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三光 洋 
[2015.09.22]

シルヴィ・ギエムさよなら公演で、シャンゼリゼ歌劇場のトランサンダンス第2シーズンが開幕!

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9月17日20時からシャンゼリゼ歌劇場でトランサンダンスの第2シーズンの開幕を告げるシルヴィ・ギエムのさよなら公演「Life in progress」が行われた。
20日までの4公演はもちろん完売で、ロビーには人があふれていた。元オペラ座エトワールのアニエス・ルテステュ、ドミニック・メイエ(ウイーン国立歌劇場総監督)、民放TF1の人気キャスターだったクレール・シャザルといった有名人も公演に駆け付けた。

プログラムは前半がアクラム・カーン振付の『テクネー』(シルヴィ・ギエムのソロ)、続いてフォーサイス・カンパニーのブリゲル・ギョーカとリレー・ワッツという男性二人によるウイリアム・フォーサイス振付の『DUO2015』、それからルーセル・マリファント振付の『Hear & After』をギレムとミラノ・スカラ座バレエ団のエマヌエラ・モンタナーリの女性二人が踊った。休憩後はマッツ・エック振付『Bye』をピアノ界の奇才イーヴォ・ポゴレヴィッチ演奏によるベートーヴェンの「ピアノソナタ第32番作品111のアリエッタ」にのって、ギエムが踊って幕となった。

1509Guillem808.jpg Photo/Bill Cooper 1509Guillem903.jpg Photo/Bill Cooper

この4作品の中では長年ギエムと踊ったマリファントが「女性のデュオによって振付のヴォキャブラリーを探索することで、シルヴィといっしょに自分が作った過去の作品とその経験とを引き出そうとした」と語っている『Hear & After』 と、ヴィデオ映像とギエムの身体とを巧みに重ねたマッツ・エックの『Bye』が印象に残った。ギエムの自在に動く鍛え抜かれた身体は、ダンサーとして活動した39年間の長い年月を経た今も健在で、まったくかげりは感じられなかった。終演後はスタンディングの観客から長い熱い拍手が送られていた。

1509Guillem28.jpg Photo/Bill Cooper
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