
意外と知っていそうで知ら
なかった。間違って覚えてしまっていた。ど忘れしちゃって思い出せない!!
困った場面に遭遇したあなたに、安心していただきましょう。
「今さら恥ずかしくて聞くに聞けないよ…」。そんなダンスや舞台に関す
る用語を集めてみました。 |
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ワークショプ(英/workshop)
新しい年を迎えて、皆さん「鑑賞はじめ」は何になりますか? 私は新しい空気を自分の中に取り入れたいな、そんな気分です。
ダンス会場でチラシの束をもらう。ふむふむと見ていると、その中に、集中クラスとか、ワークショップという言葉が目に飛び込んでくるときがありますよね。ワークショップは、通常の講習会と違って、教えられることよりも、「自分の作品」づくりに重きを置いているイメージがあります。先生を見て盗んで自分の糧にしよう!と自己開発。先生はその補助的役割でしょうか。その内容によって、未経験者OKなものから、ある公演の出演者を決める選考会を兼ねているワークショップもあって、経験ン年なんて記されてることも。私は学生時代、ルネサンス時代の画家について書かれた英文で、workshopを訳さねばならず、困惑したことがありました。ダンスやら演劇やらの言うなれば“体験型研究集会”といった意味のワークショップしかわからず、だけど、その時代にワークショップなんて企画されてないだろうし、なんだぁ???って思いまして。そのときは工房、もしくはだれそれの弟子と訳すように言われました。昔は巨大な石塊を削る彫刻やら、いくつもの顔料を溶かす壁画が主流だったんですもの。巨匠の工房に、たくさんのお弟子さんがお手伝いしていた。巨匠の作品づくりを手伝うかたわら、技法を学び取ったり、作品を作ってみたり。弟子仲間としのぎを削ることもあったでしょうし。仕事場かそうでないかの違いはあれど、師を受け継ぎながら自分なりの何かを作りだそうとするところは似てますね、今も昔も。
タニマチ
現在ではあまり聞くことのない言葉かもしれません。バレエもタニマチ文化で育った芸術です。もともと相撲用語で力士の後援者・ひいき筋を指したものでしたが、転じて、大相撲以外の分野の文化活動・表現者の後援者・ひいき筋についても使われるようになりました。実際の土地名に由来し、大阪市中央区の谷町。この土地に、相撲が好きで、力士の金銭や食事の面倒を見たり無料で治療をしたりしていた医者がいたことから、ひいき筋に散財し、彼らの活動を援助する人をタニマチと呼ぶようになったそう。タニマチになったことがないので想像の域を超えませんが、パトロンはマイナスイメージではないと私は思います。「仕事のパートナー」、違いますかね。パトロネージュの方法にも種類があるでしょう。同じパトロンでも、ひいき筋との密接な関係をステータスに感じる、もしくは“かこう”といった言葉を連想させる関係を求めるようでは、真の文化を育てる力になりえるのか…。現実はちがう? でも、芸の道を行く人をアクセサリー感覚でとらえるなんて変でしょう。芸を愛すればこその援助じゃないですか。王室・帝室の庇護、ディアギレフのプロデュースによる「春の祭典」、アメリカで新しいバレエの流れを作ったバランシンの生涯の友、財閥リンカーン・カースティン。バレエの歴史だけでなく、そして、芸術・スポーツ・学問などすべての文化・精神活動を支えるのは、財力だけでなく「心」も豊かな人々なのではないでしょうか。よく来日するダンサーからのコメントで、日本人はバレエを愛してくれる人が多くて踊りやすいといった趣旨のものを目にします。鑑賞者は甘やかすわけでもなく理解を示して、見返りを求めず、演者に刺激を与える。活性化させる一番の原動力は、こういったタニマチ精神なんでしょうね。 |
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