ワールドレポート

2013年1月

2013年1月の記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー : マチュー・ガニオ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAMathieu Ganio マチュー・ガニオ(エトワール)既に前売りが開始されているオペラ座ツアー『天井桟敷の人々』の名古屋・東京公演。創作ダンサーだった彼の来日は、今から大勢のファンに待たれている。9月から始まった新シーズン、バランシン・プログラムの『アゴン』でスタートしたマチュー・

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2013/01/10掲載

パリエロ、ジルベール、パケット、ガニオほかが華やかに踊った『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団 Rudolf NOUREEV、 ¨Don Quichotte¨ルドルフ・ヌレエフ振付『ドン・キホーテ』パリ・オペラ座バレエ団の11月16日から12月31日までの長期クリスマス公演はヌレエフ振付の『ドン・キホーテ』だった。ガルニエ宮で

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2013/01/10掲載

日本舞踊家がチャレンジ精神を発揮したオーケストラによる洋舞の日舞化

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京文化会館〈日本舞踊×オーケストラ ―伝統の競演―〉『レ・シルフィード』『ロミオとジュリエット』『ペトルーシュカ』『牧神の午後』『ボレロ』花柳壽輔、井上八千代、野村萬斎ほか。大井剛史指揮、東京フィルハーモニー交響楽団日本舞踊家がオーケストラの演奏するクラシック音楽にのせて、自分たちが振付けた日舞を踊る。このような西洋と東

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2013/01/10掲載

今年はいくつかの『くるみ割り人形』のニュー・プロダクションが登場して、いっそう賑やかなクリスマスになった

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi『くるみ割り人形』スターダンサーズ・バレエ団、小林紀子バレエ・シアター、NBAバレエ団、牧阿佐美バレヱ団鈴木稔:演出・振付、スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』スターダンサーズ・バレエ団の『くるみ割り人形』は、鈴木稔の新振付による新作。オープニングはクララ一家のツリーを飾り付けるシーンだった。クララは姉と弟がい

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2013/01/10掲載

『愛こそすべて』でみせた、観客を魅了せずにはおかない鍵田真由美の圧巻の踊り

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団『愛こそすべて』佐藤浩希:演出・構成・振付2013年2月から3月にかけて行われるスペイン最大といわれるフェスティバル、第17回フェスティバル・デ・ヘレスに招待された、ARTE Y SOLERAの『愛こそすべて』が、出品に先駆けて上演された。このヘレス・デ・

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2013/01/10掲載

愛のファンタジーに仕上がったキミホ版『美女と野獣』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiユニット・キミホ DANCE PLATFORM 2012『Skin to Skin』『MANON』『Beauties and Beasts(美女と野獣)』キミホ・ハルバート:演出・振付2012年には新作『マノン』を発表するなど、バレエをベースとした意欲的な創作活動を展開している、キミホ・ハルバートが主宰するユニット・キ

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2013/01/10掲載

「動物の◯(えん)」をダンスで楽しみ確かめた珍しいキノコ舞踊団の最新作

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi珍しいキノコ舞踊団『動物の◯(えん)』伊藤千枝:振付・構成・演出珍しいキノコ舞踊団の新作『動物の◯』を観た。珍しいキノコ舞踊団の公演は毎回、会場にも上演作品に合わせた工夫を凝らしているが、今回は原宿のVACANTだった。まるで今の原宿の街の雰囲気と繋がっているようなライブスペースの上演で、ワンドリンク付きの自由席。会場

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2013/01/10掲載

上海小顔美人の範 暁楓と甘い雰囲気を放つ呉 虎生が踊った上海バレエ『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi上海バレエ団『白鳥の湖』ディレク・ディーン:振付・演出、辛麗麗:芸術監督私は、2007年に上海バレエ団を取材し、今回『白鳥の湖』のジークフリート王子を踊ったヴー・フーション(呉 虎生)にもインタビューしていたので、この来日公演は興味深かった。上海は、今は人口2,400万人を擁する世界有数の最先端都市だが、海外租界が華や

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2013/01/10掲載

ベジャールがダンサーになったきっかけを知る興味深い作品

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『くるみ割り人形』モーリス・ベジャール:振付各バレエ団によるプティパ/イワーノフやワイノーネンの版に基づく『くるみ割り人形』の上演が相次ぐクリスマス・シーズン、東京バレエ団は自伝的要素が濃厚なベジャール版『くるみ割り人形』を取り上げた。〈モーリス・ベジャール没後5周年記念シリーズ〉の第一弾として上演したもの。ダ

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2013/01/10掲載

小野絢子と福岡雄大がアシュトン版『シンデレラ』を闊達に踊った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『シンデレラ』フレデリック・アシュトン:振付新国立劇場バレエ団の2012年クリスマス・年末公演はアシュトン版の『シンデレラ』だった。このところクリスマス・年末公演はこの『シンデレラ』と牧阿佐美版の『くるみ割り人形』とが交互に上演されている。プロコフィエフの『シンデレラ』は、貧乏で虐げられているが純真な

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2013/01/10掲載

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