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三光 洋 
[2014.06.24]

☆パリ国立オペラ座で「スウェーデン・バレエ 1920年~1925年」特別展開催☆

東京・国立新美術館では「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」が開催中(9月1日まで)だが、ガルニエ宮にあるパリ・オペラ座図書館で「スウェーデン・バレエ 1920年〜1925年」特別展が9月28日まで開催れている。

1406Ballets_suedois_03.jpg ジャン・ベーリン
(C) BnF, Bibliotheque-musee de l'Opera

1920年にパリでロルフ・ド・マレによって創設されたスウェーデン・バレエ団(バレエ・スエドワ)は、バレエ・リュスに対抗するように前衛的な作品を上演して話題を呼んだ。ジャン・コクトー、詩人ポール・クローデル、劇作家のピランデルロといった、当時の最先端の作家が筋書きを書き、ラヴェル、オネゲル、ミヨー、サティー、オーリックが音楽を作り、装置・衣装はフェルナン・レジェ、ピカビア、キリコ、ボナールが手がけた。こうして、スウェーデン・バレエ団は1920年から25年の期間、ディアギレフのバレエ・リュスのライヴァルとして、ハプニングやパーフォーマンスの先駆けとなる作品を発表した。

展覧会では同バレエ団の振付家だったジャン・ベーリン(1893・1930)に再度、光を当てている。ベーリンはミハイル・フォーキンの最愛の弟子で、クラシック・バレエを起点に、より自由で実験的な振付を行った。絵画、映画、フォークロア、民謡とダンサーとを結びつけた。装置の模型、バレエ公演の写真、公演ポスターによって20世紀バレエに新たな地平を切り開いた、スウェーデン・バレエ団の実像を知ることができる。
スウェーデン・バレエ団の成果はエトワールだったカリナ・アリがパリオペラ座に入団して引き継がれ、1979年にモーゼス・ペンデルトンによって『Relâche』が再演されている。

毎日10時から17時まで(7月16日から9月1日までは18時まで)9月28日まで開催。
入場料はガルニエ宮見学料金に含まれる。

1406Ballets_suedois_01.jpg 1406Ballets_suedois_02.jpg 撮影/Isabey
1406Ballets_suedois_04.jpg 1406Ballets_suedois_05.jpg
1406Ballets_suedois_07.jpg バレエ「Relache」の舞台から1924年 撮影/Isabey<br />
(C) BnF, Bibliotheque-musee de l'Opera 1406Ballets_suedois_08.jpg 撮影/Isabey
1406Ballets_suedois_06.jpg 撮影/Isabey 1406Ballets_suedois_09.jpg 1406Ballets_suedois_10.jpg
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