ワールドレポート

2017年5月

2017年5月の記事一覧

600リットルの水を張った舞台でスイミング・キャップを被って踊られた前代未聞の『白鳥の湖』、A.エクマン振付

Ballet national de Norvège ノルウェー国立バレエ団"A Swan Lake " Alexander EKMAN 『白鳥の湖』(1幕新バージョン)アレクサンダー・エクマン:振付2014年秋に始まったシャンゼリゼ歌劇場のトランサンダンス・シリーズの第1回公演(2014年9月22、23、24日)に招聘され、イリ・キリアン振付の『ベラ・フィギュラ』『神と犬』『詩篇交響曲』で高い評

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2017/05/10掲載

ビントレー、マクレガー、ハーパーのトリプルビルが21世紀の風景の断片を鮮明に映し出した

AUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団"FASTER" by David Bintley 、 "SQUANDER AND GLORY" by Tim Harbour 、"INFRA" by Wayne McGregor 『ファスター』振付:デヴィッド・ビントレー、『蕩尽と栄誉』振付:ティム・ハーバー、『インフラ』振付:ウェイン・マクレガーオーストラリアバレエ団は、コンテンポラ

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2017/05/10掲載

15回目の記念の舞台──カンパニーでこぼこらしく、初めてバレエを観る人も親しみやすい『くるみ割り人形』

カンパニーでこぼこ『くるみ割り人形』脇塚力;演出・振付2005年2月に、脇塚力の呼びかけで旗揚げしたカンパニーでこぼこ。バレエ団ではなく、演劇のプロデュース公演のように、所属の違うダンサーが集って踊る舞台で、独特の工夫に満ちていてとても新鮮だった。第1回公演『コッペリア』の、西田佑子がスワニルダ、脇塚がフランツを踊ったチャーミングな公演は、今も眼に残る。そのカンパニーでこぼこが毎年1〜2回の公演を

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2017/05/10掲載

「フラメンコ・フェスティバル2017」より、オリガ・ペリセットの現代的なフラメンコ

COMPANIA OLGA PERICET "PISADAS" Flamenco Festival 2017『ピサーダス』コンパニーア・オルガ・ペリセット フラメンコ・フェスティバル2017 オルガ・ペリセット:芸術監督、振付、出演毎年恒例になりつつある「フラメンコ・フェスティバル2017」のメインイベントのフラメンコ公演が、3月9日から12日まで、ニューヨーク・シティ・センターにて行われました。

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2017/05/10掲載

セネガルのドラムと和太鼓や横笛とともに10人のダンサーが踊り、美しいイマジネーションを描き出した新作『狩月記』

谷桃子バレエ団特別公演「師の命日に贈る〜過去・現在・未来への歩み」『ロマンティック組曲』谷桃子:振付、伊藤範子:バレエミストレス、『Pas de Quatre』日原永美子:振付、『B--MOTION』岩上純:振付、『狩月記』YAS-KAZ:演出・構成・作曲・演奏、岩上純:振付カンパニーの創設者である谷桃子の三回忌にあたる4月26日に、谷桃子バレエ団特別公演「師の命日に贈る〜過去・現在・未来への歩み

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2017/05/10掲載

「フラメンコ・フェスティバル2017」 ヘスース・カルモナ Jesus Carmona インタビュー

4月号で公演をレポートしましたヘスース・カルモナは、私にとって現在、世界一の実力派バイラオールです。クラシック・バレエに慣れている私が心底驚いたバイラオールは、歴史的に滅多に出てこないものではないかと直観しました。おそらく、他のバイラオールとは鍛錬の積み上げ方が違うと思われ、インタビューしました。 ヘスースは、私が観たフラメンコの中では速打ちのスピードが速く音も大きく、迫力があって正確なリズムだと

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2017/05/10掲載

国内の四つのバレエ団がそれぞれの持ち味を出して、華やかに競演した「NHKバレエの饗宴 2017」

NHKバレエの饗宴 2017井上バレエ団『ナポリ』第3幕からパ・ド・シス、タランテラ、フィナーレ(オーギュスト・ブルノンヴィル:振付)、貞松・浜田バレエ団『死の島----Die Toteninsel』(森優貴:振付)、新国立劇場バレエ団『テーマとヴァリエーション』(ジョージ・バランシン:振付)、牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』から第3幕(テリー・ウエストモーランド:振付)「NHK バレエの饗宴」

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2017/05/10掲載

ディラン・トマスの詩の朗読により力強く明確な解釈で踊られた、クリストファー・ブルースの『Ten Poems』ほか

Scottish Ballet スコティッシュ・バレエ"Sinfonietta Giocosa" by Bohuslav Martinu、"Motion of Displacement" by Bryan Arias、"Ten Poems" by Christopher Bruce 『シンフォニエッタ・ジオコサ』 クリスタファー・ハンプソン:振付、『モーション・オブ・ディスプレースメント』 ブライ

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2017/05/10掲載

20世紀から21世紀へのバレエの変貌を鳥瞰する優れた舞台、スターダンサーズ・バレエ団「バランシンからフォーサイスへ」

スターダンサーズ・バレエ団「バランシンからフォーサイスへ 〜近代・現代バレエ傑作集〜」『セレナーデ』『ウエスタン・シンフォニー』ジョージ・バランシン:振付、『N.N.N.N.』ウィリアム・フォーサイス:振付スターダンサーズ・バレエ団が「近代・現代バレエ傑作集」とサブタイトルを付け、「バランシンからフォーサイスへ 」という公演を行った。演目は、バランシンの『セレナーデ』と『ウエスタン・シンフォニー』

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2017/05/10掲載

ジュリエットを踊ったロカスとマキューシオの新井誉久が喝采を浴びた、1930年代を背景とした『ロミオとジュリエット』

The Joffrey Ballet ジョフリー・バレエ団"Romeo and Juliet"  by Krzysztof Pastor 『ロメオとジュリエット』 クリストフ・パストール:振付創立者、ロバート・ジョフリーの死後、経営難のためにニューヨークからシカゴに移動したジョフリー・バレエが、移転後20年にして初めてニューヨーク公演を行った。いきなり、リンカーン・センターの、いつもはNYCBやA

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2017/05/10掲載

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