品は原作をバレエ化するために一部カットして作

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2017/06/12掲載

クリスティーン・シェフチェンコと小川華歩が『ドン・キホーテ』デビューを飾った、アメリカン・バレエ・シアター

American Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シター"Don Quixote"  by Marius Petipa and Alexander Gorsky 『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ、アレクサンダー・ゴルスキー;振付この日はアメリカン・バレエ・シアターの『ドン・キホーテ』公演でソリストのクリスティーン・シェフチェンコがキトリ役、そしてコール・ド・バレエの小川華歩が

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2017/06/12掲載

存在の形態としての円軌道が重なり合って「時の渦」が現れる、深遠なムーヴメントを見せたローザス&イクトゥス

ローザス&イクトゥス『時の渦-Vortex Temporum(ヴォルテックス・テンポラム)』アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル:振付アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル/ローザスが来日し、『ファーズ Fase』と『時の渦ーVortex Temporum(ヴォルテックス・テンポラム)』を上演した。私は日本初演となるローザス&イクトゥス『時の渦 Vortex Temporum』を観た。このダ

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2017/06/12掲載

コルネホとコチェトコワの素晴らしいデュエット・・・そしてABTの実力を知らしめた見事な『ドン・キホーテ』

American Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シター"Don Quixote" by Marius Petipa and Alexander Gorsky 『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ、アレクサンダー・ゴルスキー;振付今年のアメリカン・バレエ・シアター(ABT)の春の公演は、『ドン・キホーテ』で開幕した。ABTの見どころは古典作品と、それを踊るプリンシパルの芸術性だ。

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2017/06/12掲載

新国立劇場バレエ『眠れる森の美女』、木村優里のオーロラ姫と米沢唯のカラボスのデビューを観る

新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』ウエイン・イーグリング:振付(マリウス・プティパ原振付による)新国立劇場バレエの2016-17シーズンの5月公演『眠れる森の美女』は、2014年にウエイン・イーグリングが振付け、新制作した舞台。今回が最初の再演となる。新国立劇場バレエ『眠れる森の美女』のヴァージョンの特徴一つは、カラボスがトゥシューズを着けて踊るということ。それに応じた5公演4組のキャストが組ま

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2017/06/12掲載

様々な音楽と多彩なムーヴメントが融合した素敵なコンサート、堀内充バレエコレクション2017

堀内充 バレエコレクション 2017『ヴァイオリン・コンチェルト』『室内オーケストラのための3つの小品』『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』『夜と光』『ホテル・モーツァルト』堀内充:振付昨年に続いて堀内充バレエコレクション2017が開催された。2013年に堀内元・充で始まったバレエコレクションも、今回で6回目を迎え、会場はこれまでと同様、めぐろパーシモンホールだった。 今回のバレエコレクション 2

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2017/06/10掲載

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