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[2014.08.26]

振付、キャストが豪華なダンスミュージカル『ifi』(イフアイ)制作発表

今年100周年を迎えた宝塚歌劇団を5月に卒業したばかりの元花組トップスター 蘭寿とむ、退団後初の舞台となるダンスミュージカル『ifi(イフアイ)』の制作発表が東京・赤坂BLITZで行われた。

演出の小林香は「“If I” “もし、あのとき私が別の扉を開けていたら、違う選択をしていたら”と、思うことが生きていたら色々とあると思います。この舞台は、そのもう一つの扉を開けた時の人生を、ダンスで表現している舞台です。
世界の一流のダンサー陣、それぞれの畑で闘ってきて一流となった方々が、一つのストーリーを物語るために一つになる。これがこの作品の見所だと思っております。それぞれのパフォーマーの方がそれぞれに個性を発揮する舞台はたくさんありますが、その個性を発揮していただきつつも、一つになって物語を語る舞台を、今回チャレンジして作ろうと思っております」と、見所を語った。

1408ifi01.jpg 蘭寿とむ

女優としてのスタートとなる蘭寿とむは「(宝塚)退団後初のステージで、こんなにも豪華なキャストの皆さん、そして小林香さんの描くオリジナルのダンスミュージカルの中で挑戦できること、この場をいただけたことを本当に幸せに感じております。音楽も、本当に美しい楽曲がちりばめられております。そして今回はプロジェクションマッピングや、映像なども新しい舞台が繰りひろげられるので、私自身もすごく楽しみ。そしてなんと言っても世界的なダンサーの皆さんと一緒に、今お稽古をしていて毎日が本当に刺激的で、自分自身経験したことのない感覚を味わっています。
私は女優としてのスタートですが、まずは鏡を見て自分で慣れる。そして、ファンの皆さまにも見慣れていただいて、そこから作品の世界にどっぷり入っていただけたらな、と思っています。
(宝塚を)やめてすぐは自分の女優としてのビジョンが実は浮かばなかったのですが、この作品でユーリという役に出会って、もっとこうしていきたいと意欲がわいてきたり、進んでいきたい道が見えてきて、もしこの作品に出会わなかったらこの先の私は全然違っていたと思えるくらいの手応えを感じています」と心境を語った。

続いて、登壇したキャストの面々もそれぞれ意気込みを語った。
パク・ジョンミン「韓国でも日本でも久しぶりのミュージカルなので、今はすごくどきどきしているし、緊張感もあるし、色んな気持ちで複雑ですが、この作品に出会って幸せだと思います。こんなに立派な方達と共演させていただき、ありがとうございます」
ジュリアン「今回は日本で三回目のミュージカルですが、こんなスーパースター達の中でやらせてもらえて光栄です。小林さんが作った『ifi』の世界を、歌と芝居で伝えられたらと思っていますので、がんばります」
黒川拓哉「僕自身、今回ミュージカル初挑戦と言うことで、芝居とか台詞とか、初めてのことですけれども、毎日の稽古が新しいことばかりで今とても充実しています」
ケント・モリ「100周年の退団公演で初めて宝塚歌劇に携わり、蘭寿さんに出会って大ファンになり、宝塚のファンになりました。だけど宝塚は女性だけの舞台なので、自分が同じステージに立つなんて想像もしなかったんです。それがこの話をいただいて、蘭寿さんが出るステージだと聞いて、一つ返事でやらせていただくことになりました。
キャストの方は本当に多国籍でスタイルもそれぞれ違うので、異種格闘技というか。同じダンス界でもなかなかコンテンポラリーの人たちとかは一緒にならないので、リハーサルでは僕自身も刺激的です。
僕が担当する振付の部分もあれば、全然違うスタイルの人たちのところもあるので、お互いのコミュニケーションが、地球規模というと大げさですが、でも大げさじゃないくらい、色んな物が混じり合って新たな物をつくりだしているので、ぜひ皆さん見にきて盛り上がってください」

1408ifi03.jpgパク・ジョンミン、蘭寿、ケント・モリ

今回のテーマ「ifi」にちなんで、もし今の人生じゃなかったらどんな人生を送りたいですか、という質問に対して、蘭寿は「いまがもう、大満足なんです」と、女優スタートの充実ぶりを垣間見せ、ケントは「僕は宝塚で一緒にやったので、男役の蘭寿さんを見ているじゃないですか。もうね、格好良すぎて、生まれ変わったら蘭寿さんになりたいです」と、会場の笑いを誘いつつも「でも今は女優蘭寿とむとして、めちゃくちゃ素敵なんですよね。スイッチをパチっと変えた位、男役の蘭寿さんじゃなくて、素敵な女性ですごいです。本当に楽しみにしてください、女・蘭寿とむヤバイです!」と絶賛した。

この公演はAバージョン、Bバージョン、2種類の結末が用意されており、振付は蘭寿と同じく宝塚花組の男役トップを過去につとめたANJU、地球ゴージャスや宝塚歌劇の振付も手がけるSHUN、ウェスト・エンドで活躍中のTim Jackson、ジャクソン国際バレエコンクール1998年金メダリストのエイドリアン・カンターナ、そしてケント・モリ。
キャストはほかに、H・アール・カオス主宰の白河直子やシルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとして初出演して話題となった辻本知彦、そして15歳でヴァルナ国際バレエ・コンクール金メダル、ジャクソン国際コンクールのシニア部門(19〜26歳対象)の金メダルを16歳で受賞した天才ダンサー、BAD BOYS OF DANCEのラスタ・トーマスらがおり、制作発表ではバレエやコンテンポラリーほか、さまざまなジャンルの稽古の様子がVTRで流された。

1408ifi02.jpgパク・ジョンミン 1408ifi04.jpg蘭寿とむ
1408ifi05.jpgジュリアン、黒川拓哉、蘭寿とむ、ケント・モリ、パク・ジョンミン

オリジナル・ダンスミュージカル『ifi(イフアイ)』

出 演:蘭寿とむ
パク・ジョンミン ラスタ・トーマス
<Aバージョンのみ>ジュリアン
<Bバージョンのみ>黒川拓哉[LE VELVETS]
白河直子[H・アール・カオス]、辻本知彦、ストーリーボードP
ケント・モリ ほか
作・演出:小林 香
音 楽:スコット・アラン、扇谷研人
振 付:ANJU、SHUN、TIM JACKSON、エイドリアン・カンターナ、ケント・モリ

東京公演
2014年9月5日(金)〜9月21日(日)
青山劇場

大阪公演
2014年9月26日(金)〜9月28日(日)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

オフィシャルHP http://ranjyu-ifi.com/