ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

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すずな あつこ text by Atsuko Suzuna 
[2014.04.10]
From Osaka -大阪-

学年ごとに進化が感じられた神戸女学院舞踊専攻の若々しい活力のある舞台

神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻第8回公演
『Here we are!』『Bardo』『Blue Farewell』島崎徹:振付
『Songs for the Tops of Mountains』Graham McKelvie:振付

神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻第8回公演を観終わって強く感じたのは、ここでは、きちんと1年生から順にステップアップする教育が行われているということだった。もちろん、それぞれの学生のダンスの技量のレベルはそれぞれで、個々の技量に関しては必ずしも学年順ではないかもしれない。けれど、集団の作品でできるテクニック、その選択肢が学年が上がるごとに増えていくことを実感した。加えて、舞踊専攻教授の島﨑徹が、そのそれぞれの学年の生徒たちに上手く合い、なおかつ見応えのある作品を振付けていることも強く感じた。

最初に上演されたのは、第1回公演から必ず上演されている『Here we are!』。1、2年生が、力いっぱい、素直なパワー全開で踊る。コミカルなシーンあり、憂いあるシーンあり、そしてラストの迫力、フレッシュさに目が離せなかった。続く3年生たちの『Bardo』はゲスト男性も入っての原始に戻るようなアジアンな雰囲気を感じる作品。後半の祈るようななめらかな踊りが印象に残った、身体が語っている、という感じ。
休憩を挟んで、Graham McKelvie振付の『Songs for the Tops of Mountains』。1、2年生が “花” を思わせるような優しい感じで踊った。そしてラストは、卒業を控えた4年生による『Blue Farewell』。男性とのコンビネーションも多々入る作品で、軽さ、シャープさ、スピード感、メリハリがあって、さまざまなシーンが繋がれて目が離せない構成、踊りの力に惹きつけられた。
(3月6日 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール)

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