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アンジェラ・加瀬 text by Angela Kase 
[2012.08.10]

10年ぶりに封印をとかれたビントレーの全幕バレエ『遥か群衆を離れて』

Birmingham Royal Ballet バーミンガム・ロイヤル・バレエ
Far from the Madding Crowd by David Bintley
デイヴィッド・ビントレー振付『遥か群衆を離れて』

英国ロイヤル・バレエ団(RB)とバーミンガム・ロイヤル・バレエ団(BRB)は2011・12のバレエ・シーズンをたいへん興味深い新作の世界初演をもって締めくくった。
BRBは6月27日に本拠地バーミンガム・ヒポドローム劇場にて、デイヴィッド・ビントレーによるオリンピックをテーマにした『ファースター、ハイヤー、ストロンガー』を、RBは7月14日にコヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスで、中世イタリア絵画の巨匠ティツァーノの3枚の絵をテーマに、RBゆかりのイギリス人振付家とイギリスを代表する作曲家やアーティストがコラボレーションした『ティツァーノの変容2012』を発表した。
今月号では『ファースター、ハイヤー、ストロンガー』を、次号で『ティツァーノの変容2012」をレポートする予定。

バーミンガム・ロイヤル・バレエは6月20日〜30日まで、本拠地バーミンガム・ヒポドロームにてイギリス国内ではシーズン最後となる公演を行った。
第1週の6月20日〜23日は、バレエ団の芸術監督デイヴィッド・ビントレーがイギリスの文豪トマス・ハーディーの小説を96年にバレエ化した『遥か群衆を離れて』を2配役により6公演した。
ビクトリア時代の緑豊かなイギリス西部を舞台に、美貌の女農場主バッシェーヴァ・エヴァディーンと彼女を巡る3人の男性、地味で朴訥だが彼女に真実の愛を捧げる羊飼のガブリエル・オーク、近隣の裕福な農場主ウィリアム・ボールドウッド、美男でプレイボーイの陸軍軍曹フランシス・トロイとの人間模様を描いた物語。
美貌の女農場主と複数の男性が登場する物語といえば、アメリカ南部を舞台にしたマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」が有名だが、2つの小説は、奇しくも舞台となる国を除けば時代設定もほぼ同時期だ。
世界的にもジュリー・クリスティーがバッシェーヴァを、テレンス・スタンプがトロイ、アラン・ベイツがガブリエル、ピーター・フィンチがボールドウッドを演じたジョン・シュレシンジャー監督の映画(67年)が有名で、またBBCも98年にTVドラマシリーズを放映しており、イギリスでは『風と共に去りぬ』と同じような人気を誇る大河小説である。

プロローグ
叔母の家で暮らす事になったバッシェーヴァは、若き羊飼いガブリエル・オークに出会う。オークは美しいバッシェーヴァに恋をし、求婚するが断られる。

london1208a_02.jpg 撮影/Angela Kase

1幕
その後バッシェーヴァは叔父の遺産を相続し、若くして女農場主となる。一方ガブリエルは事故で全ての羊を失い一文無しとなり雇い主を探す旅に出る。そんな時、今では裕福な農場主となったバッシェーヴァと再会し、彼女の農場で働くことになる。
バッシェーヴァはなかなかのやり手で、男性が社会の中心を担うビクトリア時代にあって、女手一つで巧みに農場を切り盛りする。美しいバッシェーヴァに魅了される男性は多く、近隣の農場主で長らく独身を貫いた熟年男性ウィリアム・ボールドウッドもその一人であるが、驕慢な彼女は誰にもなびかない。
大英帝国陸軍の一隊が新たな兵士を募るため、街にやって来る。バッシェーヴァの農場の働き手ファニー・ロビンは美男のフランシス・トロイ軍曹と恋仲になり結婚を迫るが、プレイボーイのトロイにとって彼女は一時の遊びの相手でしかなかった。
6月の良く晴れた日、バッシェーヴァは農場の働き手たちの技を検分している。競って羊毛を刈る男たちの中、最も迅速かつ巧みに仕事をやり遂げたのはガブリエル・オークであった。バッシェーヴァにその労を讃えられ、夕食で女主人の隣に座る恩寵にあずかる。ボールドウッドも夕食に姿を現し、バッシェーヴァに愛を告白する。
その晩、一人夜道を急いでいたバッシェーヴァは、トロイと出逢い激しい恋に落ちる。

2幕
バッシェーヴァは秘密裏にトロイと結婚し、生活を共にするようになる。それを知らないボールドウッドは館を訪ね、トロイを買収してバッシェーヴァと結婚しようとする。だが指輪から2人の結婚を悟った彼は、トロイを射殺し自らも命を絶とうと試みるが果たせず、痛恨のあまり館から走り去る。
農場では収穫と女主人の結婚を祝う酒宴が行われている。ガブリエルは雷雨の襲来を予知し、働き手たちと共に収穫を嵐から守ろうとするが、酒好きのトロイは耳を貸さず、働き手たちも皆酔いつぶれている。バッシェーヴァは唯一ガブリエルの助けを得て、何とか嵐からすべての収穫を守ることに成功する。
トロイの一時の慰み者として彼の子を身ごもったファニー・ロビンは、嵐の中産気づいて農場の外に這い出し助けを求める。そして赤ん坊を死産すると共に、自らも難産のため命を落とす。
翌朝バッシェーヴァとガブリエルは、ファニー・ロビンと赤ん坊を棺に入れ花を手向けてやる。酔いから醒めたトロイは、自分とバッシェーヴァの結婚祝いの夜に、ファニー・ロビンと自分の赤ん坊が共に命を落としたことを知り愕然とする。棺の蓋を開け彼女と赤ん坊の死体を交互に抱きしめ号泣するトロイを見て、バッシェーヴァとガブリエルは子供の父親がトロイであったことを知る。追いすがるバッシェーヴァを振り切り、トロイは館と街を後にする。

3幕
その後トロイの服が近くの海岸で見つかったことから、バッシェーヴァも農場の者たちも、トロイは入水自殺したのか溺死したのだろうと噂する。数ヶ月が経ち、ボールドウッドはトロイの死の痛手から立ち直れないでいるバッシェーヴァを祭に誘い「年が明けたら結婚してほしい」と再度プロポーズし、承諾を得る。
祭でにぎわう街の広場では旅芸人たちが様々な芸や活劇を披露し、拍手喝采を浴びている。ガブリエルは覆面の旅役者が着替えをする場に偶然出くわし、その男が溺死したはずのトロイであることを認める。
ボールドウッドの館では、招待客たちにバッシェーヴァと彼の結婚を発表するため、贅を凝らしたクリスマス・パーティーが開かれている。ガブリエルはボールドウッドに、バッシェーヴァの夫トロイがまだ生きていることを知らせようとするが、パーティの開始と共にチャンスを逃してしまう。
招待客たちに結婚のアナウンスがなされた時、突如として館にトロイが現れ、ボールドウッドと美しく着飾った招待客の前でバッシェーヴァを侮辱する。その直後にボールドウッドの銃が火を噴き、トロイを射殺する。

エピローグ
トロイは亡くなり、ボールドウッドは精神病院に収容された。
エヴァディーン農場の働き手たちはアメリカに移民するため、農場を後にするガブリエルを見送っている。バッシェーヴァも一人別れを告げようとするが、これまでいつも自分を影から静かに見守り支えてくれたガブリエルに「農場に留まってほしい」と嘆願。長い年月と様々な苦難を乗り越え、2人はついに真実の愛で結ばれるのだった。

ビントレーは80年代に初めてこの小説を読み、バレエ化を考えるが、長いこと主役を踊る理想のバレリーナに出逢えずにいた。構想から10年、南アフリカのパクト・バレエに『ペンギン・カフェ』の指導に向かい、同バレエ団のレティシア・ミューラーと出会う。ミューラーに魅了された振付家は、その後彼女をBRBに移籍させ、バッシェーヴァ役に抜擢。この作品を世界初演している。トロイはシュツットガルト・バレエでビントレー振付の全幕バレエ『エドワード2世』のタイトル・ロールを初演したウルフガング・シュトルイッツァー、ボールドウッドはアメリカ人ダンサーのジョセフ・シポラ、ガブリエル・オークはマイケル・オヘアが世界初演した。
ビントレー自身にも、そしてイギリスのバレエ・ファンにもたいへん愛されている作品だが、バッシェーヴァ、ガブリエル、トロイ、ボールドウッド、ファニー・ロビンという男女5人の主要登場人物に扮するカリスマと演舞に優れたダンサーを必要とする作品であるため、バレエ団にWキャストが組めるだけの男女の役者が揃った時のみにしか上演できない。ビントレーは02年のリバイバル時の配役が一部気にいらず、再びこの作品を観たいと熱望するバレエ・ファンの声をよそに時が熟すのを再び10年間待った。そしてバレエ団に役者が揃ったことを確信し、今回のWキャストと共に作品の封印をといたのである。
ビントレーが自信を持ってイギリスのバレエ関係者とファンに披露したWキャストとは、ファースト・キャストのバッシェーヴァをエリーシャ・ウィリス、ガブリエルをジョセフ・ケイリー、トロイをイアン・マッケイ、ボールドウッドをマシュー・ローレンス、ファニー・ロビンをジェンナ・ロバーツ、セカンド・キャストは、バッシェーヴァをナターシャ・オートレッド、ガブリエルをマティアス・ディングマン、トロイをジェイミー・ボンド、ボールドウッドをタイロン・シングルトン、ファニー・ロビンをマウレーヤ・レボビッツ。I.マッケイ以外は皆初役であったため、今ではバレエ・マスターとなっているシュトルイッツァー(トロイ役世界初演)が、主としてボンドとオートレッドを、マイケル・オヘア(ガブリエル役世界初演)が主としてケイリーとディングマンの指導にあたった。

london1208a_05.jpg 撮影/Angela Kase

『ホブソンズ・チョイス』と共にビントレー初期全幕作品の傑作で、大人の男女の情念を描いたマクミランのドラマティック・バレエに匹敵する魅力を持つ。
作品としては1幕のトロイと帝国陸軍兵士2名の勇壮な踊り、1幕の農園の働き手たちによる群舞、1幕最後のバッシェーヴァとトロイの出逢いのパ・ド・ドゥ、2幕の結婚披露宴での両名のデュエットとトロイのソロ、2幕後半の嵐の襲来、ファニー・ロビンと赤ん坊の死、トロイの嘆きと出奔、3幕の祭の場面の旅芸人による数々の芸と活劇、ボールドウッド家のクリスマス・パーティーでの舞踏会など見所が多く、振付家・演出家としてのビントレーの優れた手腕が所々にうかがえる名作である。
3人の男性を魅了し、彼らとの様々なドラマに翻弄されるバッシェーヴァ役には、舞踊技術と共に華やかさと演技力が必須で、登場の少女からやり手の女農場主となり最後に真実の愛を手に入れる女性として、時の流れや人間としての成熟を表現しなければならない。
男性登場人物の中ではトロイが帝国軍人らしい煌びやかな登場シーン、バッシェーヴァとの出会いのパ・ド・ドゥ、ファニー・ロビンとのデュエット、2幕のバッシェーヴァとの結婚を祝う宴でのデュエット、ファニー・ロビンと赤ん坊の死を嘆く慟哭、3幕の覆面の旅役者としてボクサーや美男役者に姿を変えての大活躍からボールドウッドの館のクリスマス・パーティーでの死まで、全幕を通じてほぼ出ずっぱりの大役。1幕のバッシェーヴァとの夜道のパ・ド・ドゥではクランコの『オネーギン』3幕のタチアナとオネーギンのパ・ド・ドゥを髣髴とさせる非常に難易度の高いリフトもあり、演舞と確かなパートナー技術、全幕を複数回踊りこなせるスタミナが必要。
今回ウィリスとI・マッケイは19日のゲネプロに始まり20日、21日(夜)23(昼)と3公演、オートレッドとボンドは21日(昼)、22日、3日(夜)と連日のように全幕をつとめたのだから、BRBの主役ダンサーは心身ともにタフではないと務まらない。
21日(昼)と23日の(昼)(夜)の3公演を鑑賞した。
イギリス中部の批評家が集まった6月20日のリバイバル初日も、ウィリスとI・マッケイの出会いのパ・ド・ドゥが素晴らしく、たいへん盛り上がったと聞いたが、私が最初に見た21日(昼)は平日の午後の公演であったため、観客の平均年齢が60代後半の男女と非常に高く、ジュリー・クリスティーとテレンス・スタンプ主演映画を観ている世代であった。「青春時代に見た映画のバレエ版を観たい」というシニア層で劇場はほぼ満席。1幕の最後、月の輝く夜道でバッシェーヴァとトロイが出会い激しい恋に落ちる場面では、ジェイミー・ボンドのトロイが赤い軍服姿で抜き身のサーベルを振り回しナターシャ・オートレッドのバッシェーヴァを威嚇し魅了するシーンで客席から大きな歓声がり、2人が激しい抱擁を見せ幕になった後もなかなか歓声が止まず大変な盛り上がりを見せた。また終演後のカーテン・コールでは、遊び人で女性2人を泣かせたトロイ役のボンドにジョークとしての大きなブーイングの声も飛んだ。

公演の千秋楽である23日(昼)(夜)は、ファースト・キャスト、セカンド・キャスト共に大変な熱演で、それぞれがたいへん忘れがたい舞台となった。
ファースト・キャストの主役ウィリスは無邪気な少女の登場場面から、やり手の女農場主として颯爽と農作物取引所に現れボールドウッドを魅了する場面、夜道で出会ったトロイに一目で魅了される様子、トロイの出奔や死に心破れ、ガブリエルに農場に留まってほしいと懇願する最後まで、ビントレー・バレエのヒロインをたいへん良く表現した。
昨年3月号のインタビューで最も好きなバレエや役柄を問われ、この作品のトロイと応えたI・マッケイにとっても、10年ぶりの主演は感慨深いことであったのだろう。1幕の登場から華やかな魅力を振りまき、パ・ド・ドゥにソロ、旅の役者として登場する祭の場面などでスター性と踊り手としての技量を奮った。優れたパートナー技術を誇る彼らしく、1幕で長身のファニー・ロビン役のJ・ロバーツと踊る場面や、バッシェーヴァとの出会いのパ・ド・ドゥのパートナーリングには相変わらず目を見張らせられる充実があった。
ケイリーは善人らしい雰囲気がガブリエル役に似合いで、1幕の羊毛刈りの場面のソロに華があったし、ボールドウッド役のローレンスは熟年役が良く似合い3幕の舞踏会の場面では優れたパートナー技術を披露し、作品を引き締めた。

セカンド・キャストのオートレッド、ボンド、ディングマン、シングルトン、レボヴィッツは個々のダンサーの充実も素晴らしかったが、オートレッドとボンドのパートナーシップやチームとしての纏まりが良く、それが作品を特別な物にしていた。
原作やシュレシンジャーの映画のバッシェーヴァは、自分の美貌に自信を持ち、かつ気まぐれで自分を慕う男性を大いに翻弄する。ウィリス扮するバッシェーヴァにはそのような驕慢な面がうかがえたが、オートレッドのバッシェーヴァは善良で暖かな雰囲気に満ちていた。物語作品から抽象バレエまでベスト・パートナーのボンドが相手役トロイだけに、1幕の出会いのパ・ド・ドゥ,2幕の結婚を祝う宴でのデュエットでの共演が素晴らしく、優れたペアを全幕で観る楽しさがあった。
ガブリエル役はアメリカ人のディングマン。21日(昼)のデビューを見た際は、現代的でビクトリア時代の登場人物に見えなかったが、最終日の23日(夜)はしっくり物語の中に納まっていた。駿馬のようなエネルギーとヴァルナ銀賞の技量を持つダンサーだけに、羊毛刈りソロでは群舞から大いに抜きん出て見えた。アメリカ人男性ならではの男気や包容力は、少女の頃からバッシェーヴァを愛し、農作物を嵐から守ったり、遊び人で酒飲みのトロイに翻弄される彼女を影で支える様子が似合いで、バッシェーヴァに請われ農場に留まる最後にも大いに頷けるものがあった。
ボールドウッド役にはソロはなく演技中心の役柄である。数年前地方公演で『シルヴィア』のオリオンを踊り膝の十字靭帯を切る大怪我をしながら、その後見事なカムバックを遂げたシングルトンは、20代ながら熟年役を演じるだけの存在感が備わり、登場の度に観客の目を一身に集める磁力の持ち主として作品を引き締めた。
ファニー・ロビンを踊ったのはシーズン初めにカナダのロイヤル・ウィニペグ・バレエより移籍してきたアメリカ人バレリーナのレボヴィッツ。古巣では史上最年少でジュリエットを踊っているだけに女優バレリーナとしての資質豊かで、1幕で仲間の軍人2人と女遊びに忙しいトロイに逢いに来て結婚を願うシーンや2幕嵐の中産気づいて助けを求める場面などの演技が瑞々しく女らしい魅力にあふれ観客の心を掴んだ。
トロイ役のボンドは演技派ダンサーらしく全幕を通じてたいへん役に入り込んでおり、ファニー・ロビンと赤ん坊の死を嘆く場面や、3幕でボールドウッドと再婚しようというバッシェーヴァを侮辱する場面には鬼気迫るものがあった。ボンドの鬼気迫る演技はオートレッド、ディングマン、シングルトンら共演相手を演技者として触発し、当日のパフォーマンスをより素晴らしい物に高めた。また音楽性に優れた踊り手だけに2幕の結婚祝の宴でのソロに目を見張る物があり、トロイ役と覆面の旅役者としてボクサーと美男役者の2役に奮闘する場面の踊り分けも白眉であった。
10年ぶりに封印をとかれたビントレーの名作は、イギリスのバレエ関係者とバレエ団本拠地のあるバーミンガム周辺及びロンドンやその他の都市から駆けつけたバレエ・ファンに、バレエ団の男女プリンシパルやソリストの充実を印象付け、観る者を大きな感動に包んで幕となった。首都ロンドンでの再演が待たれる。
(2012年6月21日昼、23日昼夜公演を鑑賞。6月9日夜)の最終ドレス・リハーサルを撮影)

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『遥か群衆を離れて』写真に登場するダンサー
バッシェーヴァ・エヴァディーン/エリーシャ・ウィリス
ガブリエル・オーク/ジョセフ・ケイリー
ウィリアム・ボールドウッド/マシュー・ローレンス
フランシス・トロイ 覆面の旅役者 ボクサー/イアン・マッケイ
ファニー・ロビン/ジェンナ・ロバーツ
グリマルディ(旅芸人・道化)/ツ・チャオ・チョウ(周子超)