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関口 紘一 
[2012.01.22]

第40回を迎えたローザンヌ国際バレエコンクールを祝うガラ公演に、多くの日本人バレエダンサーが出演する

バレエダンサーの登竜門として多くの名ダンサーを育て、今日の世界のバレエの一端を支えてきたローザンヌ国際バレエコンクールは、今年、記念すべき40周年を迎え、1月29日から2月4日までスイス、ローザンヌのボーリュー劇場で開催される。
今回の日本人の参加者は、女性15名、男性5名となっている。健闘を祈りたい。
そしてスカラシップ発表の翌日の2月5日(日)午後5時から、40周年を記念して、このコンクールの出身者によるガラ・パフォーマンスが開催される。前途洋々のバレエダンサーたちを祝って行われるガラ・パフォーマンスには、多くの日本人バレエダンサーも出演する。そのプログラムをお知らせしよう。

モーリス・ベジャールがバッハの曲に振付けた『ソナタNo.5』を踊るのは、ロイヤル・フランダース・バレエ団プリンシパル、齋藤亜紀(91年受賞)とヴィム・ヴァンレッセン(93年受賞)のペア。エッセンのアルト・シアターでディレクターを務めるなど振付家としても活躍しているBen Van Cauwenbergh(76年受賞)振付の『Les Bourgeois』は、ベルリン・バレエ団のソリスト、Dinu Tamazlacaru(02年受賞)と振付家自身が踊る。
英国ロイヤル・バレエ団の日本人ペア崔由姫(02年受賞)と平野亮一(01年受賞)は、フレデリック・アシュトン振付、マスネ音楽の『タイス』。やはり英国ロイヤル・バレエ団のファーストソリスト、小林ひかるとプリンシパルのフェデリコ・ボネリ(96年受賞)は『眠れる森の美女』第3幕のパ・ド・ドゥ、ハンブルク・バレエ団プリンシパル、オットー・ブベニチェク(92年受賞)とドレスデン・バレエ団プリンシパルのイリ・ブベニチェク(92年受賞)の双児の兄弟は、イリ振付の『Canon en ré majeur』。パリ・オペラ座バレエ団エトワールのレティシア・プジョル(92年受賞)とプルミエル・ダンスールのフロリアン・マニュネは、アンジェラン・プレルジョカージュ振付の『ル・パルク』のデュオ。
東京バレエ団プリンシパルの上野水香(93年受賞)とベルリン国立バレエ団プリンシパルのドミトリー・セミオノフは、『海賊』のパ・ド・ドゥ。モンテカルロ・バレエ団プリンシパルのベルニス・コッピエテルス(88年受賞)とソリストのアジェル・ウルガゲルカ(03年受賞)は、ジャン=クリストフ・マイヨー振付の『アルトロ・カント』。チェリー・マランダインが新たに振付ける『La Fille au Roi Louis』は、ビアリッツ・バレエ団のナタリー・ヴェルスペシュト(94年受賞)とジュゼッペ・シャヴァロが踊る。ドレスデン・バレエ団のプリンシパル同士、竹島由美子とイリ・ブベニチェクはディヴィッド・ダウソン(91年受賞)振付『On the Nature of Daylight』。ベルリン国立バレエ団プリンシパルのポリーナ・セミオノワとシュツットガルト・バレエ団プリンシパルのフリーデマン・フォーゲル(97年受賞)はジョン・クランコ振付『ロメオとジュリエット』のパ・ド・ドゥ。
英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル、リャーン・ベンジャミン(81年受賞)とソリストのトム・ホワイトヘッドは、アラスティア・マリオット振付『Sensorium』。オランダ国立バレエ団プリンシパルのペア、アンナ・ツィガンコワ(95年受賞)とマシュー・コールディング(02年受賞)。というガラ公演のプログラムが組まれている。
毎年、この時期恒例の若いバレエダンサーたちの競い合いから、新しいスターダンサーや優れた振付家が生まれる。これからもその晴れがましい門出を励まし、行く末をみつめていきたいものだ。

なお、今回のコンクールの模様は以下のアドレスで、2月4日午後3時(現地時間)ライヴストリーム放送が開始される予定。日本語のコメンテーターは上野水香が担当する。
www.prixdelausanne-live.com

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