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関口 紘一 
[2016.05.24]

西島数博が演出・振付、西島のイザナキ、真矢ミキのイザナミが主演する
Super神話音楽劇「ドラマティック古事記」制作発表会見

脚本家、劇作家の市川森一がライフワークとしていた「楽劇古事記」が、2013年に『ドラマティック古事記』として神話の国、宮崎で上演された。これは古事記編纂1300に当たる2012年に、「楽劇古事記」を舞台化しようと奔走したが叶わず、逝去してしまった市川の想いを実現しようとして、彼の実妹の市川愉実子(台本)や妻の柴田美保子(語り部役)が中心となって誕生したもの。UMK テレビ宮崎、市川本古事記製作委員会が主催し、これまでに既に、宮崎3回、京都、福岡などで上演されてきた。
今回、宮崎出身の西島数博の芸術監督・演出・振付により、イザナミ役に真矢ミキを迎えて、東京、新国立劇場 オペラパレスで上演されることになり、制作発表記者会見が千代田放送会館で行われた。
登壇者は西島数博、真矢ミキ、坂元健児、河野鉄平、川越塔子、浅野瑞穂、柴田美保子、マーク・エステル、坂本和彦。

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なんといっても一番の話題は、西島数博と真矢ミキの夫婦初共演だった。
西島は「3歳から宮崎でクラシック・バレエを習ってきましたが、今回は宮崎を舞台とした日本の物語を手掛けることができて、本当にうれしいです」と、いささか興奮気味。劇中でもその西島イザナキと夫婦役のイザナミを演じる特別出演の真矢ミキは、「私は2013年に妻として宮崎に来ました。宮崎のパフォーマンスを見るのがとても楽しかったです。私は小学校2、3年は福岡で育ち、学芸会で大国主命を演じたこともあります」と懐かしそうにまた、宮崎への想いも込めて話した。
また、スサノオ役は宮崎出身の坂元健児、歌神役も宮崎出身の川越塔子が出演する。

そのほか、東儀秀樹(アメノミナカヌシ)、宝田明(ヨモツカミ)、錦織健(現代の青年)、舘形比呂一(アマテラス)が出演。ダンサーは、逸見智彦(時を司る神)、厚木三杏(涙の神 ナキサハメ)、志賀育恵(水の神 ハヤアキツヒメノカミ)、橋本直樹(火の神 ヒノカグツチノカミ)、三木雄馬(海の神 オオワダツミノカミ)、高比良洋(木の神 ククノチノカミ)、佐藤麻利香(風の神 シナツヒコノカミ)、前原寛子(野の神 ノツチノカミ)、風間無限(船の神 アメノトリフネノカミ)、茂木恵一郎(黄泉の亡者)が出演する。神話絵画として作品のイメージ画を描くのは、ヨーロッパの名門貴族出身のマークエステル。音楽監督・指揮はベルリンフィルハーモニー管弦楽団などで研鑽を積み、日本オペラ協会会員指揮者として、広く内外で活躍している坂本和彦。
「古事記」を知らずして日本のことは語れない、と常々語っていた市川森一は、
「・・・・これからの「日本」は何処へ行こうとしているのでしょうか。これらの問いの答えを求めて、私たちはいま一度、かの日の国造りの情熱に燃えた万葉人たちに習って、「古事記」の旅に出てみたいのです。日本人のルーツを探る壮大な旅、悠久の彼方へ!」というメッセージを残している。

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ドラマティック古事記
●原 作:市川森一
●神話絵画:マークエステル
●芸術監督・演出:振付:西島数博
●音楽監督・指揮:坂本和彦

●日 時:2016年9月3日(土)16:00開演
●会 場:新国立劇場 オペラパレス
●出 演:
西島数博 真矢ミキ(特別出演)
東儀秀樹(オープニングキャスト) 宝田明(ゲスト) 錦織健(フィナーレゲスト)
柴田美保子