ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

From Osaka Nagoya <大阪・名古屋>: 最新の記事

From Osaka Nagoya <大阪・名古屋>: 月別アーカイブ

すずな あつこ text by Atsuko Suzuna 
[2011.02.10]
From Osaka -大阪-

見せ方を心得た小西裕紀子のクララ、桧垣バレエ『くるみ割り人形』

演出・振付:小西裕紀子『くるみ割り人形』
桧垣バレエ団
osaka1102c01.jpg

今年のクリスマス・イブに観たのは、桧垣バレエの『くるみ割り人形』。
踊りを楽しめたのはもちろん、関谷弘志指揮、京都市交響楽団の演奏がとてもよくて、この後からクリスマスの間、私の頭の中では素敵な音色のこのチャイコフスキーの音楽が繰り返し鳴り続けていた。
そんなこの公演、雪のシーンのコーラスに子供たち・・・アマチュアコーラスかと思いきや、それぞれ『くるみ割り人形』の何らかの役柄の衣装を着ている。なんと、バレエを習っている子供たちが、踊る方で出演するとともに指導を受けてコーラスにも挑戦していたのだった。子供たちにとって良い勉強になったのではないだろうか?
そして、田中英幸をパートナーに主役クララを踊ったのは小西裕紀子。ヴェテランらしくそれぞれの場面の見せ方をきちんと分かっての全幕、グラン・パ・ド・ドゥは丁寧で柔らかく、表情もメリハリが効いていて単調にならないのが良かった。ディヴェルティスマンの中心も、それぞれのソリストの個性と実力が活かされているのが感じられた。
(2011年12月24日 文化パルク城陽プラムホール)

osaka1102c02.jpg osaka1102c03.jpg
osaka1102c04.jpg osaka1102c05.jpg
osaka1102c06.jpg osaka1102c07.jpg

撮影:岡村昌夫 (テス大阪)、田中聡(テス大阪)
※画像をクリックすると、大きな写真をご覧いただけます。