ワールドレポート

2016年3月

2016年3月の記事一覧

[ロンドン] ロイヤル・バレエとボリショイ・バレエの初共同制作『ストラップレス』世界初演

ワールドレポート/その他アンジェラ・加瀬text by Angela KaseThe Royal Ballet 英国ロイヤル・バレエ"After the Rain" "Strapless" "Wuthin the Golden Hour" by Christopher Wheeldon 『アフター・ザ・レイン』『ストラップレス』『ウィズイン・ザ・ゴールデンアワー』クリストファー・ウィールドン:振付

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2016/03/23掲載

タップダンスがビートボクサーと競演、息つく間もない圧巻のステージでファンキーに観客を魅了

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里text by Eri MisakiRAW Dance CompanyRAW ダンスカンパニー子供のためのブロードウェイショーを上演するNew Victory Theaterで、またまたホットなショーが行われた。オーストラリアはブリスベーンに本拠を置くRAW ダンスカンパニーによる『アンタップト(UNTAPPED)!』がそれ。ショーのタイトルとは裏腹に、これ

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2016/03/10掲載

お話や簡単エクササイズ、初心者にも親しみやすいバレエ案内──野間バレエ団「バレエを楽しもうin Sakai堺」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna野間バレエ団野間康子:振付、芸術監督、野間景、青木崇ほか:出演野間バレエ団が堺市文化振興財団と共催で行った企画。一般2000円、学生(高校生以下)1500円、親子ペアで3000円とバレエ公演にしては比較的リーズナブルで解説もつくということで、初めてバレエを鑑賞する方にとって足を運びやすかったのではないかと思う。ま

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2016/03/10掲載

マイヨーの斬新な表現と解釈によって描かれたモンテカルロ・バレエの『シンデレラ』

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里text by Eri Misakiおとぎ話のバレエはたくさんあり、昔々のオリジナル版を真似することから始まり、さらに振付家の想像力が加わって少しずつ、あるいは画期的に変化して、様々なヴァージョンが世に送り出される。その都度、音楽の解釈、物語の解釈などが、ああでもない、こうでもないと論議が交わされる。こうして文化とは発展していくものだなあ、と思わせるのは優れ

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2016/03/10掲載

ABTのプリンシパル4名が参加し、爆笑映像も上演された「ダニエル・シムキンズ インテンシオ」

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ西村text by BRUIXA NISHIMURA"Daniil Simkin's INTENSIO"「ダニエル・シムキンズ インテンシオ」ABTプリンシパルのダニエル・シムキンが中心になってプロデュースする、ダンス公演のプロジェクトがあるということで、「絶対に見逃せない!観に行かなければ!」と、とても楽しみにしていました。 プロデューサーはダニエル・シム

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2016/03/10掲載

『ショピニアーナ』と『フェアリードール』を上演──バレエ協会関西支部主催バレエ芸術劇場

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzunaバレエ協会関西支部「バレエ芸術劇場」『ショピニアーナ』M・フォーキン:振付、『フェアリードール』M.G.レガット、S.G.レガット:振付バレエ協会関西支部主催の「バレエ芸術劇場」。43回目となった今回の演目は、『ショピニアーナ』と『フェアリードール』の2つ。特に『フェアリードール』は、ロシアのワガノワ・バレエ・ア

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2016/03/10掲載

洒落たバロック調のダンスが楽しめた、イリ・ブベニチェクの『ルール・ブルー』東京シティ・バレエ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi東京シティ・バレエ団「ダブル・ビル」『L'heure bleue(ルール・ブルー)』イリ・ブベニチェク:振付、 『ベートーヴェン 交響曲第7番』ウヴェ・ショルツ:振付東京シテイバレエが都民芸術フェスティバルのためのダブルビル、イリ・ブベニチェク振付の『L'heure bleue(ルール・ブルー)』(日本初演)とウヴェ・

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2016/03/10掲載

スペインの風土にコミットしカルメンの野性に迫った、金森穣の劇的舞踊『カルメン』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNoism1 × Noism2『CARMEN』劇的舞踊『カルメン』金森穣:演出振付ノイズム1とノイズム2の合同公演、劇的舞踊『カルメン』が再演された。音楽はジョルジュ・ビゼー作曲『カルメン』のオペラ、組曲、交響曲からピックアップして使用されている。劇的舞踊と言うことで、象徴的な装置、シルエット映像、語り手のセリフなどで

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2016/03/10掲載

ルンキナとスクヴォルツオフをゲストに迎え、牧阿佐美バレヱ団のソリストたちが輝いた『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『白鳥の湖』三谷恭三:演出・振付(プティパ、イワノフの原振付、ウェストモーランドの新制作に基づく)牧阿佐美バレヱ団が創立60周年記念公演の一環として『白鳥の湖』を上演した。ゲスト・ダンサーは、スヴエトラーナ・ルンキナとルスラン・スクヴォルツォフという二人のロシア人ダンサー。ルンキナはオデット/オディール

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2016/03/10掲載

総力を挙げてドラマを息づかせ、質の高いた舞台を創った東京バレエ団、ブルメイステル版『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Atsuko Suzuna東京バレエ団の新芸術監督・斎藤友佳理が、ブルメイステル版の『白鳥の湖』をバレエ団として初演し、長年、抱いていた夢を叶えた。ブルメイステル版は、オデットがロットバルトにより白鳥に変えられるプロローグを付け、娘の姿に戻って王子と結ばれるエピローグを置くなど、物語に一貫性を持たせた論理的な展開や高い演劇性で評価を確立しているが

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2016/03/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ポール・マルク

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAPaul Marque ポール・マルク(コリフェ)昨年のコンクールで昇級を決め、2016年1月1日からコリフェとなったポール・マルク。2月にオペラ・ガルニエで踊られたジェローム・ロビンズの『ゴールドベルグ変奏曲』の14公演のうち、11公演でソリストとして舞台に立つ幸運に恵まれた。ポール

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2016/03/10掲載

小野絢子、細田千晶が軽快なステップで踊った魅力的なシルフィード、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ラ・シルフィード』オーギュスト・ブルノンヴィル:振付新国立劇場バレエの『ラ・シルフィード』とウェイン・イーグリング振付の『Men Y Men』を観た。『ラ・シルフィード』は、ブルノンヴィル版で新国立劇場バレエ団は2000年6月にソレラ・エングルンドと大原永子がステージングしたものを上演している。エン

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2016/03/10掲載

「ダンサーの動きから音楽を、音楽家の演奏から動きを...」ローザスの『作業』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoRosas ローザス" Work/Travail/Arbeid" Anne Teresa De Keersmaeker 『作業』アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル:振付パリ・オペラ座とポンピドーセンターの共催でアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマーイケルの『Work/Travail/Arbeid(作業)』が2月26日から3月6日ま

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2016/03/10掲載

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