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関口 紘一 
[2012.05.23]

パリ・オペラ座ガルニエ宮で東京バレエ団が『ザ・カブキ』を上演!

東京バレエ団が5月18日より22日まで、パリ・オペラ座ガルニエ宮で『ザ・カブキ』を上演し絶賛を博した、という情報が入った。
東京バレエ団は1993年にもベジャールの『M』をパリ・オペラ座で上演しているが、86年に『ザ・カブキ』をパリ・オペラ座初演している。そして今回は、じつに26年ぶりの再演となった。私は86年の初演はオペラ座で観たが、当時は改装前。大階段などはもちろんは変わってはいないが、バレエグッズのシップ回りなどはずっと小さかったように記憶している。
そして、初演では開演が少し遅れて、私たちもちょっとヤキモキしたが、幕が開くと舞台は快調でパリの観客を惹き付けた。クロード・ベッシー前バレエ学校校長やミシェル・ガスカールが四十七士の討ち入りシーンの群舞などに大いに感動していたこと、カーテンコールで大喝采を浴びせられて満足そうな表情を浮かべていた団員たちの様子、閉幕後の舞台上で、佐々木忠次代表がディアギレフ賞を授与されたことなどが、まるで昨日のことのように思い出された。

今回は初日が由良之助を高岸直樹、顔世御前を上野水香が踊った。高岸は25年間にわたり66回もこの役を踊り続けてきたが、このパリ公演が由良之助=高岸直樹の踊り納めとなるそうだ。この後、東京バレエ団は25日に帰国の予定。
*『ザ・カブキ』パリ・オペラ座ガルニエ宮上演のレポートは、6月11日更新号掲載します。

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120518tb02.jpg Photos : :Sébastien Mathé