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イスラエル出身、エマニュエル・ガットのカンパニーの公演

3月25日から30日まで、ジョイスシアターにて、エマニュエル・ガット・ダンスの公演が行われました。
 


3月25日から30日まで、ジョイスシアターにて、エマニュエル・ガット・ダンスの公演が行われました。

このカンパニーは、イスラエル出身のエマニュエル・ガットが芸術監督、振付を務めています。2004年にイスラエルのテル・アヴィブで創立され、2005年にはイスラエルの文化庁賞を受賞しています。モダンダンスのカンパニーです。2007年からはフランスをベースにしています。

今回上演した作品は、『K626』という約1時間の作品で、休憩なしのノンストップでした。ダンサーたちは男女4名ずつ8人で、振付、照明&コスチュームデザインは、エマニュエル・ガットによるものです。

音楽は、全編、モーツァルトの『レクイエム、K626』です。レクイエムはとてもステキな曲で、個人的にも好きです。

振付は、クラシック・バレエベースのモダンダンスで、全員裸足で踊りました。床をドタドタと踏み鳴らして大きな音をたてながら踊るところもありました。特別新しい振付はありませんでしたが、どこか、ヒップホップの振りを思い出させるようなところもあり、現代的な感じでした。

男女とも衣装は黒づくめ。黒の長パンツに黒いノースリーブのロングワンピース(チャイナ服のような詰め襟のような襟)でした。照明は明暗が激しく、全体的に暗闇の中、少しの照明で踊っているような、真夜中の出来事のような感じでした。
ダンサー全員が無表情で黙々と踊り続けていたので、底抜けに明るいアメリカ人とはとても対照的な作品でした。