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[2005.07. 5]

いよいよ幕を開けた「エトワール・ガラ」から

  パリ・オペラ座の若手ダンサーを中心とする「エトワール・ガラ」が幕を開けた。この公演は、オペラ座のマリ=アニエス・ジロ、レティシア・プジョルのエト ワール、エレオノラ・アバニャートのプルミエールダンスーズ、バンジャマン・ペッシュ、ジェレミー・ベランガール、エルヴェ・モローのプルミエール・ダン スールに、ミュンヘン・バレエ団のラシア・ラカッラ、ハンブルク・バレエ団のイリ・ブベニチェク他が一堂に会して、非常に清新なプログラムを組んだガラ・ コンサートである。

ゲネ・プロが始まって、今日の日本の舞台で観ることのできなかった、フランスやドイツの若手ダンサーたちの<現在の美の感覚>を表現する舞台が、つぎつ ぎとベールを脱ぐ。バランシン、キリアン、ノイマイヤー、フォーサイスといった既に名を成した振付家たちの作品は、もちろん素晴らしいのだけれど、ベラン ガール、マルティネス、ブベニチェクといった現役バリバリのダンサーたちの振付が非常に興味深い。

どうも、いわゆるオーソドックスなバレエの美しさとは、一味も二味もあるいは三味くらいも異なったかなりユニークな舞台を創ろう、と試みているらしい。 現役のダンサーには、いわゆるプロの振付家とはまた違った、どちらかというと観客の気持ちに直接うったえかけるような作品が多いようにも思う。

また、恐らく日本ではあまり紹介されていないと思われる、マウロ・ビゴンゼッティのショスタコーヴィチの曲を使った、イタリア色というか地中海の香りのする振付もなんかとっても旨そう。これはアバニャートとベランガールが踊る。
とりあえず、「エトワール・ガラ」の第1報をゲネプロの写真と共にお届けする。
「シルヴィア」
シルヴィア・アッツォーニ
エルヴェ・モロー
「ルビー」
エレオノラ・アバニャート
バンジャマン・ペッシュ
(関口紘一)