ワールドレポート

2017年11月

2017年11月の記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー:ユーゴ・マルシャン

Hugo Marchand ユーゴ・マルシャン(エトワール)彼が前回このインタビューに登場したのは、今から2年半前のこと。スジェの時代だった。その後、順調にオペラ座のピラミッドを登ってゆき、今年3月、『ラ・シルフィード』の来日公演の際に彼はエトワールに任命された。日本生まれの初のエトワールだ。23歳の若く頼もしいダンサーは、今、フランスのメディアからも多いに注目を浴びている。新シーズン2017〜1

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2017/11/10掲載

アリュを始めとするパリ・オペラ座のダンサー5人が、「枠」から「外」れたユーモア溢れるパフォーマンスを披露した

3e Etage  Théâtre Antoine アントワーヌ劇場"Hors Cadre(枠外)" François ALU、Samuel MUREZ フランソワ・アリュ、サミエル・ミュレーズ:振付 他2014年12月11日にフランスの有力日刊紙『フィガロ』は「パリ・オペラ座バレエ団の8人のホープ」と題したバレエ評論家アリアーヌ・バヴリエの記事を掲載した。将来のエトワール候補としてフランソワ・ア

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2017/11/10掲載

稀有のダンサー、ニジンスキーの生々しい内面を身体によって表現したダンサーたちの渾身の演技が素晴らしかった『ニジンスキー』

Ballet National de Canada カナダ国立バレエ団Théâtre des Champs-Elysées Tacnsceen Danses シャンゼリゼ歌劇場 トランサンダンス・シリーズ " Nijinsky" John NEUMEIER 『ニジンスキー』ジョン・ノイマイヤー:振付シャンゼリゼ歌劇場で毎年開催されている「トランサンダンス」シリーズがカナダ国立バレエ団のジョン・ノイ

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2017/11/10掲載

アナニアシヴィリがすがる乙女を踊って、時空を超えて今日に華やかに蘇った『飛鳥 ASUKA』

牧阿佐美バレヱ団『飛鳥 ASUKA』牧阿佐美:改訂選出・振付(『飛鳥物語』1957年初演 台本・原振付:橘秋子)富山市オーバード・ホールの『飛鳥 ASUKA』再演を観た。近年の地方のホールは素晴らしく、施設の整ったものもが多いが、オーバード・ホールも堂々たるもの。内装はチャコールの濃淡を配し、モダンな和風のトーンを幾何学的に直線でデザインした落ち着いた雰囲気。なかなか格調も高くたいへん鑑賞しやすい

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2017/11/10掲載

中川郁が見事にオーロラ姫デビューを飾った、牧阿佐美バレヱ団の『眠れる森の美女』

牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』テリー・ウエストモーランド:演出振付(M.プティパ版に基づく)牧阿佐美バレヱ団の『眠れる森の美女』はプティパの原振付を、ステパノフ式のノテーションにより最大限に尊重した英国ロイヤル・バレエ版を継承するテリー・ウエストモーランドの演出振付である。牧阿佐美バレヱ団は1982年にこのヴァージョンの『眠れる森の美女』を初演した。当時のことを三谷恭三総監督と賀川祐之舞台監督

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2017/11/10掲載

ザハーロワとレーピンの愛と信頼が生み出した「トランス=シベリア芸術祭」の2つの素晴らしいプログラム

トランス=シベリア芸術祭「アモーレ」「パ・ド・ドゥ for Toes and Fingers」「アモーレ」=『フランチェスカ・ダ・リミニ』 ユーリー・ポソホフ:振付、 『レイン・ビフォア・イット・フォールズ』 パトリック・ド・バナ:振付、 『ストロークス・スルー・ザ・テイル』 マルグリート・ドンロン:振付 「パ・ド・ドゥ for Toes and Fingers」=『ライモンダ』より"グラン・アダ

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2017/11/10掲載

古代エジプトとローマを巡り、絶世の美女クレオパトラの悲劇を描く、熊川哲也による最新作『クレオパトラ』

K BALLET COMPANY K バレエ カンパニー『クレオパトラ』熊川哲也:演出・振付・台本熊川哲也が演出・振付けた『クレオパトラ』全2幕が世界初演された。題材としてクレオパトラを扱ったバレエは、フォーキンの『エジプトの夜』が思い浮かぶ。1908年にサンクトペテルブルクで初演され、翌年には『クレオパトラ』と改題され、音楽や演出も改訂されてパリのシャトレ座で上演された。これはクレオパトラと奴隷

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2017/11/10掲載

『コッペリア』と能『井筒』をモチーフにサイトウマコトが振付けた『And Now,And Here......IZUTU』など、環バレエ公演

環バレエ団、環ジュニアバレエ団「初秋のバレエコンサート」『パ・ド・キャトル』環佐希子:振付、『And Now,And Here......IZUTU』サイトウマコト;振付、『コッペリア』環佐希子、穴見志保己;振付今年の環バレエ団&環ジュニアバレエ団の「初秋のバレエコンサート」は、『コッペリア』全幕を中心に、『パ・ド・キャトル』、サイトウマコト;『And Now,And Here......IZUT

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2017/11/10掲載

バレエ・リュス所縁の『ショピニアーナ』『卒業舞踏会』『韃靼人の踊り』を上演、地主バレエ団

地主薫バレエ団「2017トリプル・ビル公演」『ショピニアーナ』ミハイル・フォーキン・原振付 薄井憲二:改訂振付、『卒業舞踏会』ダヴィッド・リシーン:原振付 デヴィッド・ロング:改訂振付、『イーゴリ公』より「韃靼人の踊り」カシアン・ゴレイゾフスキー:原振付 ドミトリー・ザバブーリン:改訂振付関西のバレエ界でこのところ急速に評価を高めているのが地主薫バレエ団だ。中規模のバレエ団ながら意欲的な活動が注目

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2017/11/10掲載

法村友井バレエ団が『赤き死の舞踏』ほか、カンパニーの歴史と関連のある3作品を上演した

法村友井バレエ団『未来へ』法村圭緒:振付、『騎兵隊の休息』マリウス・プティパ:原振付(ユーリ・ペトゥホフ:再振付)、『赤き死の舞踏』篠原聖一:振付10月15日の夜、創立80周年を迎えた法村友井バレエ団が、カンパニーの歴史と関連のある三作品を上演した。一作目の『未来へ』では、バレエ団の歴史がシンプルな振付とシーン構成で描かれた。ところどころ、スクリーンに創立者である法村康之と友井唯起子のスナップや過

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2017/11/10掲載

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