ピラーティスというエクササイズが人気を集めている。初めはニューヨークでダンサー
たちが注目し、しだいに普通の人たちにも普及していった。今回は、そのピラーティスの
エクササイズを行うための本を紹介する。
ピラーティスは、ドイツ生れのジョウゼフ・ピラーティスによって考案された、エク
ササイズ・システムである。子供の頃に身体の弱かったピラーティスが、運動によって虚
弱な体質を改善しようとしてこのエクササイズを開発した。
ダンスのノーティションを編み出したことで知られるルドルフ・ラバンは、彼の指
導法にピラーティスを取り入れた。また、ピラーティスがニューヨークにスタジオ開設す
ると、マーサ・グラハムやジョージ・バランシンも関心を示した、という。
ピラーティスは「頭を使うエクササイズ」と言われている。自分の身体を良く知り、
集中力をもってひとつひとつの筋肉を正確に動かすことにより、しなやかな身体をつく
る。また、ピラーティスは肉体だけでなく、心も強くする。心と身体を調和させるピラー
ティスは、美しく健康でしなやかな身体と穏やかな心を目指している。ピラーティスは姿勢
と呼吸法を重んじ、身体の主要な筋肉を伸びやかに強くする非有酸素運動である。
ピラーティスはどこででも簡単にできる。たとえば『暮らしの中のピラーティス』は
、歯をみがきながら、朝食を食べながら、通勤電車の中で、コンピュータの前で、自宅で
リラックスするために、という風に、場所や時間を問わずに行えるエクササイズを紹介し
ている。
ピラーティスは、どこでも手軽にできて、複雑な日常生活から生まれるストレスを解
消しながら、健康な身体をつくれるので注目されているのである。
(荒部 好) |
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「暮らしの中のピラーティス」

「ピラーティスをベースとした
強くしなやかな身体をつくる本」

「ピラーティス」
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