ワールドレポート

2012年6月

2012年6月の記事一覧

パリの観客の心をつかんだ東京バレエ団『ザ・カブキ』2回目のガルニエ宮公演

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURA[特別レポート]The Tokyo Ballet at the Paris Opéraオペラ座では毎シーズン、外部カンパニーの公演がプログラムされる。世界の名だたるカンパニーの中からゲストをセレクションするのは、芸術監督ブリジット・ルフェーヴル。演目はカンパニーのレパートリーの中から選

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2012/06/11掲載

ベジャール芸術と日本の伝統が一体となった『ザ・カブキ』がガルニエ宮で喝采!

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoMaurice Béjart "LE KABUKI" モーリス・ベジャール振付『ザ・カブキ』The Tokyo Ballet at the Paris Opéra 東京バレエ団 パリ・オペラ座公演パリ国立オペラ座のガルニエ宮で東京バレエ団による引越公演『ザ・カブキ』が5月18日から22日まで6回にわたって上演された。その初日の

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2012/06/11掲載

デュポンとシアラヴォラのマノン、オファルトとガニオのデ・グリューが競演

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Kenneth MacMillan " L'Histoire de Manon " ケネス・マクミラン振付『マノン』ケネス・マクミランはセシル・オーブリー主演(アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督・1948年)の『情婦マノン』と、そのリ

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2012/06/11掲載

鮮やかな振付と自然な演出が際立ったスターダンサーズ・バレエ団『シンデレラ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団演出・振付:鈴木稔『シンデレラ』スターダンサーズ・バレエ団の『シンデレラ』。鈴木稔が新たに振付けたこのヴァージョンはたびたび上演されているなかなか人気のある舞台だ。特に第二幕の宮殿のシーンは見事に振付けされている。独特のリズムのプロコフィエフの曲の流れを完璧に把握して、物語のディテールを展開し

  • #ワールドレポート
  • #東京

2012/06/11掲載

さらに若々しく新しい役創りに邁進する森下洋子主演の『コッペリア』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi松山バレエ団構成・演出・台本・振付:清水哲太郎『コッペリア』『コッペリア』または『Festival de la Renaissance』〜復興祭〜松山バレエ団が新た構成・振付けた『コッペリア』または『Festival de la Renaissance』〜復興祭〜(全3幕8場)を上演した。松山バレエ団の『コッペリア』上

  • #ワールドレポート
  • #東京

2012/06/11掲載

スペクタクルな展開の中に原典の精神性を甦らせた説得力ある熊川哲也版『海賊』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiK-BALLET COMPANY熊川哲也 演出・再振付『海賊』『海賊』は英国ロマン主義の詩人、バイロンの叙事詩に基づいてジョゼフ・マジリエが振付け1856年パリ・オペラ座で初演した舞台から、様々に変転して上演されてきた。そこにはかつてのバレエの上演者たちによる恣意的な変更もあったし、芸術的に全体性を整えた作品もいくつか

  • #ワールドレポート
  • #東京

2012/06/11掲載

マニュエル・ルグリがひょうきんなウルリック役で鮮やかに転身

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiWiener Staatsballett ウィーン国立バレエ団Roland Petit "Die Fledermaus" ローラン・プティ振付『こうもり』新芸術監督マニュエル・ルグリの下で28年振りに来日を果たしたウィーン国立バレエ団。〈ウィンナー・ガラ〉と銘打ったAプロでは、現代作品を含む多彩な作品群で"新生バレエ団"を

  • #ワールドレポート
  • #東京

2012/06/11掲載

小野絢子&福岡雄大が中国人ペアと競演した、新国立劇場『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiマリウス・プティパ、レフ・イワノフ振付、牧阿佐美 演出・改訂振付『白鳥の湖』新国立劇場新国立劇場の『白鳥の湖』は、開館当初の1998年のシーズンから、ナタリア・ドゥジンスカヤが監修したコンスタンチン・セルゲイエフ改訂振付版が上演されていたが、現在は2006年に牧阿佐美が演出・改訂振付けしたヴァージョンがレパートリーとな

  • #ワールドレポート
  • #東京

2012/06/11掲載

ページの先頭へ戻る