
意外と知っていそうで知ら
なかった。間違って覚えてしまっていた。ど忘れしちゃって思い出せない!!
困った場面に遭遇したあなたに、安心していただきましょう。
「今さら恥ずかしくて聞くに聞けないよ…」。そんなダンスや舞台に関す
る用語を集めてみました。 |
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立見(たちみ)
公演を立ったまま観ること、またその場所を指す。
全席立見の公演でない限り、当日チケットが買えなかった人たちが立見をします。当日券も補助席も全部はけちゃってそれでもお客さんを入れなくては!という緊急事態が発生してしまったときですね。疲れます。ただし、そこに集う人々は、「観たい」と思って訪れた人の中でもとにかく根性アリで熱気帯びていて、場所取りが大変ですがその人たちと肩を並べているのが妙に楽しかったり。
全幕バレエやガラ・コンサートの会場では滅多にありません。例えば東京文化会館、簡易保険ホール、NHKホール、新国立劇場などでは立見用のスペースはありませんし、通路を人で埋めることは消防法で禁止されているんです。立見があるのは、歌舞伎、お芝居、そして小スペースでのダンス公演の類です。歌舞伎は、幕見(まくみ)もしくは一幕見(いちまくみ)と呼ぶ、一つの演目だけ観られる制度があって、満席でなくても立見ができます。
私が立見に挑む際、気になるのはやっぱり“体調”。それ如何で集中できるかできないか、公演を楽しめるか否かが決まってしまうから!でもですね、立ってるだけで不思議なことに普段よりもテンションあがるんですよ。受け身から攻めにギアチェンジというか。手すりと友達、壁と友達も悪くありません。
立端(たっぱ)
舞台上の大道具の高さ、床から天上までの距離など、あらゆる物の高さの測定に使う用語。家屋などの高さを言い表す建築用語から転用された。
「たっぱがあるから映えるわね」。舞台を観る側の私は普段出演者についてこんな会話を交わすため、てっきり「たっぱ=背の高さ」だと…。長身なダンサーは大輪の花が咲いたように。小柄な人は、愛嬌・個性がにじみ出てきて。たっぱは存在感に味方する。それが私の持論です。
ゲネプロ
ゲネラル・プルーベGeneral Probe(総稽古)の略。さらに略して「ゲネ」だけになってしまうことも。
日本では最終の総稽古を意味し、作品の総仕上げとして、ノンストップで本番とまったく同じ状態で行う。いつも本番を意識して稽古してなくちゃいけないんだけどね。本番を目前に控えた「舞台」はぴりっとした空気が漂います。それはキャストだけでなく、照明さんも音響さんも大道具さんも小道具さんも、作品に関わる人全員が集中してるから。舞台は踊る人だけでは作れない。そう体感できるときでもあります。
二枚目(にまいめ)
言わずと知れた、美男子のこと。江戸時代の歌舞伎小屋は、
専属の役者を抱えていて8人のスターの絵姿を看板にして入り口前に掲げるのが習わしでした。そのうち、
向かって右から2枚目に、白塗りをし、恋愛が中心の和事で主役をはる美男子がいつも飾ってあったこと
が語源です。ちなみに“三枚目”は、隣、3枚目には道化・ひょうきん役者がきたので。バレエの世界で
、二枚目と聞いて浮かぶお顔はどなたでしょう。‘貴公子'と二枚目はまたちょっと違いますよね…。うーん。
ピルエット(仏/Pirouette)
バレエの回転技でも基本中の基本。つま先で立った脚を軸として、移動せず独楽のよう
に回転する技法で、ピルエット・アン・デ・オール(左脚軸の場合、右周り)とアン・
デ・ダン(左脚軸で左周り)がある。バーから離れてセンターのレッスンでいよいよ回
ってみる! 顔は残して。一点を凝視して。腕をきちんと支えられてるかしら。片足立
ちになったらとにかく、上下に引っ張り合うベクトルを意識しないと上手く回れないん
ですよね。目の前で悠々と7回転されてしまうと、思わず拍手をせずにはいられません
。「回る」行為はどうしてこう、人を興奮させるんでしょう。「舞台で2回転するため
は、稽古場では3回転回れないと」なんて言われて、頑張ってレッスンされてる方も多
いのでは? 私は「そんなの無理だよ、先生…」としょぼくれちゃいましたけど(笑)。
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