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三光 洋 
[2013.05.16]

シャトレ歌劇場でバンジャマン・ミルピエが記者会見

L.A.Danse Projectとこれからのパリでの活動について多いに語る

130516_02.jpg バンジャマン・ミルピエ

5月15日パリのシャトレ歌劇場のグラン・ホワイエで、バンジャマン・ミルピエが今月23日から始まるL.A.Danse Projectについての記者会見を開いた。
ジャン・リュック・ショプラン・シャトレ歌劇場総監督は「バンジャマンはニュー・ヨークでダンサー、また振付家として見た。大胆で新しいプロジェクトを持ち、開かれた精神を持った人で、話をしてすぐに意気投合した。二人とも現代音楽と造形芸術を愛好していて、さまざまな芸術の間の垣根を取り払いたいという共通の希望を抱いている。1990年代にウイリアム・フォーサイスがシャトレ歌劇場のレジデントだったのと同じように、これからはバンジャマンがダンスのレジデントとなる」と語り、L.A.Danse Projectがシャトレ歌劇場で継続的に行われることを明言した。同氏は「バンジャマンのパリ・オペラ座バレエ団次期芸術監督は最良の選択で、心から祝福したい」とミルピエのパリでの活動への全面的な支援を表明した。
記者会見は一時間半にわたり、ミルピエからのプロジェクトについての紹介に続いて、パリのバレエ評論家、ジャーナリストからの多くの質問があった。
これに対してミルピエは「二年前から計画してきたプロジェクトで、オペラ座バレエ監督就任後も大事にしていきたい大事な企画です。一方、オペラ座ではコレグラファーのためのアカデミーを創設し、閉鎖的な古いバレエの垣根を越えて、現代美術や音楽、ヴィジュアルアートに対して開かれた新しい地平を切り開く『革命』を起こしたい」と抱負を披瀝した。
パリ・オペラ座バレエ団芸術監督への就任よりも早く、パリでのミルピエの活動が今月から本格的にスタートすることになる。フランス人のバレエ評論家はそろってミルピエへの期待を表明していた。
 

130516_01.jpg 左はジャン・リュック・ショプラン・シャトレ歌劇場総監督