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関口 紘一 
[2017.09.19]

勅使川原三郎がパリ・オペラ座バレエに振付ける新作に出演するダンサーが決まった!

新作『月に吠える』(萩原朔太郎『月に吠える』刊行100年記念)を東京芸術劇場で上演し、その初日、8月24日の終演後の舞台でフランス芸術文化勲章オフィシエの叙勲を受けた勅使川原三郎。現在は、3度目となるパリ・オペラ座バレエに振付ける新作のためにパリへ。
今回の新作 ”Grand miroir(大鏡)”は、フィンランドの作曲家、指揮者のエサ=ペッカ・サロネンの”Violin Concerto”に勅使川原三郎が振付ける。ヴァイオリン演奏は諏訪内晶子、サロネン自身の指揮により10月25日にガルニエ宮で世界初演される。

エトワール4名を含む全部で13名の出演ダンサーが発表された。
エトワールはエミリー・コゼット、ミリアム・ウルド=ブラーム、マチュー・ガニオ、ジェルマン・ルーヴェ、他にカロリーヌ・バンス、エロイーズ・ブルドン、リディ・ヴァリシェス、ジュリエット・イレール、アメリー・ジョアニデス、アルチュス・ラヴォー、グレゴリー・ガイヤール、アントニオ・コンフォルティ、ジュリアン・ギエマールとなっている。今回の新作について勅使川原三郎が下記の動画の中で語っている。
https://www.youtube.com/watch?v=Yri_6eTsO04

この新作では勅使川原三郎は振付、装置、衣装、照明も手がけている。
『月に吠える』では、月の輪郭を表すような月の光を発するロープを自在に使い、直進する光と重力のまま不規則に垂れ下がるロープのコントラストにより、不思議な月光の空間を作った。光と影によって、存在の神秘を描く天才的建築家ともいうべき勅使川原三郎は、ガルニエの舞台にどのような空間を作るのか。4人のエトワールを含むえり抜きのパリ・オペラ座のダンサーたちは、どのような身体性を表すのか、興味は尽きない。

17096E3A6113.jpg 「月に吠える」photo/Mariko Miura