
意外と知っていそうで知ら
なかった。間違って覚えてしまっていた。ど忘れしちゃって思い出せない!!
困った場面に遭遇したあなたに、安心していただきましょう。
「今さら恥ずかしくて聞くに聞けないよ…」。そんなダンスや舞台に関す
る用語を集めてみました。 |
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グラン・ジュテ / グラン・パ・ドゥ・シャ
(仏/
grand jete grand pas de chat)
グランという形容詞は英語と同じで「大きい」という意味で、バレエのパの頭につくことでさらに大きな動作を示唆しています。例えば、グラン・プリエ。ドゥミ(=「半分の」)・プリエを通ってさらに深く膝を曲げる動作になります。床に半円を描くロン・ドゥ・ジャンプもグランが付けば、空中で足を回すことになったり。パの形状の延長線上に大きくなることが多い。
しかし。延長線上といえばそうなのですが、一筋縄じゃいかないときもあります。ジュテとパ・ドゥ・シャの大きいバージョンがそう。元のパでは絶対間違えないのに、グランが付いただけで間違えちゃう人が多いような気がします。少なくとも私が見ている小学生の女の子たちは、ジュテがパ・ドゥ・シャになってしまう。その逆も然り。どうして間違えちゃうのかな?と考えることがしばしばなのですが、脚を前後180度(を目指して)開いて飛ぶパなんだ、といっしょくたに覚えちゃうからなのか。小さいうちは難しいのかもしれないけれど動作の意味や大げさですが「メカニズム」を理解していれば、形状うんぬんは別としてすんなり納得してもらえるんじゃないかしら。
ジュテとパ・ドゥ・シャは、動作としては、「横の感覚」。ジュテは片足で踏み切りジャンプ、もう一方の足は床をすりながら振り上げ、その足だけで着地。パ・ドゥ・シャは8月号でも解説しましたが、両脚で踏み切り両脚に着地する。それが、グランがついたら、「前方へ移動する」パになってしまった。ただし横に足を動かしていたのが、前方へ動かすことになりましたが基本は変わりません。「片足で踏み切って片方の足は床をすりながら振り上げ、振り上げた足で着地する」ジュテ、「ルティレを通って飛びはねる」のがパ・ドゥ・シャ。
ところで、グラン・パ・ドゥ・シャという華のあるパを練習するのはとても気持ちがいいです♪ 小さい子がグラン・パ・ドゥ・シャを飛びたがるのもわかります。昔、私も教えてもらったときは嬉しくて、お教室を横断に次ぐ横断。飛んでばかりいましたから。グラン・ジュテには、脚をきれいに振り上げられるよう、ひたすらグラン・バットマンの練習。漫画みたいに滞空時間を長くするにはどうしたらいいのかしら、と真剣に悩んだこともありました(笑)。
派手 (はで)
「あの人、派手なパフォーマンスでみんなの気を引こうとしてるわ」とか、
「これじゃ派手すぎて会社には着ていけないかな〜」とか。
とかく、派手という言葉はマイナスイメージに成りがち。派手なものが似合う人にとってはマイナスとは思っていないかもしれませんが…。
色彩や行動、形態が人の目につきやすいこと、普通にしていても目に飛び込んできてしまうさまを「派手」といいますが、この言葉、元は伝統芸能にはかかせない三味線の業界用語から派生した言葉なのです。
それは、「破手」や「端手」といって、「本手」に対して賑やかに演奏することを指す言葉。ピアノで言うとカデンツァってことでしょうか? そのにぎやかさが「目立つ」「異端」などの意味へ転用され始め、一般的に現在の「派手」という言葉になったそう。生まれたときはマイナスイメージじゃなかったのね。 |
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