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関口 紘一 
[2015.07. 1]

マニュエル・ルグリとウィーン国立バレエ団の沖縄限定公演が間もなく開幕

伝説のダンサーとして、振付家として歴史に名を残すルドルフ・ヌレエフに見出され、弱冠22歳でエトワールに昇格し、23年間にわたって世界のトップダンサーの地位で活躍し通したマニュエル・ルグリ。永遠のエトワールとも尊称されるそのルグリが芸術監督として率い、日本人ダンサー橋本清香、木本全優などが活躍するウィーン国立バレエ団が、沖縄限定で行うプレミアム公演が間もなく幕を開ける。

1507okinawa_01.jpg 「こうもり」マニュエル・ルグリ

舞台はガラ・コンサート形式で名作の抜粋が次々と踊られる。なかでもまず、特筆すべきはルグリがローラン・プティの『こうもり』のパ・ド・ドゥを踊ること。これはヨハン・シュトラウス II 世作曲の同名のオペレッタを、プティが洒脱なセンスで振付けたもの。関係が冷えた夫婦が妻とその友人の計略により、平穏な生活を取り戻す、という物語だが、ウィンナー・ワルツやフレンチカンカン、ポルカなどが華やかに踊られるルグリのお気に入りの作品である。
そのほかには、イリ・ブベニチェクが振付、双子の兄が作曲に加わった『ル・スフル・ドゥ・レスプリ---魂の溜息』。2013年に東京でも披露された美しく情感溢れる作品で、木本全優も踊る。さらにバレエ・ピアリッツの芸術監督ティリー.マランダン振付の『モーツァルト・ア・ドゥ』。この作品では橋本清香と木本全優もペアで踊る。橋本は『海賊』のパ・ド・ドゥも踊る。そのほかには、ヌレエフ版『白鳥の湖』、ボリス・エイフマン振付『アンナ・カレーニナ』、ルグリ自身が振付けた『ドニゼッティのパ・ド・ドゥ』、モーリス・ベジャール振付の『アレポ』、英国出身のデイヴィッド・ドーソン振付の『オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト』、ダニール・シムキンの父ベン・ファン・コーウェンバルクが振付けた軽妙なダンス『レ・ブルジョワ』、そしてジョージ・バランシン振付の軽快なテクニックが見応えある『アレグロ・ブリランテ』という変化に富んだプログラムが予定さている。
ウィーン国立バレエ団のダンサーは前述の日本人二人に加えて、ファースト・ソリストのオルガ・エシナ、キリル・クルラーエフ、デニス・チェリェヴィチコ、ケテヴァン・パパヴァほかが参加する。
パリ・オペラ座バレエ団のエトワールとして長年培ったマニュエル・ルグリの深く優しいバレエのセンスが輝く、素敵なプログラムが組まれた公演が間もなく明るい太陽が輝く沖縄で幕が開く。

1507okinawa_06.jpg 橋本清香、木本全優 1507okinawa_07.jpg Allegro Brillante
1507okinawa_03.jpg 「エチュード」デニス・チェリエヴィチコ 1507okinawa_04.jpg 「Windspiele」キリル・クルラーエフ
1507okinawa_05.jpg 1507okinawa_09.jpg 「オネーギン」

マニュエル・ルグリとウィーン国立バレエ団ダンサー
沖縄限定プレミアム公演

●7/3(金)・4(土)
●那覇市民会館 大ホール

▼詳細はこちら
http://www.chacott-jp.com/magazine/information/stageinfo1/post-19.html